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仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判 | 完結編

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仮面ライダーアマゾンズ
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『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』




この映画は「仮面ライダーアマゾンズ」シリーズの劇場版です。

再編集版としての「劇場版 仮面ライダーアマゾンズSeason1 覚醒」
「劇場版 仮面ライダーアマゾンズSeason2 輪廻」も公開されいますが、
この「最後ノ審判」は劇場版として制作されました。


鷹山仁・ 仮面ライダーアマゾンアルファ・谷口賢志。
水澤 悠・ 仮面ライダーアマゾンオメガ ・藤田富。
御堂英之助・仮面ライダーアマゾンネオアルファ・ 姜暢雄。



ストーリー(映画)──。


シーズン2から2年が経過し、4Cによるアマゾン殲滅作戦は佳境を迎えていた。残るアマゾンはオメガ=悠とアルファ=仁の2人。 4Cの黒崎隊に追いつめられた悠は、悠を守るためにあえて4Cに身を置いていた美月の助けで何とか命からがら逃げおおせるも、黒崎の銃撃に遭い負傷した美月と共にある山林の川に呑み込まれてしまう。 次に二人が意識を覚ますとそこは切子村にある「切子聖園」という養護施設の中。施設に預けられていたムクという少女たちに助けられた悠たちは、園長である御堂の計らいで施設に身を隠すこととなるが、そこにアマゾンが出現。子供たちを守ろうとする悠だったが、その目の前で御堂がネオアルファに変身して圧倒的な力でアマゾンを撃退してしまう。

一方その頃、4Cの代表である橘は政治家に取り入り新たな計画を実行に移そうとしていた。それは何とアマゾンを家畜として生産し、富豪たちに最高の食材として提供する「アマゾン畜産計画」。 そしてそのアマゾンとは、まさに悠たちが身を隠している「切子聖園」の子供たちだったのだ。

悠と美月を保護するようにと令華から命令を受けた駆除班、悠たちを駆除しようとする4C、未だ行方の知れない仁。 やがて「切子聖園」の秘密が暴かれる時、悠と仁の最後の決着が幕を開ける。



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◆迷走考察。




この劇場版は「アマゾンアルファ」の最後の戦いです。

この劇場版で「鷹山仁」は「オメガ」に倒されてしまい、二人の
長い戦いは今回終止符が打たれてしまいます。

ですが見ていると、「完結編」と銘打っていますが、完結している
ようには感じられませんでした。
続編が作られる可能は充分にあります。


また、劇場版として作れているわりには映画作品としては不十分です。
これは期待を裏切られました。

ドラマシリーズのスペシャル版のような、尺の長い作品といった感じの
出来でしたね。
ですから映画版としては役不足ですが、ドラマシリーズとしては期待通り
の作品といった感じです。


個人的には「鷹山仁」がいなくなってしまうのが残念です。
好きなキャラクターだったですからね。
ただ死んだと言うことになっていますが、実はとい方法はいくらでもあり
ますが。

なんとなくですが、制作側の事情で作られた作品ではないかと感じさせる
ものでもありました。
本当はシーズン3として作りたかったのかも知れません。

映画の作りではなかったですね。


仮面ライダー全シリーズの中では、この「仮面ライダーアマゾンズ」が
一番好きです。
もともとダークヒーローが好きなのもあって、肉弾戦そのものの腕や首が
もぎ取れるという描写が好きです。

そういう好きな作品であるだけに、今回の映画版は残念でした。
個人的には新たなシーズンが始まってほしいと願っています。



今回はあまり書くことがないので、このネタを自分ならばどう処理する
かを考えてみました。

まず「アマゾン細胞」ですが、今のように万能細胞の開発が進んでいる
現代ですから、もう少しリアルにそしてSF的に解釈していっても良いの
ではないかと考えます。

アマゾン細胞がどう人間の役に立っているのかという点を追求してみた
いですね。
アマゾン細胞が人の細胞を喰らうことで副作用として変身するとか、
そういう面をだしたしていた方がアマゾンを始末する理由になる気がします。

変身すると凶暴になり人を襲うというような理屈がほしいです。
そのためにアマゾン細胞を使って臨床試験を受けた試験者たちが人を
襲うので、それらを始末する必要に迫られる。


