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ローグ・ワン | 新たなスター・ウォーズ・サーガ

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『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』


今回はスターウォーズシリーズの「ローグ・ワン」です。

「スター・ウォーズ」は今更説明の必要がありませんね。

ジョージ・ルーカス監督制作の大ヒット作品です。
特にアメリカ人は「スター・ウォーズ」は大好きです。
元々昔から、というよりも、「スペースオペラ」はアメリカのものですら。



ですがこの「ローグ・ワン」はジョージルーカス制作のものではありません。

なかなか次を作らない「ジョージ・ルーカス」から、「ディズニー」が
権利を買い取っているはずです。

監督が「ギャレス・エドワーズ」さんで、これは我々怪獣フリークには
とても気になる監督です。

アメリカ版「ゴジラ」を撮った監督ですし、それ以前に「モンスターズ/
地球外生命体」という映画を撮っていてそれがとても良かったもので、
ずっと注目していた監督です。



そして思った通り外れのない監督でした。

「ローグ・ワン」も良かったですね。
今まででもっとも「Xウィングファイター」が活躍したのではないかと思います。

最後の20分くらいはずっと戦闘シーンでした。

そして無駄なシーンがなかったのです。
「ジョージ・ルーカス」ならばあまり過激な戦闘シーンはなかったかも
知れません。

ちょっと中だるみするというか、ぼんやりしていて緊張感に乏しい感じが
ジョージ・ルーカス監督のスターウォーズには感じていました。

ですがこの「ローグ・ワン」には中だるみのようなものがなかった。


さて、この「ローグ・ワン」はスター・ウォーズ本編を補完するスピンオフ
作品です。
それ故に「スター・ウォーズ」本編では必ず存在するオープニング・クロール
が存在しません。



物語の時系列は「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」の直前に当たり、
同作の冒頭でも触れられた銀河帝国軍の宇宙要塞であるデス・スターの設計図の
強奪任務を遂行した反乱同盟軍の活躍が描かれています。

つまり映画公開の最初の作品の前日談。
──というよりも、直前談ですね。

最後のシーンは「レイヤ姫」が乗る宇宙船が辛くもダースベーダーの手から
逃れるシーンで終わるのですが、これが「新たなる希望」のファースト
シーンであるスターデストロイヤーに追いかけられる連邦軍の宇宙船のあの
シーンに直結するのです。


このシーンのつながりは大変良くできいます。

また本編からは「ダースベーダー」と「レイヤ姫」が最後に登場します。
ダースベーダーの中身は違う人でしょうが、レイヤ姫はそのものでした。
つまり旧作の映像を使っています。

そして「R2-D2」と「C-3PO」もワンシーンですが登場しています。

また、「ローグ・ワン」とは主人公たち潜入部隊のことを、自らのロールサイン
としてとっさに名乗るのですが、このローグ・ワンには「K-2」というロボット
がメンバーとして存在しています。

ローグ・ワンとは反乱者たちという意味があるそうです。

「K-2」は「天空の城ラピュタ」のロボット兵に似ていますね。

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◆迷走解説。


ストーリーは簡単にいってしまうと上のように「デス・スター」の設計図
を強奪する物語です。

この設計図には「デス・スター」を設計したエンジニアがわざと攻撃に弱い
箇所を作っており、その設計図を探すものなのですが、このエンジニアの
娘が主人公として物語を動かしていきます。


また、父親であるこのエンジニアも最後の方で死んでしまうのですが、帝国に
対する娘の復讐撃にもなっています。
ただしこの「ローグ・ワン」を名乗る登場人物たちは、主人公も含めて全て
死んでしまいます。

ここら辺が吹っ切れていて良いと思います。
戦闘シーン全体にですが、本編よりもこの「ローグ・ワン」の方が良かった
ですね。



スター・ウォーズシリーズはこういう戦闘シーンのシビアさには弱いところがあって、
この「ローグ・ワン」にはそれがありませんでした。
個人的にはこの部分を大きく評価しています。

以前から、「ジョージ・ルーカス」はスター・ウォーズを子供向けにしたい
のかどうなのか迷っているのではないかと思ったことがあって、やたら可愛い
生き物が出てきたりとちょっとなと感じていたときがありました。

また、ああいうキャラクターは必要なのかとも考えていましたね。
ちょっとファンタジー色を入れすぎではないかと思うこともありました。


「R2-D2」「C-3PO」というロボットがレギュラーキャラクターでいるの
だから必要なのかとも感じていました。


とくに初めから感じていたのは、兵器の威力が弱いのです。
ブラスターに威力を感じませんでしたが、今回の「ローグ・ワン」では改善
されていました。

ちゃんと宇宙船同士の戦闘も描かれています。
ないとすればライトセイバー同士の戦闘だけです。

それでも最後にダースベーダーが反乱軍をライトセーバーで切りまくって
いるシーンがあるのですが、これも本編より良かったです。



監督の「ギャレス・エドワーズ」も「スター・ウォーズ」ファンの一人ですが、
我々が感じていたことを同じように感じていたのかも知れません。
それを「ローグ・ワン」で修正した可能性もありますね。

