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【 アニメ 】 記事一覧

ケンガンアシュラ | Netflix

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『ケンガンアシュラ』




今回はアニメ「ケンガンアシュラ」です。

原作が「サンドロビッチ・ヤバ子」さん。
作画が「だろめおん」さんです。

2012年4月18日から『裏サンデー』(小学館)で連載。
2014年12月より小学館のコミックアプリ『マンガワン』でも連載開始。

アニメは「Netflix」にて全世界独占配信されています。



あらすじ──。

企業・商人たちが巨額の利益を賭け、雇った闘技者によって素手による格闘仕合を行い、勝った方が全てを得るという「拳願仕合」。商人たちの争いを収める手段として、江戸中期に発祥したと言われているそれは現代にまで継承されている。

そして今、己の最強を証明せんとする謎の闘技者・十鬼蛇王馬が拳願仕合の舞台に足を踏み入れようとしていた。その内に野望を秘めたる乃木グループ会長・乃木英樹と王馬が出会った時、拳願仕合に大きな渦が巻き起こる。



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◆迷走考察。




この「ケンガンアシュラ」は名前は知っていましたが、
みたことがありませんでした。

「グラップラー刃牙」の漫画はある程度知っていますが
この「ケンガンアシュラ」はアニメで初めて見ます。
ご覧になったとおり、「格闘漫画」が原作です。

我々が子供の頃は柔道漫画やレスリング漫画は存在しましたが、
今のようにストリートファイトを含めた格闘漫画というものは存在
しませんでした。

また、特別このアニメにも思い入れがないのであまり詳しく解説する
ところがありません。


……ここからはアニメ作品から話が大きく脱線しますので興味のない方
はスルーしてください。長くなってしまいました……。




注目しているのはこのアニメがテレビアニメではなく「Netflix」に
よって全世界独占配信されたことです。
「ULTRAMANN」といい、今回の作品といい見たい作品を見たい人たちへと
配信するネット配信がとても素晴らしく感じています。

インターネット配信作品は「仮面ライダーアマゾンズ」や「スタートレック・
ディスカバリー」といった実写特撮作品も含めて、まさに我々が求めていた
作品を届けてくれています。
テレビとは違った作品群が何よりも良い。

ほしい作品をほしい人々へと届けるメディアは我々が学生の頃から良く
話に上っていたものです。
インターネットも最近やっと、「ほしいものをほしい人へ」が一般化して
来たという感じがして随分と時間を必要としたものだと感心しています。

「ウーバーイーツ」がとてもわかりやすいですね。

最近は外出していると「ウーバーイーツ」の配達員を見かけない日がない
ほど頻繁に見ます。
スマホにアプリをダウンロードするだけで、お店と注文者、そして配達の
アルバイトを簡単に繋げるサービスです。

こういうシステムとも呼べるサービスは単にインフラとしてのインターネット
の存在だけではなく、「スマートフォン」という個人が持ち歩けるモバイル端末
の存在が非常に大きい。
動画でさえスマホで視聴が普通になっているようです。

システムやサービスの必要性よりも、ディバイスの存在が大きいとあらため
て感じています。

我々が学生だった頃はこれらがなくて、「コンビニ」すらない時代でしたが
テクノロジーの進歩についてSF好きの友達とよく話し合っていました。

正直、あまりに遅すぎる進歩で、インターネットの前に「キャプテンシステム」
と言うものがあって、テクノロジーは進歩や普及の前に誰が独占するかという
経済などの人間側の都合が最優先されてきました。

学生だった自分たちは科学の進歩の前にこの人間たちのくだらない経済覇権の
争いにまでは考えが及んでいませんでした。

「手塚治虫」先生も「アーサーCクラーク」もともに科学の進歩にバラ色の夢と
未来を思い描いていた方たちでしたが、この人間側のドロドロした覇権争いなど
の都合は考えに入れていなかったのでしょう。


インターネットが普及していったとき、反射的にこれからは「ほしいものを
ほしい人へ」、つまり点と点をつなぐようなサービスが一般化してくるだろう
と考えていました。
学生だった頃話していたことがやっと実現していくのかと思っていました。

ですがまず始まったのは、「Amazon」や「楽天」、「Yahoo!」や「Google」
といった巨大企業の覇権争いでした。
まずこれらが収まってからでないと、本当の意味で人々に便利なインフラとは
ならなかったのです。
つまり新たな既得権益層を作り出したに過ぎないともいえます。

