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水木しげる | 悪魔くん・千年王国

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水木しげる作品
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「悪魔くん」


今回は「水木しげる」さんの作品をご紹介したいと思います。

アニメ化も実写化も企画されているわけではないですが、もともと
いつかは「水木」作品をご紹介したいと思っていたので今回は「悪魔くん」
つまり「千年王国」を迷走解説したいと思います。

最近の社会情勢のこともありますし、戦争で片腕を失った「水木」先生
がそれらの体験が今の妖怪ものを題材とした作品へとつながっていると
いったことを子供の頃に聞いたことがあったので、このブログでも触れ
ておきたいと思います。

ただ古い漫画家の方々をご紹介する場合、書くことが多すぎて、それらの
周辺事情などの情報も多くなりますので、あらかじめお断りしておきます。


有名なのは「ゲゲゲの鬼太郎」なのですが、個人的には「悪魔くん」が
とても印象に残っています。
これは連載を読んだと言うのではなく、文庫本でまとめて読んだので
強く記憶に残っていますね。

もうずいぶんと、超がつくほど昔の話になりますが。


「ゲゲゲの鬼太郎」はもともと「墓場鬼太郎」という題名で、貸本で
連載されていました。
横山光輝さんの「鉄人28号」も貸本版があっと思います。
記憶と言っても古すぎておぼろげですが、「鬼太郞」の第一話を読んでいます。



ここで「貸本屋」と「貸本」について解説いたします。
少し長くなりますが、面倒ならば読み飛ばしてください。

「貸本」というのは、今のように漫画がメジャーになる前、大手の出版社
がまだ漫画雑誌を創刊させていなかった時代に、漫画雑誌として関西で
小さな出版社から発行されていました。
戦後、まだ雑誌などは買うよりも借りるが主だったらしく、全国でこの
貸本屋が駄菓子屋のように沢山あり庶民に親しまれていましたね。

一般書籍と違って、これらの貸本屋へ専門に卸す出版社があり、漫画
雑誌はここから始まりました。
言わば今のレンタル本の先駆的なビジネスのようですが、当時は駄菓子屋
のような感じで沢山ありました。
今の小さな古本屋を想像してもらえれば、あれに近い感じでしたね。
「手塚」先生などそうそうたる方々は、この貸本屋を経ています。

ですが、この「貸本屋」も我々が小学校へと入ることから急速に消えていき、
個人的な印象から言わせていただければ、貸本屋が近所から消えて、次が
駄菓子屋であった印象があります。

良く昭和の子供たちの風景というビジュアルでは、かならず駄菓子屋が
ありますが、これに近い感じで「貸本屋」がありました。

大手の出版社、つまり東京の出版社から次々と漫画雑誌が創刊されてこれ
らの貸本屋の漫画本は消えていきました。
我々よりも年上の方々は、言わばまだ自然も沢山残っていた昭和の良い時代
を子供時代として過ごされた年齢であれば、たとえば「押井守」監督のような
方々はもっと「貸本屋」についていろいろな思い出があると思います。

ですが我々が、漫画などを積極的に読む年齢になるころにはすでに貸本
はなくなっていました。
貸本に関しては、近所の年上のお兄さん方が借りてきた貸本を読ませて
もらっていただけで、自分たちが借りたのは文庫本のように一般書籍
を貸本屋から借りていましたね。
ですからどんな貸本があったのかの具体的な記憶がありません。

これにより貸本専門の出版社はなくなりましたが、それでもしばらくは
「貸本屋」はわずかな数ですが残っていました。
主に一般の雑誌や漫画雑誌、そして文庫本をレンタルして営業していました。

知っている限りでは一店舗だけ長く残っていた「貸本屋」があったのですが、
営業して利益を出すためと言うよりも殆ど趣味ではないかという感じでした。
ただ、今と違って昔は漫画の文庫本は大型書店などでは漫画そのものを扱って
おらず、いわゆる街の本屋さんでしか文庫本が手に入らず、そういう意味
では文庫本が大量においてある「貸本屋」は利用価値はあったのです。

形を変えて、今の「TSUTAYA」のように漫画の文庫本をレンタルする
システムを確立していたら大きなビジネスになっていたのではないか
と言う気がします。

また、今でも関西は商売人の街でという風にビジネスに敏感なところだと
思われていますが、これはまったく違うと思いますね。
もし先見の明があったのであれば、当時、漫画がビジネスになるとは
どの大手出版社も思っていなかった。