それくらい長く続いているシリーズです。



そして長く続くシリーズだからこそ、疑問に感じていることもあります。
それは日本では実際にどの程度の人気が根付いているのかという疑問です。

先に書きましたように、ファンであった人間が監督になり自らこのシリーズ
を撮ることになるなど長く続いています。
それは我々も最初のスターウォーズを見てからもう何十年にもなり、当時一緒に
映画を見た仲間は今はどこで何をしているかも分かりません。

特撮やアニメはいろいろと知り合いもいて、いろいろと知っています。
ですがこれだけ有名な作品であるにもかかわらず、「スター・ウォーズ」の
マニアや大ファンという人を知らないのです。

アメリカでは最初の作品から人気がありました。

ライトセイバーのおもちゃを振り回す子供たちの映像をニュースで見た記憶
があります。
またそういう当時の子供たちが、大人になってスターウォーズマニアにも
なっています。

中には俳優でもそう言う方もいます。
スターウォーズを見て泣ける人がいるくらいですから。


当時はコミケはまだなくて、ダイコン(SF大会)に手作りのライトセイバー
を持ってくる人もいました。

ですから人気はあるのですが、仮面ライダーやウルトラシリーズ、
ゴジラシリーズのようなマニア、大ファンと呼べる人たちが自分の知り合い
には存在しません。


今のように「アメリカンコミック」が次々と映画化されて誰でもが知っている
ような存在になる前から、「アメコミ」ファンは数は少ないですが確かにいました。
これは海外作品だからと言うことではなくて、「スタートレック」ファン
などはちゃんといるのです。

確かにも有名ですから、皆知っているのですが大ファンという人が我々の周り
にはいません。

けっこういろいろと知っているのですが、どうも昔からこの疑問がずっと
残っているのです。
知名度はあっても、大ファンと呼べる存在は少ないのかも知れません。


そしてこの後、「ジョージ・ルーカス」の手を離れたスターウォーズサーガ
は、どうなって行くのでしょうね。
これはこれで気になるところです。



それでは、次回でまたお会いしたいと思います。

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ウルトラマンジード | ウルトラマンは今何処

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『ウルトラマンジード』


今回は最近始まったばかりの「ウルトラマンジード」です。

まず初めに、いまだ始まらない漫画「ULTRAMANN」の映像化に不満を
感じつつこの新しいウルトラマンをみてみました。


最近のウルトラマンは宿敵として「ウルトラマンベリアル」が良く登場します。
「ウルトラマンゼロ」のライバル的な存在としてなのですが、何らかの形でよく
関わってきていますね。


今回も同じで、「ウルトラマンゼロ」は「ウルトラセブン」の息子で、今回の
「ウルトラマンジード」は「ウルトラマンベリアル」の息子という設定です。

我々のようなオールドファンからすれば、もうやめてくれと頭を抱えたく
なるような設定ですね<─いい加減にしてくれ─>。


一応説明しておくと、「ベリアル」とはウルトラ戦士でありながら、裏切り者
であり怪獣たちを操り宇宙を支配しようとしたウルトラマンです。
また「ウルトラマンゼロ」も登場しますし、主人公の「朝倉リク」の相棒として
「ペガッサ星人 ペガ」という宇宙人も登場します。



ストーリー───。

物語は、ウルトラマンベリアルが超時空消滅爆弾を起動し宇宙そのものを崩壊
させた直後、ウルトラマンキングによって再生されたところから始まる。その
記憶はクライシス・インパクトという都市伝説として広まっていた。

テレビ番組の影響からヒーローに憧れている朝倉リクは、謎の巨大怪獣が現れ
た日、天文台の地下に眠る基地を発見する。そこで自分がベリアルの遺伝子を
受け継いだ息子であることを知ったリクは、自らの運命に苦悩しながらも、基地
のコンピューターから授かったジードライザーとウルトラカプセルで本来の姿で
あるウルトラマンジードにフュージョンライズ(変身)し、怪獣たちに立ち向かう。




───、とまあ、最近のウルトラマンは何かと合体的な変身をしています。



第一話を見て感じたのは、少し初代のウルトラマンを意識して制作している
のかなと感じました。

ノスタルジー色を意識しているのか、設定は現代のようですが一般家庭で使わ
れているテレビが液晶テレビなどではなく、ブラウン管テレビであったりと、
初代ウルトラマンの時代背景を意識しているような設定です。

夜の街でウルトラマンジードに変身するのですが、それがとても初代ウルトラマン
のように見えました。
また、ジードの姿も初代ウルトラマンのザラブ星人が変身した偽ウルトラマンに
似ており、かなり意識しているのかと思いました。


毎回、オールドファンにとっては落胆させられ続けているシリーズですが、
おや今回は少し違うのかなと期待を持って見ていました。
調べて見ると作家の「乙一」さんも制作に加わっており、期待できるのでは
ないかと第二話を見ました。