それらのハンターとして人の細胞を喰らう必要もなく変身できる装置として
ベルトなりが開発されたとしたいです。
アマゾンズが擬態した被験体が逃げ出すのではなく、夢の細胞であるアマゾン
細胞が持ち去れて使用されるというじたいがおこって拡大するとした方が
個人的には対立構造として納得できます。


産業スパイというのはあまりニュースになることもないのでドラマの中だけ
のように思えますが、最先端技術の世界では普通におこっていることでもある
ので、盗まれることもあると思う。

基本的には今作の「アマゾンズ」のような対立関係にはしないと思います。


昔、暴走族のような若い連中が強さを求めてクリスを使い、その乱用で
変身して理性を失っていくという設定を考えていたのですが、これが
使えると思います。

言わば違法な臨床試験として馬鹿な若者を利用して使うと言うのを描く
と思います。
そういう夢の細胞があれば軍事産業が黙っているはずがないですから、
兵器としてのアマゾン細胞移植者も描けますしね。

そのアマゾン細胞の活動を抑制する薬物を弾頭に入れて使える弾丸が
開発されるとかも作れますし、色々と構想は広がります。
大きな対立構造としては、危険な細胞の開発を葬り去ろうするものと
その細胞の開発を進めるものとの対立として描くと思います。


自分の考えはとにかくとして、この「仮面ライダーアマゾンズ」は
ここで終わってほしくないですね。
ぜひ、次の作品も制作してほしいと強く願っています。


それでは、次回にまたお目にかかりたいと思います。

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BRAVE STORM ブレイブストーム | 実写版巨大ロボット作品

特撮










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『BRAVE STORM ブレイブストーム』



今回は応援していた実写版巨大ロボット映画である、「ブレイブストーム」
です。

巨大ロボットものが続きます。


1970年代に放送された宣弘社制作の特撮テレビドラマ『シルバー仮面』と
『スーパーロボット レッドバロン』を1つの作品として再構成したリブート
映画です。


製作は、元円谷プロダクション副社長の「岡部淳也」さんが設立したブラスト
が手がけ、プロデューサー・脚本・編集・監督を岡部自身が務めたそうです。
制作体制も、現在の映画業界の主流である製作委員会方式をとらず、岡部さん
による自己資金調達が行われたということです。



ストーリー


西暦2050年、地球はキルギス星人の侵略により滅亡の危機に瀕している。
人類滅亡を回避するため、春日光二・はるか・光三の兄妹3人はキルギス星人
が襲来する以前にタイムスリップする。

西暦2018年、天才ボクサーの紅健は地下格闘技場で人間離れした対戦相手と戦い、
さらにチグリス星人に殺されそうになるが、春日兄弟によって助けられる。

西暦2013年にやってきた春日兄弟は、健の兄であるロボット工学者の紅健一郎
に巨大ロボットの建造を依頼し、そのパイロットとして選ばれたのが健であった。



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◆迷走解説。



この作品は何度かこのブログで紹介しております。
制作開始される前から期待していた作品でもありました。

特撮好きとしては、「トランスフォーマー」や「パシフィックリム」の実写化
の大ヒットを見ると苦々しいものを感じていたからです。


まったく話題にもなっていなかったので出来のほどはと思っていましたが、
悪い作品ではなかったです。
好感の持てる作品でした。

ある意味、ハリウッド作品ように世界的な大ヒットを意識せず独自の路線
を進むのも一つの選択ではないかと感じました。
変に大ヒットを意識してどちら付かずになってしまっては面白い作品になら
ないからです。



主人公たちが未来から異星人の侵略を防ぐためにやってくるというのは、
「リターナー」と同じ設定ですが、この設定は良くSF映画では
多用される設定です。

アニメでももっとも多用される設定ですし、有名な「ターミネーター」
は今更いうまでもなく未来からやってくる殺人アトンドロイドです。

タイムスリップものでは一番多用されている設定なのかも知れません。
「ドラえもん」もそうですし、それだけ使いやすい設定なのだと思います。


未来はどうとでも描けますが、過去は史実としてあるものですから制作する側
の都合で勝手に設定することはできません。
現代から200年前にタイムスリップしているのに、その時代の人たちが携帯電話
を使っているなんてことを描けませんからね。