古いメディアである、テレビメディアといった巨大ではありますが、既得権益
に守られた存在は「ほしいものをほしい人へ」といった関係ではなく、非常に
一方的な押しつけだけで成り立っていました。

今思えば我々が子供だった頃のあの、今でも燻る怒りはこの押しつけにあった
と思えますし、漫画を愛してやまなかったのも押しつけではなかったからです。


実は最近、この対立関係をはっきりと意識することがあって、それが少し前に
あった選挙の報道です。
「NHKから国民を守る党」というのがあって、個人的にこれを非常に推していました。

あまりと言うよりも殆ど政治に興味がないのですが、この「N国党」の存在
はとても貴重だと思えたからです。
ですがテレビの報道では若い人が面白半分で投票して当選したのだと報じられ
ていたようです。

党首の「立花孝志」さんの「Twitter」などをフォローしたのですが、
「NHK」の非常識きわまりない集金に対する相談が驚くほど多く寄せられて
いました。

とにかく具体的で実際の動画まで沢山撮られていて、どうすれば撃退できるか
を詳しく教えてくれるだけではなく、「N国党」が代わりに対応してくれ
るなど相談者に対して親切にサポートしてくれています。

認知症の親から契約を取ったり、家にいた小学生の子供に契約書にサイン
させるなどその手口があまりにあくどい。
これは地デジに変わるときに同じようなことをしていたケーブルテレビ
の業者が沢山あって、実際に身近なところからもこの話を聞きました。

同じようなことを「NHK」もやっており、これで良く逮捕されないものだと
憤慨していました。
自分も実際に体験しており、それでなにか対応策をと考えていた時にこの
「立花」さんの存在を知りました。

地デジ対応しておらず、いまだにテレビは古いブラウン管テレビです。
これは撮りだめしてある特撮ドラマやアニメを見るためだけに使っていました
が、最近は「Netflix」や「Amazon動画」が素晴らしいと感じています。
テレビは映らないというのに執拗に夜遅くに押しかけてきやがる。

相談者の件数の多さとその切実さに驚きもしましたし、支援者の多さと熱量
も半端ないものでした。
だから当選したのであって、当然のことなのです。

それを「面白半分」としか認識できていないのであれば、解離が激しくマスコミ
はもはや人々の意見すらくみ取れない古い消えて行く既得権益層そのものになって
しまっています。

「立花」さんの主張は扱くもっともで明確です。
「スクランブル」放送をすれば良いだけで、それで全てが丸く収まります。
一番簡単な方法であり、かつまたこれに勝る解決方法はありません。

なのにこれをしない「NHK」を批判しているのです。
これは日本の病理というか、既得権益層の都合の良い押しつけルールです。
まさに日本の悪いところが凝縮しているような気がします。
そもそもヤクザの「所場代よこせ」の理屈がまかり取っていることが信じられ
ない。

「立花」さんというか「N国党」の足を引っ張っているのか分かりませんが、
色々と批判もあるようです。
ですがそんなものはどうでも良くて、人柄とか政策方針とかどうでも良い。
とにかく「NHK」をどうにかしてくれれば良いのです。
今までそういう存在がなかっただけです。

今回のこの「N国党」にかんする選挙ほど求めるものが明確だったものは
ないのではないかと思えます。
殆どの候補者ができもしない政策を掲げているし、毎回、どれだけ上手く
人を騙せるかが選挙の鍵のような気がしていました。

また同じような人たちが同じような嘘に毎回ダマされてそれが選挙というものだ
と学生時代から思っていました。

だいたいが候補者の人間としての品評会をしているのではなくて、自分たちの
困っている問題を政治の力で解決してほしいのですから、多少、性格に難があって
も問題解決の力があればそれで良い。
なのにくだらない足の引っ張り合いで簡単に意見が左右される有権者も自ら
自爆しているとしか思えなかったのです。

ですが「N国党」は多少の意見の食い違いがあっても、「NHKをぶっ潰して」
ほしいことで一致しているような気がします。
政治の世界での「ネットフリックス」になるのかも知れません。
「ほしいものをほしい人へ」にです。

期待大で、今後も応援していきたいと思っています。
ネットの世界もやっと我々が学生の頃に期待していたものが出てきたように
思います。

それにしてもです、どんなに素晴らしいテクノロジーが開発されても、
結局やっているのは太古の昔から人類がやっている覇権争いやその他の人間側
の問題だけで、なにも進歩していないような気がします。

そういう意味で、「手塚先生」も「Cクラーク」も間違っていたといえます。
テクノロジーの進歩は人類の問題を解決してくれるのではなくて、便利な
道具として力あるものたちに利用されているだけです。