ですが第二話は完全に期待は裏切られてしまい、いつものパターンに戻って
いましたね。

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◆迷走解説。


さて、この「ウルトラマンジード」ですが、誰が見ているのかと少し気に
なります。

今のウルトラマンを好きで見ている方々はそれはそれで良いと思います。
我々オールドアファンがなにもよけいな口出しをする必要はないと思います。

ですがどうも、子供たちではなくやはり大人から最近のウルトラマンの評判
を聞くのです。
特別に悪くいうわけではありませんが、良いと言う評判も聞きません。
そして熱く語るのは、やはり旧作のウルトラシリーズです。



また、友人の子供も新しいウルトラシリーズよりも、初期のウルトラシリーズ
の方が面白く見ていました。
これは今のウルトラシリーズを見ているといつも思います。
制作する側の勝手な思い込みのようなものが先行している気がするのです。

昔からですが、ウルトラシリーズの人気を影で支えていたのはやはり大人
たちであったと感じます。
昔と違って今の子供たちは、いろいろと見るもの遊ぶものが多くあるのですから。

いつまでも無条件に子供たちに受け入れられていると考えるのはかなり無理が
あると思います。


もちろん今のウルトラシリーズが受け入れらていることは悪いことではあり
ませんし、それに文句をつけようとは思いません。
ですがウルトラシリーズは過去の人気とフォーマットだけで作っている感じが
強く、何か次のものを産み出す意思も気概も感じないのです。

簡単に言うと円谷プロの内部の事情だけで制作しているのではないかと疑り
たくなるのです。
つまり見ている側を無視しているのかも知れません。

ついでに付け加えるならば、初代ウルトラマンの頃でさえ大人たちのこれが
子供に受けるんだといった思い込みと押しつけが強くありましたが、それを
当時の子供たちは空気を読んで合わせていたところがありました。

今の子供たちは分かりませんが、作る側の傲慢さも若干透けて見えていましたよ。
ですから見る側の本当の好みと、作る側の狙いにズレがあるのです。



これはこのブログでも書いていますが、大きく分けて人気特撮シリーズはウルトラ
シリーズと仮面ライターシリーズの二つがあると思います。
ですが今や人気は仮面ライダーシリーズにウルトラシリーズは負けてしまっています。

子供向けに徹しているのかも知れませんが、問題意識がなさ過ぎないかと感じます。


仮面ライダーシリーズに関しては、子供向けだけに収まっていません。
「仮面ライダーアマゾンズ」という今までとは違う、大人向けの作品があります。

これは素晴らしいです。
悪の組織も無条件の正義のヒーローでもない、まさに血まみれのダークヒーロー
でした。

「シーズン1」で良く思い切って作ってくれたと思いましたし、「シーズン2」では
より派手にそして残酷に描いていて拍手ものです。
たぶん「シーズン3」も作られるでしょう。
このままぶれることなく突き進んでほしいと願っています。


それに引き替えウルトラシリーズは、CGで撮られているウルトラマンの映像は
そのままで何の動きもありませんし、なによりも今のジードより人気があるのに
漫画「ULTRAMANN」もいまだ映像化されていません。

少なくとも見る側にたった制作体勢ではないと感じます。



それと最後になりますが、この「ウルトラマンジード」が制作されている頃、
中国でもウルトラマンのアニメ制作が発表されました。
また中国かという感じが否めませんが、円谷プロからの声明文が発表されました。


『7月10日(ウルトラマンの日)に広州藍弧文化伝播有限公司(ブルーアーク)
が発表した「鋼鐵飛龍之再見奧特曼(日本語訳:ドラゴンフォース~さようなら
ウルトラマン~)」に関して、円谷プロダクションは「本件発表について、当社
は一切関知しておらず、本件映像作品は当社の許諾・監修等なく製作されている
ものです」』




ウルトラマンに関してはアジア圏では昔から無許可に作られていた経過があります。
いくつもの法廷闘争が長く続いており、円谷プロがウルトラシリーズの著作権を
持つと認められてきたようです。

ただ、初代ウルトラマンが制作された当時、円谷監督から許可をもらったと
いう人がいたりして、その真偽を確かめるにも当時の人たちがすでに亡くなって
おり確かめようがないというのもあって、長期化しているようです。

この中国の無許可のウルトラマンもその関係のなにかかも知れません。



それでは、また次回でお会いいたします。

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怪獣倶楽部~空想特撮青春記~ | 1970年という時代

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ウルトラシリーズ

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『怪獣倶楽部~空想特撮青春記~』


今回は前回に引き続いて、ちょっと変化球な作品のご紹介です。

特撮作品そのものではなく、特撮が好きなマニアたちの集まりをコメディドラマ化
した作品です。

ずいぶんと以前に、「ウルトラマンを作った男たち」というスペシャルドラマ
がありましたが、あの作品と同じようなアプローチの仕方をした作品ですね。
また半ドキュメンタリーなのも同じです。