対して未来は未確定な出来事ですから、宇宙人が地球征服していても世界大戦
で人類が滅亡しかけていてもいくらでも作り出すことができます。
ですからどうしても過去ではなく未来を設定する方が都合が良いのです。


そしてこの「ブレイブストーム」も未来から主人公たちがやってきます。

この設定ではあまり物語の破綻は見られない作品が多くて、この作品も悪い
展開ではありませんでした。

ただ一点、「シルバー仮面」が必要であったのかというとこれは必要
なかったと感じました。
特殊な戦闘用スーツなんですが、これを使うのであれば巨大ロボットは必要
なかった気がします。

ただ昔の「レッドバロン」は紆余曲折あった作品で、初めの作品では巨大
ロボットだけの戦闘に絞った作品ではなく、等身大の人が戦うシーンも多く
撮られていたと記憶しています。

「レッドバロン」から「マッハバロン」へと続くのですが、当時の特撮ドラマ
はあまり面白く感じなくて、子供向けにするのかもっと年齢層を高く設定
するのか明確にできなくてどちらにも振り切れていない作品が多かったように
記憶しています。

そのせいかしっかりと見ておらず記憶が曖昧です。



今作ではそれらの作品を知り抜いた上で作られている気がして、上手くまと
まっていると感じさせられました。
そういう意味では好感の持てる作品ではありましたが、やはりどうしても
「パシフィックリム」などと比べて見てしまいます。

侵略テーマとしての今作の「シルバー仮面」は良かったので、これはこれで
別に作っても良かったのではないかと思います。

正直なところ、実相寺監督の「シルバー仮面」は昔から好きではないのですが、
派手なアクションSFとしての活かし方はもっとあるだろうにとずっと
思ってました。


漫画「ULTRAMANN」がオールドファンからも支持されて人気を得たのは、
巨大ではなく等身大の戦闘スーツだからです。
戦闘スーツはもっといかせる設定だとずっと思っているのですが、仮面ライダー
のように変身ものばかりにとらわれていて新しいものを作ろうとしてきていません
でした。

巨大ロボットや怪獣に縛られないで柔軟な発想がないとダメだと思うのです
が、日本の特撮人は先入観ばかりにとらわれていて、良いキャラクターなど
をいかせていないと感じていました。

見ているとこのシーンはお金をかけないで苦労しているなと言うところが
随所にあって、良い意味で自主映画的にも感じました。
とにかくエキストラを使わないモブシーンがカットされていて、必要な
ところだけにお金をかける方法でした。

これはこれで良いと思います。
下手にお金をかけてしまっても良い作品ができるわけではないですから。

次の作品も期待したいですね。



それでは、次回にまたお目にかかりたいと思います。

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散歩する侵略者 | 予兆散歩する侵略者

特撮










散歩する侵略者
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『散歩する侵略者・予兆 散歩する侵略者』



今回はあまり知られていませんが、「散歩する侵略者」です。

それほど話題にもなっていませんが、一部では人気があって
「予兆 散歩する侵略」というスピンオフドラマも作れています。

今回はこの二作品を取り上げたいと思います。


監督は映画通の間ではよく知られている「黒沢清」さんです。
原案、原作は「劇団イキウメ。作・演出 前川知大」です。

「散歩する侵略者」の出演者は、「長澤まさみ」さん、「松田龍平」さん。
「予兆」の出演者、「夏帆」さん「染谷将太」さん「東出昌大」さん。



概要──。

宇宙からの侵略者が人の肉体に入り込んで、人々から思考の概念を
奪って地球侵略の準備をしていた。
月の軌道を狂わせるほど、見えない巨大な宇宙船から侵略攻撃を始め
るがなぜか侵略途中で、侵略者は地球から去っていく。

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◆迷走解説。



この作品は先に「予兆」の方を見て、面白かったので本編である
「散歩する侵略者」を見ました。
ですがやはり「予兆」の方が面白かったですね。

もともと舞台ようの作品らしい、大掛かりな特撮映像を必要としないタイプ
のSF作品です。
もっともどこまでSFとして作られているかは分かりませんが。

こういう肉体を持たない宇宙人が人間の体に中に入ってしまうとか、いつの間
にか人間そっくりの宇宙人が人間と入れ替わってしまっているというSFは昔から
あって、映像的にもお金のかからないタイプの作品です。