脱線が長くなりました。
それでは次回にまたお目にかかりたいと思います。

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魔王様、リトライ!(まおうさま リトライ) | 小説投稿サイト「小説家になろう」 原作

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『魔王様、リトライ!(まおうさま リトライ)』



今回はアニメ「魔王様、リトライ!」です。

原作はライトノベルで、2016年10月10日から小説投稿サイト
「小説家になろう」にて連載開始されています。

2017年から双葉社のモンスター文庫で書籍化され、2018年にはMノベルス
(同社刊)より新装版が刊行されています。

「WEBコミックアクション(双葉社)」にて、コミカライズ作品が連載中
です。



あらすじ──。

ゲーム運営者の社会人「大野晶」は気づくと異世界の森におり、そこでは自分の作成したプレイヤーキャラクターの魔王「九内伯斗」の姿になっていた。その状況に混乱する伯斗だが、森の中で怪物に襲われていた「アク」という少女を助ける。伯斗はこの世界の情報を知るために、アクを連れて旅に出る。



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◆迷走考察。



今回の「魔王様、リトライ!」の原作はWeb投稿小説サイトである
「小説家になろう」から出版、アニメ化された作品です。

この「小説家になろう」はこのブログでは何度も登場しています。
異世界もののアニメは殆どこの「小説家になろう」から出てきている
のではないかと思えるほどです。

Web投稿サイトは本当に強いです。
他の投稿サイトも含めて、今や深夜アニメの殆どの原作がWeb投稿サイト
のライトノベルからではないかと思えるほどです。


これはこのブログでは何度も指摘していますが、昔と違ってプロデビュー
できる道が格段に広がっています。

これは公募の「受賞作」とかではない作品の強みです。
Web投稿作品が深夜アニメの原作になったような様相を呈する最大の要因です。

原作小説の技術の高さであるとか、作家の実力とかではなくて読む人が
選んでいる作品だからです。

これは他の漫画やアニメもそうなんですが、優れたものが必ずしも人気を
得られる訳ではないからです。
酷評されても読む側がその作品を求めればそれで良いのです。

日本の受賞作は殆どが──自分が知る限り──選考委員会が選んでいる作品
ばかりです。
アメリカの受賞作品などは読者が選ぶまたは視聴者が選ぶ賞が同時に存在する
のですが、なぜか日本では今までなかったんですね。

需要はあったはずなんですが、学生の頃からこれに疑問をずっともって
いました。
その盲点のようなところに、「Web投稿サイト」は見事にハマったのでは
ないかと考えています。

結局、商業作品ですから選んで購入してくれる方が全てであって、作品
の質はとにかくとして、人気という点ではこれにつきるのではないかと
思えます。

「書籍化」する「アニメ化」する側からすると凄く心強いですよね。
すでに人気がありファンがいるのですから。
「受賞作品」は優れた作品ではありますが、人気があるかどうかは
別問題です。


ただ「質」は別物です。
人気があるからといって「質」が良いわけではありません。
選ぶ人たちは決して「質」の高いものを求めていないだけです。
「人気」と「質」を一緒に考えていただけです。

この「魔王様、リトライ!」も同じです。
決して「質」の高いものには感じませんし、アニメのクオリティも
かなり低い。

なにもかもどこかで散々使い古されたような設定です。
それでも人気があるのは、読むまたは見る側がこの見飽きたような設定を
いまだに望んでいるからでもあるのでしょう。


それに日本はとにかく権威が好きです。
箔が付くととたん悦びます。

そんなものどうでも良いじゃねえかが昔の漫画文化にはあったと
思いますが、今は漫画やアニメがもてはやされてこの箔が付くことに
こだわりだしてもいる気がします。

それが「クールジャパン」でもあるとも思うのですが、日本人の「ブランド」
好きがこういうところにも現れているのかも知れません。

ただ最近はこの「ブランド嗜好」も収まってきているのかも知れません。
あまり昔のように「ブランド」の話を聞かなくなりました。
ただ女性に関してはいまだ「ブランド」嗜好は強いと感じます。
昔から「ブランド好き」はまるで神話のように強かったですから。


少し話を「Web投稿サイト」の方へと移動させますが、この「人気」と
いうポイントを考えた時、どうしても作品傾向は同じようなものになって
しまいます。

ある意味、望まれているものがはっきりと分かることでもあるのですが、
投稿する側も読む側の目線に近い人たちが投稿しているというのもあると
思います。

だから望まれている作品傾向と発信する側の作品傾向にズレが少ないのです。
これは同人では顕著にありました。

これが賞レースになってくると、下読みの段階でこの同じような作品は
すべてふるい落とされていきます。
このふるい落とされた作品が「Web投稿サイト」の人気の秘密でもあるのです。


