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がっこうぐらし 1 | 妄想と現実の狭間

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「がっこうぐらし・1」

※今回のブログは予想外に長くなりましたので、二回に分けて
掲載したと思います。



この「がっこうぐらし」というアニメはタイトルから想像できない
内容のアニメです。

「学園生活部」というクラブに属している仲良しの四人の少女の
物語です。
一見すると日常系のゆる~いアニメかと思いきや、実はとてもシリアス
でホラーな物語だったのです

個人的には大変、胸に突き刺さってくるような物語であると同時に
とても強いリアリティを感じています。
見るのがつらくなるくらいですね………。


原作は「海法紀光」さん、作画は「千葉サドル」さんによる漫画作品で、
「まんがタイムきららフォワード(芳文社)」に掲載されてます。
内容はかなり読み応えのあるものなのですが、現在のアニメだけに
限定して書きたいと思います。

巡ヶ丘学院高等学校の生徒会室を借りて「学園生活部」として活動
する、「丈槍由紀」「恵飛須沢胡桃」「若狭悠里」「直樹美紀を」
の四人の女の子が、学校全体を借りて寝泊りする部活動を続けている。
ほのぼのとした日常を過ごしているが、学校の外では人間をゾンビに
変えてしまう感染症のパンデミックによる、地獄絵図が広がっていた
である。

──と、まあ、簡単に説明すればこんな物語です。


この物語の肝でもあり、胸に迫る展開の一つは「由紀」の存在です。
由紀は自分たち四人が学園に立てこもって、生き残っている生存者
であるという事実を受け入れておらず、以前のように学園も生徒や
先生たちも皆健在で楽しい学園生活を送っていると信じ込んでいる
ことです。

ですから毎日、自分の教室へ行き、授業を受け続けているのです。

他の三人の女の子もそれはわかっているのですが、明るい「由紀」
に話を合わせて生活しています。
それによって他の三人もまた、今の極限の状態に耐えられている
からでした。


これはとても強く感じるものがありました。
……笑えない物語だからです……。


またこれは精神分析で言うところの、「防衛機制」を非常にわかりやすく
表現しているといって良いと思いますね。
程度の違いはありますが、正常な人間にもいつでもおこるうる日常的
な現象だからです。

少し極端な表現ですが、この欺瞞を誰とも共有できないものを「妄想」や
「虚言」と呼び、大勢の人たちと共有したばあい「信仰」や「伝説」で
あったりするのだと思います。


少し詳しく論じるならば、「自己欺瞞」と「他者欺瞞」に分けることが
できます。

「他者欺瞞」はそのものずばり、他人を欺くことです。
「自己欺瞞」とは自分自身を欺き信じ込むことです。
しかしこれらの欺瞞行為は複雑に絡み合っていて、明確に「他者欺瞞」と
「自己欺瞞」に分けることができなのが普通です。

個人個人の関係でもそうですが、社会という大きな関係に広がって
くるとこれはもう複雑に絡み合ってきます。
政治や経済活動は欺瞞と欺瞞がぶつかり合っているとようなところがあり、
こまったことにはだまし合っているだけではなく、その嘘がお互いを助け
合っている面もあっていつも現実を見えにくくしています。

おそらくですが、原作者の「海法紀光」さんは虚言や詐欺被害など、何ら
かの経験がある方ではないのかなと思います。

自分はこれらに関しては大変大きな被害を経験しており、とても
このブログで公開できるものではありません。
その経験から言わせていただければ、非常にリアリティがありました。


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◆日本作品の中のゾンビ。


「妄想」や「欺瞞」という本作の核心部分に入る前に、まず初めにこの
作品は「ゾンビ」アニメでもあることに触れておきたいと思います。

実はこのアニメを見てから、日本ではゾンビ作品の人気が低いのでは
ないかと気付きました。

アニメでは特にそうで、「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD-
ハイスクールオブザデッド」や「 これはゾンビですか?」
「 ZOMBIE-LOAN -ゾンビローン」「さんかれあ」「バイオハザード:
ディジェネレーション」等がありますが、もう一つ人気が盛り上がり
ませんでした。