この作品は長澤まさみさんや、松田龍平さんで映画を作っているようなところ
があって、正直、お二人ともこの作品に合っているとは思えませんでした。
SF作品には似合わないお二人でしたし、またもっと作品もSFに寄せてもらった方
が良かったですね。

舞台用の作品を映画にしたという面が強いのかも知れません。
もっと原作から離れてくれた方が良かったです。

単にSF作品での侵略を描いている訳ではないのは分かるのですが、
やはり人気のある主演のお二人を意識しすぎているような作品の展開で
そういう部分が好きではなかった。


対して「予兆」の「東出昌大」さんはとても良かったです。
「デスノート Light up the NEW world」に出演されていましたが、これが
とても良くこの作品からずっと注目していました。

こういう不気味な感じの作品に向いています。


さて、この「散歩する侵略者」ですが、SF作品ではとても古いテーマで、
昔はSFイコール宇宙人の侵略のようなストーリー展開が多く、ウルトラシリーズ
の多くも宇宙人の侵略をウルトラマンたちが防ぐという物語です。

侵略テーマもこういう宇宙人が地球人を調査するという形にすると、お金を
かけないでも侵略テーマを描くことができるので面白いし、ある種の魅力が
あるのですが、もう一歩侵略を進めて武力による侵略ではなく別のアプロー
チがあっても良い気がします。

アメリカでも昔、「インベーダー」というすでに地球人と入れ替わっている
侵略宇宙人のテレビドラマがありましたが、これもSFというよりもホラー
色の強かった作品です。

また大掛かりな特撮も必要としませんでした。


自分もこの侵略テーマは色々と考えていて、異星人の考える侵略と人類の
考える侵略が違うのかも知れない。

さらに言うと侵略されてしまった方が地球は平和で幸せであるかもしれないし、
もしかすれば「ウルトラセブン」の「ノンマルト」のように実は人類が侵略者
であるかも知れないと色々とアイデアは広がっていきます。


扱ってみたいテーマの一つなのですが、こういうこだわった展開にすると
たぶん人気は出ないでしょうね。

単純に悪い異星人が攻めてきて、地球の正義を代表する戦士に撃退されると
いう展開がやはり一番わかりやすくて受けるのだと思います。
個人的には一番作りたくない展開ではありますが。


ただ異星人の存在は昔から科学者の間でもずっと論争があって、有名な方で
は理論物理学者の「スティーヴン・ホーキング」博士がいます。
残念ながら3月に亡くなられてしまいましたが、この方はAIについても、異星人
に関してもコメントされており、異星人との接触は不幸を生むだろうと予測
されています。

またAIにも危険を感じておられて、テクノロジーに関してもシビアな洞察を
される方でした。

個人的にもこの方の意見に大賛成で、むしろSFではとても有名な「アーサー
Cクラーク」のような友好的な異星人やテクノロジーにバラ色の未来を描く
楽観主義は好きではありません。

テクノロジーは人類に幸福ばかりををもたらしてくれないのは、すでに現実の
世界では半世紀も前から事実として積み上げられ続けられています。
ですが亡くなる最後までテクノロージーに夢を見続けていたSF作家でもありま
した。

テクノロジーの発達が、現実の世界では新しい不幸を生んでいると指摘
する人はいたと思うので、ご本人はどう答えていたのでしょうね。
なくなる前には色々と訴えられたりもしてもいた方でもありましたし。


最新テクノロジーの伝道師のようなことをずっとやっていた方でもありました。
フィクションであるSF作品と現実は違うと切り離していたのか、それとも現実を
拒絶しながらひたすらバラ色の夢だけを追いかけていたのか、詳しいことは
分かりません。

少なくとも「ホーキング博士」のようにリアリストではなかったと思います。
そこら辺は作家ですね。


最近は宇宙に生命があるかどうかとあまり言わなくなっていますが、我々の
子供の頃は宇宙の生命イコール宇宙人でした。
特にアメリカでは──今でもですが──異星人の存在は絶対にあるという
一種の信仰のような強い信念で信じられています。