この作品に登場している人物たちにはモデルがいるそうで、現在は業界関係者
として活躍しているそうです。
また実際にあったエピソードも作中で使われているそうです。


そして毎回、「金城」さんという言葉を登場人物たちが語っていますが、
ここで少し補足しておきます。

「金城哲夫」さんとはウルトラシーズの生みの親のような有名な脚本家です。
沖縄出身の方でウルトラシリーズが終わってから沖縄に帰られます。

そして37歳という若さでなくなっています。


また話の中でウルトラの兄弟というような台詞もありますが、第一期ウルトラ
シリーズには兄弟という設定はありません。
ですから今のウルトラシリーズから付け足されたものですね。

後で作られた設定なのですが、当時のライターはこれをいやがっていました。


この物語にストーリーとかはあってもないようなものです。
また全四話と話数も短いものです。

単純に特撮作品を鑑賞して批評するための同人誌を作っているグループの
物語だからです。

ですからご紹介するストーリーはありません。
正直、需要があるのかどうかも分からないですね。

していてというか主人公というか、狂言回し的な「リョウタ」に恋人がいるの
ですが、それを仲間に隠しているというのが一貫して描かれています。


批評する作品は第一期ウルトラシリーズで、ウルトラマンとウルトラセブン
の二作品です。

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◆補足説明。



「怪獣倶楽部」というのは実際に存在していた同人グループらしく当時は
同人とは呼んでいなかったはずです。

ファンジンが同人誌の名称としてもちいられていたと記憶しています。

現在の同人誌と昔のファンジンを比較しながら説明していけば、当時は
まだ「オフ印刷」は素人が簡単に手を出せなかったと思います。


今でこそ当たり前のことでも、当時は大変な作業でパソコンはおろか
ワープロでさえまだ普及していなかった時代ですから文字なども手書き
ですし、コピー機もまだなかったですね。

コンビニもなかった時代です。
ですから全ての作業が手作業で大変だったと思います。

自分が同人サークル活動を始めたのは1990年くらいで、正確にはそれ以前
からある程度の関わりがありました。
当時はワープロが普及し初めた時代で今でも当時使っていたワープロはまだ
残っています。

今のように当たり前のようにパソコンが使えたならば高品質なものをより
スピーディに作れたと思いますが、我々の時代でさえしっかりした同人誌
を作ろうとすれば大変な労力を必要としました。

生ぬるい遊びでできる範囲のものではなかったですね。


そういう意味ではパソコンが普及してから飛躍的に良くなってはいるの
ですが、相変わらずコミケ参加を目的としたような表紙だけ凝った内容も
分量も薄い同人誌ばかりなのは変わっていないようです。

昔は表紙さえまともなものが作れなかったですから。


ちなみにオフ印刷が普及し始めたのは1980年半ばくらいからだったと思います。
同人誌人気が出始めてから、印刷会社がスポンサーとなって小さな即売会が至る
所で開催されるようになってきました。

これを指摘する人は少ないのですが、小さな印刷会社は自らの仕事を広げる
ために自ら即売会のスポンサーをしていました。


今の同人人気はアニメ人気に伴って現れてきたもので、特撮関係は日陰のみ
と言えると思います。
アニメ人気によって、商業関係でも特撮は片隅に追いやられていったような
ところがあります。


また本格的な同人誌人気は、アニメ人気もさることながらパロディ人気であり
なによりも18禁人気によって沸騰してきたものです。

もし今、18禁作品がなくなってしまったら急速に同人人気はなくなっていく
と断言できますし、18禁作品が作られてこなければ同人市場すら生まれて
こなかったと思います。

これはボーイズラブも含まれますが、18禁作品あってのオタク市場でもあるのです。


この「怪獣倶楽部」の時代は特撮というよりもSF人気が台頭してきたころで
当時はSF関係の雑誌なども沢山出版されていました。
個人的にも一番SF関係と接していた時代でした。

まだコミケは存在しておらず「ダイコン」、つまり日本SF大会が活発に
開催され始めた時代です。

「コミケ」はSF大会から派生独立していったようなところがあって、当時
SF大会に関わっていた人が話していましたね。

それもあってサークル活動を始めたときはSF大会に近いものだと思って始めた
のですが、実情はまったく違ったものでした。


ドラマ内では「ウルトラセブン」をラジカセで音だけ録音しているという
シーンがありましたが、ウルトラセブンは1967年放送ですから、この物語で
描かれているのは再放送ということになります。

ラジカセは確かに人気がありましたが、それは音楽を録音してダビングしたり
ラジオの深夜放送に人気があったからです。

好感度のラジオがいろいろと発売されていました。


当然ビデオのような録画メディアは何一つなかった時代です。
ビデオどころか、テレビもまだ完全にカラーテレビが普及しきってはいなかった
ですね。

電話もまた同じで、いまように一人に一台スマートフォンの時代ではなく全世帯
に電話が行き渡ってはいませんでした。

第一期ウルトラシリーズはモノクロでした。



このドラマの1970年は日本で初めての万国博覧会が「日本万国博覧会(大阪万博)」
として開催された年でもあります。
沖縄がまだ日本へ返還されていませんでした。

戦後復興の国策の一つとしての東京オリンピックに引き続いてのもので、
日本としても今と違って一大イベントとして強く意識されて開催されていました。


個人的なことですが、オリンピックもそうなんですが、万博にもあまり良い
想い出がありません。
オリンピックは学校の授業で歌を歌わされたり、万博は卒業記念に関係する
ものを作りました。