しかし一つ、大きな欠点が想像もできないところからやってきました。
それは「京都アニメーション放火事件」です。

この「公募」の存在は知らなかったのですが、京アニは2009年から京都
アニメーション大賞というものを設けていたようです。
アニメ化や文庫化を前提に小説やシナリオを公募してきたようで、この「賞」
レースに「青葉容疑者」も応募していたようです。

「京アニ」作品は学園ものが有名です。
京都アニメーション大賞として応募してくる作品も、やはり学園ものが
多くなっていたのではないかと思えます。

学園ものにせよ異世界ものにせよ、だいたいが似たような世界観ですので
どの作品も結果として似たようなものになってくるとくると思います。
正直、広くライトノベルを眺めてみても同じような設定、同じようなキャラクター
同じようなストーリーと言うものが多くを占めています。

そうなってくると、自分の作品が、設定がパクられたという人物が出て
きてもおかしくない気がします。

これはプロの世界でも時々あることで、最近の作家さんは殆どSNSなどを
開設していますから時々盗作されたと表明する作家さんもいます。
だいたいが勘違いで終わるのですが、過去を振り返ると決してない話では
なくて、今後もそうした疑いやらはなくならないだろうと思います。

ましてや投稿サイトなどへの応募や投稿の数は桁数からして違います。
どういった人物が関わっているのか予想もできません。
ここまで悲惨なことになるとは予想できませんでしたが、ある程度の
トラブルはあるかも知れないとは思っていました。

それはSNSなどの炎上問題もありますし、2ちゃんねるのような掲示板
でさえトラブルがついて回ります。
むしろ今まで大きな問題にならなかったのが不思議であったかもしれ
ません。

ただこういう形で、もっともあってほしくない形で表出してきた気が
します。

アニメ監督であった「山本寛」さんが今回の事件のことを予言していた
ことをブログなどで公表しています。
詳しくは分かりませんが、個人的には最近のアイドルに対するファンの
襲撃事件など、その距離が近くなっていて危険であるとは以前から感じ
ていました。

地下アイドルが増えたりその距離が近くなるとこういう危険が増えるだけでは
なく、事件を起こすような人物を育てるような側面にもつながってきます。

コミケでもそうなんですが、大きな事件には発展していませんが表面に
現れていない事はいくつもありましたから。

オタク関連の人物たちはとくに逆恨みの傾向がとても強い。
そして逆恨みは、まとうな相手に対する「恨み」よりも強いのではないかと
思えることが多々あります。


「黒子のバスケ事件」もあったので、これに近いものはあるとは思って
いましたが、まさかここまで凄惨な事件がまっているとは思わなかった
ですね。

こういう事件は後を引きます。
実行にはうつされていませんが、放火を脅し言葉として使う事件が
おこっています。

それにマスコミの被害者に対する扱いがとても悪いですね。
加熱する実名報道にみるように、マスコミは弱い立場の人間の味方では
ありません。

これでは今後もこのような事件がなくなることはないでしょう。
煽っているのかと言いたくなるようなことが多いですし、良く警察は権力者
の犬などと揶揄されますが、今や「マスコミ」も同じです。

と、いうよりも既得権益層そのものでもありますから。


今回はこれで、次回にまたお目にかかりたいと思います。

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彼方のアストラ | 古くて新しいSF作品

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彼方のアストラ
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『彼方のアストラ(かなたのアストラ、ASTRA LOST IN SPACE)』




今回はアニメ「彼方のアストラ」です。

原作は漫画で、原作者は「篠原健太」さんです。

集英社のウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」にて、
2016年5月9日から2017年12月30日まで連載された作品です。

2017年、第3回「次にくるマンガ大賞」Webマンガ部門で5位を獲得。
連載終了後は、口コミなどで評判が広まり、「このマンガがすごい!2019」
オトコ編で3位、「マンガ大賞2019」で大賞を獲得しています。




ストーリー──。

西暦2063年、「大自然の中、生徒だけで5日間を過ごす」という惑星キャンプの目的地である惑星マクパで、ケアード高校の生徒たちが遭難する。5012光年の彼方からメンバー全員が協力しながら様々な苦難を乗り越え、最後には遭難事故を起こした犯人を突き止める。無事に帰還してからは、遭難事故の裏にある陰謀を暴き、メンバーそれぞれが人間的に成長を果たす。