それが地球にすでにきていると今でも多くの人々が信じています。
面白いのがカルト集団がオカルトや神様ではなく宇宙人なんですね。

自分もある意味このテーマに関してはリアリストで、まずもって宇宙の生命
が文明を持っている異星人という飛躍はおかしいとずっと昔から言い続けて
います。


SF好きはこういう話を良くされるのです。
SFが好きだから異星人はすでに地球へきているや、各地で噂されるUFOの目撃談
などは絶対に信じていると思い込んで話してきます。

これをいうとムキになって言い返してくる人が殆どなのですが──予想していた
答えと違うので──そもそもどんな生物か分からないのに、意思の疎通すら難し
いし、機械文明を持っていても人類と接触しようとするかどうかも分からない
と答えてきました。

では、異星人はいないのかと言い返される場合が多いのですが、それは
ないと答えています。

だって、地球という惑星には人類を含めてこれだけの生命体がいるだから
どこかにたぶんいるだろう──だが、どうしてSF映画が描くように
友好的にせよ攻撃的にせよ目撃されている異星人はあまりにも、人間に
都合良すぎる存在として目撃されていると言い続けています。

多分まだ地球にはきていないし、それだけ宇宙は広いと思うと話します。
もっとも近い恒星系でも3光年以上はなれていますし、ハビタブルゾーンないの
惑星もまだあるかないかも正確なところは分かっていないというのに。

生命居住可能領域をハビタブルゾーンと言うのですが、その領域内に適す
惑星が存在するのかというのがありますし、存在しても生命が発生するか
しないかわからない、さらに生命が存在しても科学文明を築くかどうかも
わからないなど可能性はあまりに多すぎるのです。

その無限かとも思えるような可能性の中で、どうして人類に友好的な異星人
が地球に来るんだという単純な疑問があります。
異星人云々の前に「ET」のような展開を信じている人間側に問題があるし、
いたらいたでそのときにまた考えれば良いだけと話します。



この「侵略テーマ」はとても古いのですが、最近少し復活してきています。
もう一つ、最近は殆ど作られなくなったテーマに「新人類」というテーマが
あります。

これは別の生物が進化して人類にとって変わるというわかりやすい物語から、
人類ないから一気に進化して新しい人類が現れ旧人類は駆逐されていくという
物語もあります。

先に少し触れた「アーサーCクラーク」の作品である「幼年期の終」もこれに
あたりますし、短編が多いのですが日本のSF作家もこの新人類をテーマにした
作品は多く作ってきました。

ですが今は殆ど見かけません。

次はこの「新人類」がテーマとして新しく作られてくるかも知れません。
この「新人類」も大掛かりな特撮を必要としない作品として制作できますので
お金がかからないで良いのですが、たぶん人気が出ないでしょうね。

結局、作られなくなったのはこれにつきる気がします。
人気がなければ面白いテーマでも作られ続けられることはありませんから。

ただ形を変えて、なにかできないかとずっと考えています。



それでは、次回にまたお目にかかりたいと思います。
 
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パシフィック・リム: アップライジング | 巨大ロボット映画の続編

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『パシフィック・リム: アップライジング』



今回は特撮映画である「パシフィック・リム: アップライジング」です。

大ヒットした「パシフィック・リム」の続編です。

原案・監督、スティーヴン・S・デナイト。
脚本 エミリー・カーマイケル。



ストーリー



西暦2035年の地球。 太平洋の海底の裂け目から異世界より襲来した異種族「プリカーサー」の操る怪獣と人類の人型巨大兵器「イェーガー」との激戦が終結して10年が経過した。 世界は平穏を取り戻したが、怪獣の再来への不安を残すPPDC(環太平洋防衛軍)は新世代のイェーガーを開発し、若いパイロットたちを訓練していた。

10年前の怪獣との最後の戦いで戦死した、人類の英雄と称えられるスタッカー・ペントコスト司令官の息子ジェイク・ペントコストは優秀なパイロットだったがある理由で軍を除隊し、違法転売行為に手を染めていた。 そんなある日、戦地から集めたパーツで小型の一人乗りイェーガー、スクラッパーを自作していた孤児の少女アマーラ・ナマーニと出会ったことから、ジェイクの運命は変わる。 右余曲折を経て逮捕されたジェイクは、10年前の最後の戦いで英雄的な活躍をした元イェーガーパイロットで現在はPPDCの事務総長である義姉の森マコより無罪放免と引き換えにパイロット訓練生の教官として指導を命じられ、同じく逮捕されたアマーラもその非凡な才能を見定められ訓練生となる。