今では信じられないでしょうが、当時はそれほど日本全国が注目している
力の入った一大イベントでもあったのです。

ウルトラマンではゴモラが万博に運ばれる話もありましたからね。
それくらいいろいろなメディアでオリンピックと万博は取り上げられていました。


この時のことを思い出して今のオリンピックを考えると、過去の成功体験をいつ
までも引き摺っているだけだと思います。

まったくピント外れのような気がします。


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◆迷走解説。


個人的には1970年はいろいろな想い出が入り交じった時代でした。

公害がピークに達して規制が次々と起こり始め、大学紛争が終息に向かい
それにともなってフォークソングが流行り始めた時代でもあります。

そして原発による核開発が活発に行われてきた時代でもあります。

この時の原発の嘘が、半世紀近くたってから「東日本大震災」による
原発事故として露呈しました。
自分たちはこの嘘を見抜いていたのですが、当時これを指摘した我々をどれだけ
の人間が憶えていることやらです。


この時代を境に科学万能の幻想が幻滅へと変わっていったように感じます。
全体的に厭世観のようなものが漂い始めていました。

つまり現実が嫌でも見えてきた時代でもあったのです。
それ以前の時代は、物質的に何もないけれど希望と期待だけは溢れるほどあった
時代です──それしかなかったと言い換えても良いですね。

そういう意味では、ドラマで描かれている映像や物語に当時の面影を見いだす
ことはできません。



なぜこういう時代ということを迷走解説で申し上げているかというと、
若い世代に昭和という時代に漠然と憧れを抱いている人が少なくないことが
分かっているからです。

実際を知らない人たちの良いとこ取りをしたような憧れではあるのですが。

確かに今のように規制規制と普通で暮らしているだけで首を絞められているかの
ような息苦しさがない、ある意味干渉されない心地よい時代の空気もありました。

しかしながらウルトラシリーズが始まった頃にはすでにそんな空気は過ぎ去って
きていましたし、公害問題はますます深刻化していました。
ゴジラでさえ公害怪獣のヘドラと戦う時代でした。



ウルトラシリーズの頃と昭和の憧れをごっちゃにしている人が殆どですが、
憧れの昭和は「月光仮面」や「まぼろし探偵」の頃ですね。

我々よりも上の世代、今は60代の後半から70代の前半にかけての人たちが子供時代
を過ごしたはずです。

我々でなんとかそういうものを僅かに知っている程度です。

今70歳くらいの人たちは昭和の一番良い時代を子供時代として過ごした
世代ですが、この人たちが学生運動に参加し、そして社会人となってからは
バブル景気を支えた中心的な世代です。

この世代は何でもかんでもイケイケドンドンだった訳です。
一番社会に影響を与えた世代だと思います。


第一期ウルトラシリーズは我々にとってはウルトラシリーズそのものなのですが、
ウルトラセブンはその中でも特別な位置にあります。

ではなぜウルトラセブンがそんなにもしっかりと心の中に根付いているのかと
いうと、やはり当時の時代背景をしっかりと裏側まで描いているようなところが
あったからです。

あのアンチヒーローである逆説的物語は、子供であった我々もいまだに心の奥に
残っています。


そしてなによりも風景そのものがあります。

この「怪獣倶楽部」にはメトロン星人が出てきますが、セブンの「狙われた街」
のメトロン星人でも工業地帯の廃液に汚れた河にセブンとメトロン星人が反射
して映っているシーンがあります。

工業地帯のようなシーンはセブンでは登場してくる機会が多いのですが、
子供であった我々が日々遊び回っていた場所は本当にこういう場所でも
あったのです。

河に近かったせいで中小、零細も取り混ぜて周りは工場ばかりでした。


そんな工場に挟まれた小さな公園があったのですが、その公園で隠れん坊をして
植木の間に隠れると白い服なら必ずグレーのスジが入りました。
それは立木の葉っぱに煤煙が積もり、くすんだ緑でそれがふくにつくからです。

学校でも夏の昼間などには光化学スモッグの注意報がでると校内放送が流れて
生徒たちは教室に入るように指示されていました。

また飛行機も空港への着陸コースになっていて、夜中でも頻繁に旅客機が低空飛行
していました。
なれてしまって我々には当たり前でしたが、騒音なんてやわなレベルのものでは
なかったですね。

夜には低く飛ぶ飛行機の窓の明かりが見えたほどです。

我々のような公害の真っ只中の子供にとってはこれが当たり前の心象風景でした。
まさにセブンと宇宙人以外はボロアパートも実在しており、セブンの存在感は他
とは違った格別のものなのです。