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◆迷走考察。



今回のアニメ、「彼方のアストラ」はSF作品です。

『SFであると同時に、宇宙船という閉鎖空間の中に刺客がまぎれこん
でいる、というミステリー的な要素もあり「前作と全く毛色の違う漫画
を描こうと心に決めた」という作者の意向によって制作された』

──そうなんですが、この設定は珍しくないのですが……。


刺客という設定では、「萩尾望都」さんの「11人いる」もSFですし、
昔はよく使われた設定です。

「11人いる」の内容は──『名門校・宇宙大学の入学試験最終テスト
(最終日程の最後の科目)の会場“外部とのコンタクトが不可能な宇宙船”
を舞台に、宇宙のさまざまな国からやって来た11人の受験生が、疑心暗鬼
のなかで反目しつつ、信頼関係を築き合いながら友情や恋を培い、非常事態
を乗り越えようとするさまを描く。』

「萩尾望都」作品はSF作品が有名のですが、個人的にはまったく評価して
いない漫画家の一人です。
有名な方ではあるのですが。

もっとも我々のようにSF好きから見ると、SFと銘打っていてもパクリなのかと
思えるほど海外SF作品に近いものがあります。

SF作品の少ない少女漫画の中から現れたので評価は高いのですが、原作が
あるのかと言いたくなるようなものが多くて、SF仲間からは嫌われていた
漫画家さんです。


また宇宙船の漂流という設定も大昔の漫画にあって、あの「ゴルゴ13」
の「さいとうたかお」さんが「サイレントワールド」という作品を1960年代
に描いています。

当時、読んでいましたから。

こちらも宇宙飛行士を目指す少年たちが助け合いながら地球に戻ってこ
ようとするSF漫画でした。

また1960年代にはアニメにもなりましたが「冒険ガボテン島」というのがあって、
これは少年少女たちが未開の島に漂着して仲間で助け合って生き延びるという
ものがありました。

これらは古くは「ジュール・ヴェルヌ」の「十五少年漂流記」から発想され
ていますが、「ヴェルヌ」は「ウェルズ」と同時代人でどちらもSFの父とも
表されている作家です。
そのせいか、この設定はなぜかSFに多いですね。


こういう設定は大昔のSFではけっこうあって、懐かしくて好感を持って
見ていたのですが、調べて見ると新しい試みがしたかったそうです。

第一話を見た時、SF好きの作者が昔の王道を蘇らせようとしたのかと
思って見ていました。
それが今の時代にどう評価されるのかと興味を感じていました。

ましてや深夜アニメは子供ではなく大人が見ている訳で、それがどう
受け入れられるのかというのがありました。


どうやら勘違いだったようです。

若い方はこの手の設定を知らないのかも知れませんね。

それでも今でも海外アニメですが、「スペースバグ」という宇宙
ステーションに取り残された虫たちが故郷の地球を目指すというアニメ
作品もありました。

それにシーズン2があるはずですが、「Netflix」では実写ですが
「ロストインスペース」もありますし。
これは1960年代に日本でも放送された「宇宙家族ロビンソン」のリメイクです。


この作品、何が新しいのか分からないアニメ作品です。

個人的には今の人たちに古典的なこの設定がどこまで受け入れられのか
興味があるところだったのですが、調べて見ると世代の違いというか
別のことで驚いています。

それに日本のアニメはSFと言えばロボットばかりに偏っていて、
なにがSFなのか分からなくなっています。
日本ではスタンダードなSF作品が作られなくなったのは、ロボットアニメ
が原因であるかも知れません。

特に宇宙船が出てくる実写は海外から比べて日本はアニメがある
ので殆ど作られていません。

自分のように「怪獣」が大好きで「SF」ファンでもある人間からしたら、
アニメのおかげで特撮作品が衰退していったように感じられてしかたあり
ません。

今では特撮作品が作られないとあきらめていますので、もっと「3Dアニメ」
が進化して実写に近付いてからがSF作品にとっては本番ではないかと思って
います。


それでは次回にまたお目にかかりたいと思います。

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炎炎ノ消防隊(えんえんのしょうぼうたい) | タイミング悪いアニメ化

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炎炎ノ消防隊
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『炎炎ノ消防隊(えんえんのしょうぼうたい)』