時を同じくして中国企業、シャオ産業は社長であるリーウェン・シャオの主導の下、元PPDCの研究員であったニュートン・ガイズラー博士の協力で新型の無人巨大兵器、ドローン・イェーガーの開発を急ピッチで進めていた。PPDCはシャオ産業のドローンを採用するかどうかの会議をオーストラリア、シドニーで開こうとするが、その会議場に突如、所属不明の漆黒のイェーガー、オブシディアン・フューリーが会場を襲撃する。 警備に出動していたジェイク、ネイトの駆るジプシー・アベンジャーが迎撃し、フューリーは撤退するが戦闘に巻き込まれたマコが死亡してしまう。

完成したシャオ産業のドローンは各拠点に輸送されるが暴走し各所で破壊活動を始める。 ジェイクたちの基地に輸送された2機のドローンも攻撃を開始し、チュアン司令が戦死。基地のイェーガーもまともに応戦する暇すら与えられず、次々に大破させられる。

一方、シャオ産業にてハーマンは10年前に怪獣の脳とリンクしたことが原因でニュートンがプリカーサーの手下になっていたという衝撃の事実を知る。ニュートンはシャオ産業の開発ラインが殆ど自動化しているのをいいことに怪獣の細胞を培養するなどして組み込み、リーウェンらの知らない間に独自にプリカーサーの地球侵略計画を続けていたのだった。 ドローン群はエネルギー波を放って地球各地に裂け目を作り、大量の怪獣を地球に運び込もうとするが、ニュートンの凶行を知ったリーウェンの協力によってドローンはすべて活動を停止。裂け目を閉じることに成功するも、3体の怪獣の地球への侵入を許してしまう。



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この作品は「パシフィックリム」の続編ですが、監督は前作の
「ギレルモ・デル・トロ」ではなく、「スティーヴン・S・デナイト」
となっています。

今回の作品内へ、中国色が入っていますが、制作会社の一つが中国企業に
買収されたりした影響もあったようです。
「パシフィックリム」は中国で大ヒットしていますから、その影響も
あっての買収だと思います。

バブル期の日本でも同じでしたが、今や至る所で中国マネーの影響を
感じます。

映画会社の買収はバブル期の日本企業もやっていましたが、今残っている
のは「ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント」だけだったと思います。

ハリウッドでは制作会社の買収は頻繁ですから良くある話ではあるのですが、
いつまで続くのかという面はありますね。
いったい誰が儲けているんでしょうね。



ところでこの続編ですが、評価は分かれています。

巨大ロボット同士の戦闘シーンもあるのですが、そのスムーズに動く
ロボットが嫌だという意見も日本では見受けられます。

そういう人たちは巨大ロボットの重量感のある動きが好きだったようです。
分からないことではないですが。

四月から映画公開されて、現在も映画公開が続いていますので興行成績
はまだ分かりませんが、ヒットしていることは確かでしょうね。
すでに海外での興行成績はわかっており、前作ほどではないようですが、
大ヒットには違いないようです。


巨大ロボットといえば日本でも、去年、「ブレイブストーム」という
巨大ロボットの特撮作品が公開されていますが、話題にすらなってくれ
ませんでした。

もともと巨大ロボットは日本が原点です。
その本家はまったく奮っていないのが現実です。

「鉄甲機ミカヅキ」という巨大ロボットドラマが2001年に作られていますが、
これも一部のファンだけで結局、広く知れ渡ることもないままに終わっています。

いつも制作費の違いを指摘されますが、確かにその違いは大きいと思います。
ですがこれだけのヒット作を出せるのは、やはりハリウッドの底力を認めない
訳にはいかないと思います。


昔、「山城新伍」さんがまだ若かった頃、今ハリウッドでは子供向けのような
話を大まじめにお金をかけて作っている、日本はそういう作品を子供だまし
といって相手にしないと、いうよなことを話していた記憶があります。