セブンを見るたびにその当時の情景がはっきりと蘇ってきます。
ですがあれだけ沢山あった工場も今では全てなくなっています。

その痕跡を探すことさえできないほどで、見事に消え失せてしまって、ある種
の喪失感と苦い痛みが伴う想い出となりました。


こうやって見ていくとある程度この先の50年というものが予測できるのですが、
少なくとも人工知能やロボット技術の進歩で作られるバラ色の生活はやって
こないことだけは分かります。



そして最後になりますが、このドラマにはゼットンやメトロン星人が出てきます。
等身大の大きさなのですが、怪獣と違って人間と同じ大きさで不自然さを感じません。

漫画「ULTRAMANN」はこういう星人たちが出てきますので、実写としても
まったく問題ない思えます。

ぜひ、作品化してほしいですね。



それでは、また次回でお会いしたいと思います。

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仮面ライダーアマゾンズ | Season2

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『仮面ライダーアマゾンズ Season2』



今回は特撮作品、「仮面ライダーアマゾンズ」の続編です。

シーズ1もすでにこのブログでは紹介いたしました。

二度目となりますが、続けて紹介しています。


監督は「石田秀範さん」 他、原作は「石ノ森章太郎」先生。
脚本、「小林靖子」さんとなっています。


仮面ライダー生誕45周年に当たる2016年を「スーパーヒーローイヤー」とした
東映が、その一環として新たに制作する仮面ライダー作品です。

1974年から1975年にかけて放映された仮面ライダーシリーズ第4作『仮面ライダ
ーアマゾン』を原典としていますが、設定やストーリーは一新されており、
全く別物の作品となっています。

「ホラー×ハードアクション×人間ドラマ」という重厚なストーリー作劇も
掲げられているため、Amazonプライム・ビデオの公式ページには「本作品には、
一部バイオレンス・シーンが含まれております。未成年の方のご鑑賞に当たりま
しては、保護者の方の適切な配慮をお願い致します」との記述がされています。

つまり元々子供向けのヒーローものと制作されておらず、作中でも「仮面
ライダー」という名称などはまったく出てきません。



ストーリーは───。


Season1は発見された──アマゾン細胞が人間に擬態して逃げ出していて、
それを駆除ししている物語です。
自らの肉体にアマゾン細胞を移植して仮面ライダーアマゾンアルファへと変身
する鷹山仁(たかやまじん)と、アマゾン細胞に人間の細胞を移植した仮面
ライダーアマゾンオメである水澤 悠(みずさわはるか)という二人の
ライダーがぶつかり合いながらアマゾンズたちを殲滅してゆく物語です。


Season2はそれから五年後の物語。
オメガは人に害をなさないアマゾンを保護するために何処かに消え去って
いるが、新しいタイプの人に感染する「溶原性細胞」が広がっていて新しい駆除班
がそれらを駆除し病原体を特定しようとしていた。
すでにアマゾンの存在は世間に知られており、政府も動き出している。
駆除班には新しいニュー・アマゾンオメガである、アマゾンに育てられた少年・
千翼がおり、一度死んでアマゾンとして蘇ったイユとともにアマゾンを駆除していた。

姿を消していた水澤悠が現れ、アマゾンたちとも違った行動をしてることを
知る。
解散していた以前の駆除班がまた動きだし、水澤悠とまた組むことに
なった。
そこへ同じく行方が知れなくなっていたアルファである鷹山仁が盲目の
姿となって現れる。



──と、まあこんな展開になっています。



戦闘シーンは以前にも増して過激になっており、頭部が胴体から切断
されるなどさらに見せ場も増えています。

また、人間側の武器も強力になっています。
個人的には駆除班をもう少しこったものにしてほしかったと思いますが。


ここら辺の作品にたいする思いっきりの良さも好感がもてますね。

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◆ヒーローと正義ついての迷走解説。


上にも書きましたように、「仮面ライダーアマゾンズ」は子供向けの作品では
ありません。

それが個人的にもっとも好きなところであり、高く評価できるのもこの点です。
「仮面ライダーアマゾンズ」というタイトルでありながら、まったく仮面ライダー
のようなヒーローものではない作品となっています。



なによりも何が正義で悪なのかはこの物語では判然しません。
アマゾンは自分たちの生存をかけて戦っているし、喰われまいとする人間側も
また自らの生存をかけて戦っています。

むしろアマゾン細胞を産み出したものが最も悪いのかと思えるわけで、「鷹山仁」
がその罪の重さを体現しています。
自らの過ちを命をかけて消し去ろうとしています。

そこには正義も悪もありませんし、勝者は存在しません。


この記事を書いているとき、海外でのテロのニュースが入ってきました。
昨今のテロ事件や国家同士の紛争をみると、正義の本質についてますます考え
させられしまいました。



仮面ライダーの原作者である「石森章太郎」さんがなくなってもうずいぶん
となります。
「アマゾン」は仮面ライダーシリーズの中でも他の仮面ライダーとは違った
異色の作品です。