今回はアニメ、「炎炎ノ消防隊」です。
原作は漫画で、作者は「大久保篤」さんです。

「週刊少年マガジン(講談社)」2015年43号から連載中です。




あらすじ──。


太陽暦佰九拾八年、東京皇国。この世界は、ある大災害を境に突然始まった人体発火現象「焔(ほむら)ビト」による脅威に苛まれていた。突然、自身の体から発火した者は瞬く間に全身が炎に包まれ、自我を失い命が尽きるまで周囲を焼きつくすのである。この脅威に対応して、一般市民を炎の恐怖から守り、人体発火現象の原因と解決策を究明するために特殊消防隊が組織された。

幼い頃からヒーローに憧れを抱く少年・シンラは、12年前に突然の火事によって母親と生まれたばかりの弟を亡くしてしまう。足から炎を出す事ができる「第三世代」の能力者であったシンラは、自らの体から発した炎が火事を引き起こした出火原因だとされ周囲から迫害を受ける。しかし、シンラは母親と弟と自分以外の第三者が室内にいたことを目撃しており、その人物が犯人ではないかと考えていた。

訓練校を卒業し「第8特殊消防隊」に配属されたシンラは、母親と弟のような被害者を増やさないため、また母親と弟を殺した犯人を捕まえ自らに被せられた濡れ衣を晴らすために、仲間たちと共に訓練と消防活動に奮闘する。その中で、暗躍する謎の男「ジョーカー」や焔ビトの秘密を握る組織「伝導者一派」、時に他の消防隊との戦いを繰り広げていくことになる。



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◆迷走解説。



今回の「炎炎ノ消防隊」は好感を持って見ています。

ド直球という、少年漫画らしいタイプの作品だからです。
映像的にも好きですね。

我々のような創作の世界では、「異化」というとても重要な方法が
あります。
多かれ少なかれ、日常とは違うものを作り出すのでこの「異化」は
どこかに含まれています。

それをこの作品はとてもわかりやすく構成されています。

「太陽暦佰九拾八年東京皇国」であるとか、本来は消火活動が主だった
消防隊が半ば退魔師のようなことをしています。
また、キャラクターもわかりやすい。
ビジュアル的にもです。


このブログの得意技である横道にそれるですが、主人公が緊張すると
笑っているように見えるという設定、たぶんこれは作者の方が経験したか
身近にそういう方がいるのだと思います。

実は自分も子供の頃に同じような経験をしています。

どういう顔をしてよいか分からず困って笑った記憶がありますね。
それが大人たちには気に入らなかったのだと思います。

こういう大人たちとの齟齬は、子供の頃はたえずありました。
そういう経験をしながら成長していく人は多くいるのではないかと
思います。

良い想い出ではありませんが、その頃の想い出はいまだに強く残っています。
いつも思うのは当時の大人たちの勝手な思い込みです。


小学生の時は悪ガキ、クソガキだったものですから当時の教師たちに
良く怒られていたのもあってですが、自分たちのグループとは違う連中
たちと一緒くたにされてました。

全く自分たちとは関係ないことまで怒られていましたね。

その裏に必ずあるのは、自分たちは大人で教師であるから、生徒以上
に子供たちのことを分かっているという勝手な思い込みです。

単純に自分たちの中だけで終わってくれれば、何十年もたってもこうして
記憶に強く残ることはなかったでしょうが、当時の大人たちはこの思い込み
を子供たちに強要してきました。

もう随分と時が経ちましたからどれだけの人がご存命であるのか分かり
ませんが、思い出すと文句を言いたい気持ちは今も変わりません。


最近、過去を振り返ることも多くなったのかも知れませんが、いろいろな
ところであの時だから言っただろうということが多いのです。

東日本大震災の時の原発事故からなんですが、中学生の頃に盛んに当時の
友達に話していた疑問が現実かしたことや、当時、大人たちが無視してなかった
ことにしていた「幼児虐待」などが殆ど毎日報道されることなど何度も思って
いたり話していたことが、毎日のように確認させられているような気がする
からです。

もう大御所として定着して動かしがたいのですが、「たけし」さんがまだ
ツービートとして漫才をやっていたとき、浪人生がバットで両親を殴り殺した
事件があって、それをネタにして一気にブレイクしていきました。

この時親世代は、こんなことがあるはずがない的な反応があって、とにかく
殺した子供を糾弾するような反応が強かったのです。
ですが我々のような子供側からすると、それみたことかといった空気があって
それを上手く「たけし」さんが笑いに換えていたように思います。

この日を境に親殺し子殺しが普通にニュースになりますし、今や一週間の
間に親族殺人のニュースがまったくない週がないのではないかと思えるほど
当たり前に報じられています。