よく制作する側の事情と視点だけで、観客無視の映画制作に苦言を呈して
おられましたね。
まったく同感でした。

それが「スターウォーズ」だったのですが、これは確かに言えるのではないかと
感じます。
「パイレーツオブカリビアン」シリーズも同じで、本当にこれらを大まじめ
にお金をかけて作っています。



そして最近、「アベンジャーシリーズ」の大ヒットから感じるのは面白さと
いう観客目線へのこだわりです。
自分は作品の世界観にこだわるのでこの「アベンジャー」シリーズのように
別々の作品であるものが一つにまとまるのは嫌いです。

ですが「仮面ライダー」シリーズも、アベンジャーズと同じように戦隊ものと
のミックスをすると興行成績は良くなっています。
また、テーマパークなどでもUSJのように日本のアニメを取り入れると集客
がディズニーを抜くなどしています。

結局、作品の世界観のこだわりは作り手側のこだわりだけであって、見る側に
すれば面白ければどうでも良いのだということをリアルに突きつけられている
ような気がしています。


この「パシフィックリム」でも怪獣と戦うのは人形の巨大ロボットで、
日本のゴジラシリーズのようにゴジラと戦うのはメカゴジラやモゲラであって、
アニメの巨大ロボットのように人形メカではありませんでした。

際物的にジェットジャガーという人形ロボットは登場してきましたが、人が
搭乗して操縦するタイプではありません。

どちらかといえば怪獣対怪獣であって人形メカとの戦いではありません。


見る側からすれば、ガンダムのような人形メカが怪獣と戦っても良いでは
ないかというのがずっとあったのかも知れません。

我々のように生まれる前からすでに映画ゴジラがあった世代にとっては、
やはり人形ロボットと怪獣は別物という先入観があった気がします。

でもそんなものは面白ければどうでも良いことで、最近の日本のロボット
アニメはロボット対ロボットよりも、怪獣のような超生物と戦っている
場合が多いのです。


こういう見る側の視線にこだわっているのがハリウッド作品なのかもしれま
せんし、大ヒットの秘密なのかも知れません。

最近、こういうことをよく考えるようになりました。

自分は怪獣作品が大好きなのですが、こだわり抜いたような作品は逆効果
なのではないかと強く感じています。

クリエイターのこだわりがクリエイター殺すという言葉を聞いたことが
あるのですが、これを知ったときなにか剣先を突きつけられている
ような気がしました。

確かにそうかも知れません。
同人をやっていても下手なプロよりも上手い漫画家を知っているのですが、
結局、商業誌で続かなかったのはこの見当外れのこだわりでもありました。

後で考えればこだわるほどでもないものも多くあり、なににこだわり、
どれを捨てるかの見極めが大事なのかもしれません。

この巨大ロボット映画を見て、また色々と考えさせられました。


それでは、次回にまたお目にかかりたいと思います。

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ロスト・イン・スペース | Netflix配信の特撮ドラマ

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『ロスト・イン・スペース』



今回は「Netflix」配信の特撮ドラマです。

1965年のテレビドラマ「宇宙家族ロビンソン」のリメイク作品で、2018年
に「Netflix」で公開されたSFテレビドラマシリーズです。



概要──。


2046年、天体が地球に衝突する危険が迫り、選別された家族は植民星
アルファ・ケンタウリに向かう。だが恒星間宇宙船レゾルートを異星
のロボットが攻撃し、植民者たちはジュピター型宇宙船に乗って緊急避難
する。
ロビンソン家の乗るジュピター2号と他のジュピター型宇宙船は、時空の
裂け目に遭って、見知らぬ惑星に着陸する。異星の環境に直面し、
ロビンソン家と他の植民者たちは惑星から脱出しようとする。



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今回の特撮ドラマはまた「Netflix」配信です。

「スタートレック・ディスカバリー」といい、今回の「ロストインスペース」
といい、本当に目が離せなくなってきました。

テレビドラマである「宇宙家族ロビンソン」はもちろん見ていますが、あまり
面白くなかった記憶があります。
そのせいか、今回の「ロストインスペース」ももう一息という感じですね。


この作品の前に、映画版でリメイクされています。
これも見ましたが、やはりもう一つでした。

それでも映画版も含めて、今回のドラマシリーズが最高ではないかと思います。
また、初期作品とは大きくストーリーなども変更されていました。

当時はアメリカの作品はファミリードラマというスタイルを取る作品が多
かったと思います。
「奥様は魔女」なんかもそうなんですが、そういうスタイルのドラマが
多かった気がします。