テレビドラマでも「セーラーゾンビ」や「「玉川区役所 OF THE DEAD」
がありますが特別ヒットした作品ではありません。
また映画ですが「Zアイランド」「ニート・オブ・ザ・デッド」
「新撰組オブ・ザ・デッド」という作品もありました。

映画に関しては、「Zアイランド」は知っていましたが、調べて見て初め
て他の二作品の映画があったことがわかるほど話題にもなりませんでした。
「新撰組オブ・ザ・デッド」は名前は聞いたことがあったのですが、アニメ
作品かなと思っていた位です。


海外、とにかくアメリカはとても「ゾンビ」作品は大好評で、現在でも
ドラマ「ウォーキング・デッド」が大ヒットしたので、「Z NATION」
というドラマが作られて話題になっています。

映画に関しては、1988年のジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」
以来、大作やB級映画取り混ぜて無数のゾンビ映画が作られてきました。
シリーズとして有名でかつヒットしているのは「バイオハザード」
シリーズですが、ブラッド・ピット主演の大作「ワールド・ウォー・Z」
という映画まで作られています。

「ブラッド・ピット」主演映画では最大のヒット作だったらしいです。

ですがこの「ワールド・ウォー・Z」という映画は日本ではゾンビ映画
であるにもかかわらず、ゾンビ映画であることをかくして宣伝されていた
そうです。

アメリカだと「ゾンビ」映画であると大々的に宣伝すれば、お客が来るそう
なんですが、日本では事情が違っているらしく、こういう宣伝方法を
とっていたらしいですね。

今やアメリカではゾンビ感染者が広がるとどう対処するかということ
が大学の授業で取り上げられたり、公的機関が真剣に「ゾンビ対策」
を検討するなどフィクションではすまない様相を呈するほどです。
※最初は冗談だったらしいですが、パンディミックなど感染症の対策
方法として検討しているらしいです。


それくらいリアリティがあるもののようですね。


「ゾンビ」もそうですが、「13日の金曜日」のような存在はアメリカ
ではリアリティがあるのです。
不法移民や人種の違いなど諸々抱えていると、ある日知らない人が
おそってくるといようなホラーでありそうな事件が本当にかなりの数
事件としてありますからね。

薬物中毒などは顕著な例ですが、けっして映画のなかのフィクションと
して安心していられない。

そういう下地があると「ゾンビ」などもまんざらあり得ないフィクション
ではなく、もしかすれば近いことがおこるかもしれないというリアリティ
があるのでしょう。


日本の場合は、それらに対してリアリティが持てないというのがあって、
どうしてもバイオハザードのようなゲーム感覚なんだと思います。
日本の場合はどこまで行っても日本人で、ある意味逃げ場がない
ほど知っている人しかいないような密閉した面があります。

知っている人たちによる陰湿ないじめのような閉塞感が根底にあり、
「貞子」のように恨みを持って人を呪い殺すようなホラーの方が
リアリティがあるのです。
つまり、文化によってホラーのもつリアリティが違ってきます。

ただ日本のアニメ文化では、殆どが学園をまたは学生を主人公にしており、
この点が同じゾンビでもリアリティの力点が違うといえると思います。

なによりもアニメファンにとって、学園または学生というのは一種の
聖域であり独自のリアリティを持つ特別な場でもあるからです。
この点をまず指摘してから、妄想と現実について話を進めたいと
思います。

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◆妄想と現実の間。

ここから少し、内言語といいますか、以前このブログでも取り上げた
「イマジナリーコンパニオン」のことにも触れてゆきたいと思います。
興味があれば一緒にお読みください。
http://308338.blog.fc2.com/blog-category-21.html

ここからまた迷走いたしますので、ご準備くださいね(わかりにくかったら
ごめんなさい)。


この「がっこう暮らし」の仲良し四人組の「由紀」が、現実を見て
おらず妄想の中でいまだに楽しい学園生活を続けているのはすでに
説明しました。

ですが完全に妄想の中にいるかというと違っていて、どこか現実を
認識しているのも他の三人も気付いているのです。

映像ではすでに存在していない優しい担任が「由紀」が危険なときに
隠れるように指示してくれたりと、「由紀」は妄想と現実の狭間で、
それもとてもうまくバランスをとって暮らしています。