これは昔からあったのですが、あまり報じられてこなかっただけだと思います。
かなりの数が別の事件のように報じられていたように思います。
それほど世の中は現実を直視していませんでした。

それもあって親を含めてですが、当時の我々を頭ごなしに押さえつけていた大人
たちにこれらの現実を見せつけてやりたいのですが今や誰も残っていません。
怒りが晴れないまま宙に浮いているような感じがずっと続いています。

元々の創作の一つの動機がこれらの欺瞞を覆したいというのがあったの
で、ついついそうしたものには敏感になってしまいますね。



話戻ってこのアニメの第三話は、「京都アニメーション」の放火事件の
影響で延期になっています。
どうも急遽編集されてしまうそうで、仕方ない気もしますができればそのまま
であってほしいです。

作品に罪はないですから。


まさかこんな放火事件が起こるとは想像もできませんでした。
さい先が悪くてとても残念です。


今回の事件は謎も多いのですが、色々と想像してしまうことでもありました。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。



それでは次回にまたお目にかかりたいと思います。

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…………







…………












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コップクラフト DRAGNET MIRAGE RELOADED | アニメのバディ作品

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『コップクラフト DRAGNET MIRAGE RELOADED』




このアニメの原作はライトノベルで、作者は「賀東招二」さんです。
現在は「ガガガ文庫」より発行されています。



概要──。

ライトノベルレーベルから発売されている作品ではあるが、登場人物の大半が30代以上の男性キャラクターで構成されている。二人組みの刑事が犯罪を捜査するという推理小説や警察小説的な側面を持ちながら、異なった文化、及び風習からくる法律や政治の問題や、さらに異世界に存在する妖精をすり潰した薬物問題や特殊な鉱物の密売、魔法などのファンタジー的な要素やアクションといった要素をも取り込んだ作品となっている。 著者の賀東招二は本作で使われる異世界「レト・セマーニ」の言語である「セマーニ語」の辞書も制作しており、作中で「セマーニ語」を使った会話がしばしば登場する。

特に推理小説や警察小説としての評価が高く週刊文春やダ・ヴィンチ等のミステリ小説紹介コーナーで一般小説に混じり、度々紹介された。

なお本作は架空の海外ドラマのノベライズ版を邦訳したものであるという設定がなされており、著者は作品について、「こういうノリの海外刑事ドラマを見ている気分で普通に楽しんでいただけたら」と語っており、架空の俳優のキャスティングや各話の英題および邦題等もそれぞれ設定されている。

81プロデュースと小学館の共同企画でオーディオドラマ化が配信された。また非映像化作品ながら2015年度のSUGOI JAPANにノミネートされた。






あらすじ──。


15年前、太平洋上に突如として出現した謎の超空間ゲート群。「ミラージュ・ゲート」と呼ばれるその通路の先にあったのはレト・セマーニという異世界だった。ミルディと呼ばれる魔法や魔物が存在するその世界の住人と地球人は、何度かの争いを経ながらも、ゲートと共に太平洋上に現れた島、カリアエナ島を拠点に交流の道を探していた。 二つの世界の玄関口ともいえるカリアエナ島にある「サンテレサ市」。200万を越える両世界の移民が住む都市。だがその混沌の街の影には、連続猟奇殺人事件、人身売買、麻薬、売春、武器密売…数々の凶悪犯罪が蠢いていた。

そんな中、カリアエナ島サンテレサ市警に勤めるケイ・マトバ巡査部長は、レト・セマーニで誘拐された麻薬の原料となる妖精を追っての捜査中に相棒のリックを殺されてしまう。復讐に燃えるマトバだが、ジャック・ロス警部からレト・セマーニからやってきた見習い騎士のティラナ・エクセディリカと新たにコンビを組み、事件を合同捜査するように命じられる。当初は双方共に相棒に対して反発しあうが、捜査を進めるにつれて次第に互いの力量を認めあうようになり、相棒としての絆が芽生えていく。



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◆迷走解説。



このアニメは今期の夏アニメで目にとまった一つです。

調べてみると、二転三転して今の作品に落ち着いていてなるほどと
いう感じのアニメです。

まさに海外ドラマ──バディドラマでありそうな感じもあって、
そこが自分のアンテナに引っかかったものと思います。

海外ドラマである「刑事スタスキー&ハッチ」や「マイアミバイス」を
よく見ていましたので、馴染みの展開なんですね。
この原作は「架空の海外ドラマのノベライズ版を邦訳したものであるという設定」
も面白い。