ですがこの「アマゾンズ」とはまったく関係がありませんし、つながる
部分もまったくありません。
この作品はすべてオリジナルといって良い作品です。


ですが「石森」作品はテレビドラマである仮面ライダーシリーズの大成功から、
勧善懲悪的な物語のように思われていますが、原作は違います。

この世代の漫画家の方々の特徴として、勧善懲悪をよしとしないのです。

「ゲゲゲの鬼太郎」の「水木しげる」先生も当時はスーパーマンのような勧善懲悪
なヒーローものを要求されたそうですが、それはできないと「鬼太郞」になった
そうです。

月光仮面や黄金バットは勧善懲悪であったように記憶しています。



漫画の黎明期から漫画を読んでいると、子供のころでさえアメリカン
コミックの勧善懲悪さの単純さがとても幼稚に思えたものです。

特に「石森」作品はこの傾向が強くて、そういう意味では本質に近いものが
あるのかもしれません。


ただアメリカンコミックのヒーローも、単純に悪い奴は意味もなく悪く、
正義の味方は純粋に正義の執行者という図式だけではなくなってきています。
それは「スパイダーマン」の頃からで、当時、我々は初めてアメリカンヒーロー
がものを考えて悩むようになったと笑い話にしていました。

これはベトナム戦争の敗北の影響だろと考えられていましたね。

それでもやはり今でも単純に、悪い奴は意味もなく悪く、正義のヒーローは
単純に良い人という図式は大きく変わっていません。


ですが日本では「鉄腕アトム」の「青騎士」にみるように善悪が判然
としません。
「鉄人28号」は操縦機を操るものによって善にも悪にもなるのです。

これは現実の世界でも同じで、現実には善も悪もないと思います。
全てが主観の問題ですし、むしろ世の中には正義があまにも氾濫し過ぎています。
歴史は勝者を「正義」と称し、「敗者」を悪と決めつけてきました。

むしろ世の中、もう少し「正義」が少なくなってくれたならもう少し暮らしやすい
ものになったかも知れません。


世界の紛争からご近所のトラブルまで正義と正義が戦っていると言えるかも
しれません。
連続殺人犯でさえ、他人には理解できない正義感からの義憤によって連続殺人
を行っていたり、歴史的にみても正義を旗印にもっとも卑劣で残酷なことを
行ってきました。

そしてなにより困ったことには、正義は他の正義を認めません。
自己中なものも正義と言えるでしょうし、正義をかさにかかってくる人間
は自分たちの非を認めません。

言葉を換えるとナルシシズムと深くつながっています。
これはもう、考え方少しで変化させたりなんかできるものではありません。

正義感は避けられない病なのかと思えるほどです。



ましてや世界は高速な交通手段が整備されていて、さらにはインターネットで
バーチャルながら世界と秒単位でつながっています。
ネットの世界が誹謗中傷合戦となりとても窮屈で歪なものであるのは人間の
意識をダイレクトに反映しているからでもあると思えます。

正義感を振り回す人が多すぎますね。
正義が世界を滅ぼすのかもしれません。



誰だかは忘れましたが、「地獄への入り口にはアホな正義が敷き詰められて
いる」と書いていた方がいましたが全く同感でした。


もしかすれば、本当に必要なものは「悪」なのかも知れませんね。


それではまた次回でお会いいたしましょう。

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キングコング 髑髏島の巨神 | アメリカの体表的なモンスター

特撮












キングコング 髑髏島の巨神

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『キングコング 髑髏島の巨神』



今回は映画、「キングコング 髑髏島の巨神」です。

原題は「Kong: Skull Island」で、監督は「ジョーダン・ヴォート=ロバーツ」
さんです。
キングコングの映画としては通算8作目だそうです。

レジェンダリー・ピクチャーズ製作の怪獣映画を同一世界観のクロスオーバー
作品として扱うモンスターバースシリーズとしては第2作目の映画だそうです。



内容は───。

1973年、アメリカがベトナム戦争からの撤退を宣言した日、特務研究機関
モナークの一員であるランダは、ランドサットが発見した未知の島・髑髏島
への地質調査の件でウィリス上院議員を説き伏せる。ランダは護衛の部隊を
派遣するように要請し、ベトナムから帰還予定だったパッカード大佐の部隊
が同行することになる。また、元特殊空挺部隊隊員のコンラッドを島の案内役
として雇い入れる。ランダたちの行動を知った戦場カメラマンのウィーバー
も調査隊に加わり、一行は髑髏島に向けて出発する。

髑髏島の周囲は暴風雨に覆われて船での接近は不可能な状態だったが、ランダ
たちはパッカード部隊のヘリコプター数機に乗り換え島へと向かい強行する。
地質調査のために爆弾を落としながら飛行するヘリに、突然、大木が飛んで
きて一機を撃墜。ヘリコプター部隊の前に巨大な姿を現したキングコング、
ヘリからの火器の攻撃をものともせず、自分のテリトリーを侵されたことに
怒り狂って全てのヘリを撃墜してしまう。