ここまでひどくなってると、現実の精神疾患だとすると薬物による幻覚
や妄想、また分裂病による妄想となるのですが、話が一貫していない
のが特徴としてあります。

また被害妄想が主であり、このアニメのように幸せな学園生活をおくって
いるような適合型ともいえる、見事な防衛機制としての妄想ではありません。

それをあえて言うのではあれば「虚言者」がそれに当たりますね。
こういう楽観的といいますか、プラスの感情を主症状として活動的に
なるのは「躁病」または「躁状態」の人間なのですが、妄想とうまく
高度にバランスしているのが「由紀」の症状だといえると思います。


「由紀」の場合はすべて一貫しており単なる妄想ではなく、一時的な
妄想状態への退行現象ととらえることもできるのですが、これは大変
に示唆に富んでいます。
とくに子供の、幼児のごっこ遊びや、お人形との会話に近いものがあり
ますね。

幼児が一人でお留守番をするとします。
とても不安で仕方がない。
そこで持っている好きな「おもちゃ」や時には毛布等が魂をもって
いるかのように幼児と語り合い励ましてくれる。

ごっこ遊びもそうなのですが、こうした遊びによって幼児はつらい
出来事などを克服し成長してゆくのですが、大人になっても精神的に
追い詰められてくると退行現象の一つとしてこれらの現象が現れてくる
場合があります。


言わば幼児心理学などでも指摘されていますが、「嘘」である「他者欺瞞」
や「自己欺瞞」は人間が成長する上では必要な正常な行為であって、
「妄想」もまた特別なものではありません。

幼児の頃の「嘘」が成長してゆく過程で、「欺瞞」へと進化すると
言い換えても良いかと思います。

子供の世界はこれら不思議な生き物たちと共存しているものですが、
成長するに従って、社会的に認められるような形に偽装して、進化
してゆくものだといえるのでしょう。
特に「欺瞞」は政治の世界では顕著で、それだけで成り立っている
のではないかと思わせることもありますし、誰もそれを咎めません。

なにせ子供でもわかるほど無理なことを、さも自分ならば成し遂げられ
るかのように言って当選するのですから。

むしろ現実的な提言を公約にしては、誰も投票してくれない訳ですから、
どれだけ大ホラをふけるかを競い合ってといるようなものです。
社会的に嘘をつくことを求められているようなものですね。


「イマジナリーコンパニオン」とも、「イマジナリーフレンド」とも
呼ばれていますが、大人になってもこれを病的に持ち続けている人が
います。
普通の人にも神秘体験として語られているものの多くは、これ当ては
まる場合が多いですね。


日本では「霊媒師」または「交霊」時には「拝み屋」などとも
呼ばれていますが、古くから民間で根付いている職業がありました。
これらなども「イマジナリーコンパニオン」を利用した社会的にも認め
られた職能だといえますし、時には都市伝説のように「小さいおじさん」
が小人のように現れて見えるという人もいます。

そういう体験をしたという人はごく身近にも沢山いて、その人たちは
何らかの原因で子供返り、退行現象を経験していたともいえるのです。
「霊媒師」などはこれら退行現象を利用して、他者を欺くだけではなく
自らも欺いて依頼者の願いを叶えているともいえます。

特に子供は、兄弟やいつも遊んでいる友達だにだけ通じるような物語
を沢山持っているものです。
殆どが大人になってくる間に忘れ去れてしまうのですが。

こういう子供の頃には当たり前のように身近だった「モノ」や「物語」
たちが、大人になってからも時には「心霊現象」や「都市伝説」となって
現れて返ってくることこともあるのです。

何度も言うようですが、「妄想」というのは決して珍しく特殊な現象では
ないのです。
「欺瞞」も「妄想」ごくありふれ人間の精神活動の一つであって、軽い
ものは特別に異常なものではありません。

最初に指摘しましたように、人と共有できないものを「妄想」と呼び、
他者と共有できるものを「欺瞞」と呼んでも良いかと思います。
もうすぐまた「夏コミ」が始まりますが、「コミケ」もそこに集まるファン
の人たちもともに欺瞞を共有することで成り立っているのです。


──次回に続きます──。



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