これは分かるんです。
同人誌では一冊丸ごと架空の都市のタウン誌というものを作ったことが
ありましたから。

ただ人気は出にくいとは思いますが。

海外小説の翻訳の文体が日本のものと違うので、あの感じで書いてみたいと思った
時があって、少しだけですが試したこともありました。

こういう架空の設定を間に一つかませることで、普段ではやらない作品を
描きやすくするというのがあるです。


自分のスタイルでない作品はいざ書き始めると無意識に抵抗があったりする
ことがあってこういう方法はやくにたつだけではなく、面白いと思います。
この方法ならば苦手な「萌え」系作品も描けるかも知れません。

こうすれば受けるとかはわりと簡単に分かるのですが、ではいざ作るとなる
と心理的な抵抗に出会い作れないことが多いのです。
例えば「BL」作品は人気がありますが、人気があるからと言ってすぐに作れる
かと言うとそうではありません。

女性作家が男性のペンネームで男性作品を作るのも、そういうからくりが潜んで
いる可能性があります。


こういう異界の住人とのバディ設定は、我々のように特撮好きにはわりと馴染み
のあるものです。

最近では「Netflix」のオリジナル映画で「ブライト」と言う作品があって、
「ウイルスミス」主演なのですが、警察官のウイルスミスとタッグを組むのが
「オーク」です。

日本ではこれに近いものは、小説では「菊地秀行」作品では時々あったり
するのですが、濡れ場が多いせいか当てはまりにくいかも知れません。


ここでまた少し、横道にそれますが、この作品ないで主人公の相棒が
人質にされて殺されます。

この時に、主人公の「ケイ・マトバ」がこの犯人に銃撃をしているのに
相棒が殺されてしまうのですが、これはなにも相手が魔物でなくてもあり得る
ことです。

昔、アメリカで1980年代ですが41マグナムで三、四発撃たれても逃げた犯人が
いました。

もちろんこれだけ打ち込まれたら助からなかったと思いますが、現実の戦場
では被弾しているのに反撃してくるとかはたえずありますし、興奮状態で自分
が撃たれたことに気付かないことは良くあることです。

アドレナリンが出ている状態では痛みを感じないものです。
フルコンタクト空手の試合を見るとあれだけ殴り合ったり蹴り合って痛くない
のかと思う人もいると思います。

あれは試合という興奮状態だからこそ痛みを感じませんが、普通の状態では
けっこう痛いです。
殴っても拳もすねも痛いもので、あんなに全力で良く蹴ったり殴ったりできて
いたなと思うことがあります。


最近は「YouTube」がありますので、アメリカの警察の実際の映像もアップ
されています。

今では標準化しているのですが、小型カメラを警察官が身につけているから
なのですが、それを見ると9ミリパラなど五、六発たたき込まれているに
反撃してきます。

特に薬物乱用者はちょっとやそっとでは動きを止められないので、結局
頭部を撃ってとどめをささなければならないことは良くあります。

だから「コンバットシューティング」ではヘッドショットにこだわるのです。

これがライフルとなってくると違ってくのですが、拳銃一丁で複数人を相手
に格好良く相手を倒せるのは映画の中だけです。
弾丸一発食らっても人は急所でない限り、簡単には死にません。
現実は、「ダーティーハリー」が登場して一分もしないうちに殉職します。

そんなアメリカでも映画の影響は大きくて、正当防衛で44マグナムで相手
を撃ったとき、相手がその威力によって吹っ飛んだというような説明を
実際の裁判の場で話す場合が多いそうです。

44マグナムでも、454カッスールでも人が吹き飛ぶほどの威力はありません。

個人的にはガンマニアでもありますから、ここら辺の考証をもう少ししっかり
と作ってほしいといつも感じてます。
ただあまりにリアルに作ってしまうと地味になって、作品としての面白みに欠け
るものなってしまうでしょうから、ほどほどに。

ただ自分が作るとしたら甚だしく誇張して大威力に描くか、とことんリアルに
するかのどちらかにするとはとは思いますが。


話戻って、ただこの作品はアニメであるため、相棒が少女であったりします。
原作を知らないのでよく分からないのですが、果たしてどれだけアニメで
成功していくのか興味のあるところです。

「ダグ&キリル」よりも、個人的にはこっちの方が好きですね。

ちょっと期待して見ていますし、おそらくこのアニメのファンも年齢層
はかなり高いと思います。
ですが少し前ならばこういうアニメが作られにくいといえたと思います。

そういう意味では、今の深夜アニメならではの作品であるかも知れません。


それではまた、次回にお目にかかりたいと思います。


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