生き残ったものたちは他のモンスターたちに襲われながらも生き延び、
第二次大戦の生き残りの米兵や原住民とに出会い、島の秘密を知ることに
になる。やがてこの生き残りの米兵をくわえて、島から脱出しようとする
もパッカード大佐の強固なコング抹殺に振り回されることなる。
だが、バッカード大佐と対立し生き残りたちは島からの脱出にかけるとこ
なる。



──と、まあこういう展開になります。

ちょっと秘境冒険ものの要素もふんだんにあります。


物語の舞台設定が、1973年でベトナム戦争の終結時期です。
持っている武器などもM15だけではなく、M14からAK47など当時の
ことを正確に、リアルに描いていました。

ベトナム戦争中盤くらいからアーマライトM15が急遽正式採用されており
新旧取り混ぜた銃器が米軍で使われていました。
当時の関係者の話では、ない銃器がないほどいろいろなものが混在していたそうです。

また、映画「地獄の黙示録」初め、パロディ色が強いのも特徴でした。



特撮好きの方ならだいたい分かると思うのですが、予想していた通りの
展開に終始します。
これはアメリカのモンスター映画の特徴ですね。

予想もできない展開が絶対にないというよりも、そういう展開をあえて
排除して作っているのではないかと思うような、わかりやすい展開です。

一言で言って、アメリカ作品らしいモンスター映画でした。


これはヒーローものの映画でも同じですね。
期待を裏切らないというか、予想通りの展開になる作品が殆どです。

悪い奴は理由もなく悪く、正義のヒーローはただ正義を行使するという
見方を変えると君たちアホなのと問いたくなる場合が多いです。
わかりやすさをもっとも大事にしているのが特徴ですね。

それが故に映画評論家にはこき下ろされることも多々ありますが、世界的な
ヒットが生まれる要素でもあるのでしょう。

学生の頃は逆に考えていましたが、今はそれがよく分かります。
わかりやすくて面白いものがもっとも強い気がします。



そういうモンスター映画が好きな方にはおすすめの映画作品です。
また先の話ですが、アメリカ版のゴジラと戦うことになっていますね。

公式な発表ではありませんが。

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◆日本の怪獣映画との違い。


ここからはいつものように、全く主観的なお話、迷走解説です、

「キングコング」は他のモンスターとは違い、日本にも馴染みのあるものです。


東宝が1962年に正規にライセンスを取得して「キングコング対ゴジラ」
1967年に「キングコングの逆襲」という映画を制作しています。
どちらも劇場で観ています。

「キングコングの逆襲」はメカコングが登場します。








また、同時期に日米合作のアニメ「キングコング」も制作されており、当時の
子供たちには馴染みもありました。

ですから「キングコング」が好きな人もいるはずです。

ただし我々のように特撮ファン、怪獣フリークには好まれていませんが。



アメリカのモンスター映画は、日本の怪獣ものとは根本的に違います。

アメリカでは怪獣にせよ、モンスターにせよ呼吸をしてものを食べる生き物と
して描かれています。
ですから基本的に炎やビームを放つような存在として描かれていません。


対して日本の怪獣たちは、生物的というよりも伝説の神獣のような扱いで
ものを食べるかとの面がなくて、ビームやプラズマ放射を放つといった生物
からかけ離れた存在として描かれています。

この違いが文化の違いでもあるのですが、それはアメリカ版ゴジラでも
はっきりと現れています。



ですからアメリカでは日本のような怪獣ティストのある特撮作品は作れない
とずっと思っていました。

ですがモンスター映画ではないですが、トムクルーズ主演の「宇宙戦争」を
観て認識が一変しました。

これはSF映画では大変古く、HGウェルズの「宇宙戦争」が原作です。
トムクルーズ主演作品はリメーク作品です。








これが異星人の侵略というよりも、ティストが全く怪獣映画でした。
驚きましたね、質の高い怪獣映画を観ているようでした。

監督が「スティーヴン・スピルバーグ」監督なのですが、さすがと感心
させられました。


かなり日本の作品を観て研究されているものと思います。
原作そのものは日本にはなんのゆかりもないのですが、監督の思い入れが
あるのか日米同時公開作品でした。

この監督ならば、日本の「ゴジラ」を撮ることができると思います。
「スピルバーグ監督」に怪獣映画を撮ってほしいと本気で思いました。


怪獣ファンの方には一度、この「宇宙戦争」を観ていただきたいくらいです。


そして「キングコング」ですが、これからはVSシリーズとして続くでしょうね。

アメリカ版ゴジラには他にも怪獣が出てきますが、最後の仕上げて
コングなのかも。

どちらによ「キングコング」に期待することはありません。
ただしそれ故に、怪獣ファンでない方々にはヒットする可能性があります。

「シン・ゴジラ」などがつまらないと感じた方には受ける映画ではないかと
思います。



それでは、次回でまたお会いいたしましょう。

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