もっともこれは日本でも似たようなものでしたが。

そういうタイプの作品をなにもSFに持ってこなくても良いだろうというのが
子供心にもあった気がします。

ファミリードラマが苦手な訳ではないのですが、特撮ドラマに絡ませないで
ほしいと思っていました。


一番の変更点は「ロボット」日本版では「フライデー」が異星人のロボット
になっている点です。
デザインだけではなく、性質そのものが変更されています。

昔、アメリカ作品でも「フライデー」という名前があるものと思い込んでいま
したが、現実にはただの「ロボット」とよばれていることを知ったときにはいささ
驚いた記憶があります。

日本には「鉄腕アトム」があって、アンドロイドなどには特別な気持ちがあるせい
か、名前があって当たり前だという気がしていましたね。

でもアメリカではただのロボットと冷たいものだと感じたものです。

今回のロボットも絶対的な味方ではないようです。

そしてDr.スミスも今回は男性ではなく、女性に変わっています。

昔は小狡い悪党で愛嬌もあるキャラクターでしたが、今回は愛すべき点の
ない悪党として描かれています。
本格的なサイコパスですね、それもけっこうリアルにいるタイプです。


今作では「アルファ・ケンタウリ」が移民星となっていますが、太陽系
から一番近い恒星系です。
昔からこの恒星系に生物がいるのではないかといわれていました。

ですが時空の裂け目に入って見知らぬ惑星へと不時着しますから、話が
たんなる移民星の冒険開拓ではなくなっています。

Season2があるかどうかは分かりませんが、ありそうな気もしますね。

ただ宇宙開拓というか、そういう作品は他にもあったのですがあまりヒット
していなかったと思います。

「アース2」という宇宙移民の特撮ドラマもあったのですが、Season1で
終わっていますから。

そういう意味では先行きはあまり良くないかも知れません。


ただ、もしかすれば、1960年代の他のSFドラマである「原潜シュービュー」や
「タイムトンネル」なんかもリメイクされて「Netflix」で配信されてくる
のかもしれません。

できれば昔の作品だけではなく、オリジナルも作ってほしいですね。


「スタートレック・ディスカバリー」も今までの作り方と大きく違って
いました。

あれは「24」と同じドラマの作り方なのですが、それよりも本来
「スタートレック」には禁止事項があったのです。

「ディスカバリー」では、それを許可したということになります。

それを撤廃していますから、「Netflix」だからなのか、それともネット配信
だからなのかが分かりません。

ここら辺は日本も見習ってほしいところですね。


「アマゾンプライ」も「仮面ライダーアマゾンズ」いこう、注目している
のですが、どうもお笑いやバラエティー番組に力を入れているようです。

もっと特撮にも力を入れてほしいのですが。


以前から日本のアニメ制作会社とはどうなのかと気になっていたので、調べて
みるとやはり「Netflix」と契約しているアニメ制作会社がありました。

思った通りです。

「プロダクションI.G」と「ボンズ」が包括的業務提携契約を締結したそうです。

ボンズが「A.I.C.O. Incarnation(アイコ・インカーネーション)」という
アニメを、「B: The Beginning(ビー・ザ・ビギニング)」を「プロダクションI.G」
がそれぞれ第一弾として制作していました。

一応見てみましたが、海外の反応は分かりませんが日本ではヒットしないと
思います。

オリジナル作品だったので期待したのですが、これはいささかですね。

悪くはないのですが、ですがこのタイプの作品だと物足りないのです。

ここら辺は長い間オリジナル作品を作ってこなかった弊害かも知れません。

それにアニメ制作会社だからといって脚本などは別問題ですからね。
原作を探す必要はないですが、もう少し小さくまとまるのではなく、マニアック
に振り切った方が良いかも知れません。

もともと日本アニメは原作ありきで始まっていますから、もしかすればオリジナル
制作は未知の分野なのかも知れません。


どちらにせよ、テレビは一部の人たちだけが見る、ますます時代遅れのコンテンツ
になってきたように思います。


それでは、次回にまたお目にかかりたいと思います。

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