ここで、その当時のどこかの貸本の出版社が頑張っていれば漫画は
関西という風になっていたかも知れません。
もしそうなっていたら、すごいですよ。

言うまでもなく、漫画は映画やアニメ、様々な版権ビジネスへと発展
していますので一大巨大産業です。
それを実現できなかったのですから。

貸本というのは、何冊売れて原作者にどれだけ支払われるというもの
ではなく、一本いくらで買い取られるルールなんですね。
また貸本というビジネスモデルじたいが、目先の利益を追いかけるよう
なビジネスモデルですから、とても商才がある人々であったとは思え
ません。

なぜこんなことを書くのかというと、「手塚プロ」が倒産した時、
出資者が「手塚治虫」は関西出身者だから商売は上手なはずだと
思って出資したという話があるのです。

また、サークル活動をしていた頃ですが、あるゲーム会社の人と話
していたらこれに近い話をしていたのです。
それから考えると出版業界もゲーム業界もとても進歩的なことをやって
いるように見えて、実は中身はとても保守的であると思ったからですね。

「貸本」はすでに半世紀も前のビジネスですが、世の中の考え方は
その頃から変わっていないのかも知れません。

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◆悪魔くんシリーズ。

「悪魔くん」はもともとこの貸本で掲載された作品です。

漫画はまず1963年に貸本劇画として発表され、その後1966年から1967年の間
「週刊少年マガジン」などに連載。
「悪魔くん(悪魔くん 千年王国)」、「悪魔くん」、「最新版悪魔くん」と
主人公の異なる三種類のシリーズに大別されています。


言わば「水木作品」の根幹をなすような作品です。
ですが我々の世代では、実写ドラマ化された「悪魔くん」が印象深くて
記憶にも強く残っています。
この実写ドラマは大ヒットもしましたね。

その印象が強く、原作である漫画「悪魔くん」を後に読んだときには大変
インパクトがありました。
また、ある種の共感も強く感じたものでした。

実写ドラマ版では「悪魔くん」は単なる妖怪ハンターでした。
ですが、漫画版は「メシア」と呼ばれる救世主で、世界の変革者、革命家
でもあったのです。
人々が幸せに暮らせる理想郷、千年王国を作るために悪魔の力を利用
しようとしているのです。

この「悪魔」の力を利用しようとする設定に胸を打たれたものでした。
なによりも理不尽な社会の描写がリアルだったからです。
貸本版を書いていたとき、水木先生は極貧生活をおくられていて、いく
ら原稿を書いても生活は楽にならず、世の中の不条理を作品に込めて
いたものと思われます。

また、戦争で片腕を失ったり軍隊時代は大変いじめられもしたらく、
それらの思いがこもった作品でもありますね。
軍隊で受けた暴力の体験は、「岡本太郎」さんも書き残しておられ
ます。

短編にはこういう印象深い作品がけっこうあるのですが、読んでもいる
のですが本を持っておらず、印象深いけれどタイトルが分からない作品
が多いですね。
この「悪魔くん」メシアは、使徒の裏切りにあい志半ばで終わってしまう
のですが、新しいシリーズでは復活する物語もあります。


「ゲゲゲの鬼太郎」ばかりがクローズアップされて、水木先生の世の中に
対する風刺的な作品はあまりというよりもまったく取り上げられてこなかった
気がします。
妖怪漫画家ということばは外れてはいませんが、的を射ていません。
ですが「水木」作品の本質はここにあります。
なにも水木先生だけに限ったことではなく、戦争体験をしている漫画家の
方たちは世の中をよく知っていると思います。

権力の欺瞞性とそれに踊らされる人々の愚かしさなども、この方々は
実際に見て自分たちでも体験されているからでしょう。

「ゲゲゲの鬼太郞」という作品も、もともとスーパーマンのような
勧善懲悪の漫画を書いて欲しいと依頼されたそうなんですが、そんな
話は描けないと「鬼太郞」になったと昔のインタビューで答えて
おられました。

正義という価値観のもろさというか、欺瞞性というか、そういうもの
を欲する人々の短絡的な価値観は子供の頃から我々も見ています。
水木先生だけでなく、他の方々も勧善懲悪なヒーローを描きたくなかった
とは昔からおっしゃっていますが、まさにその通りだと思いますね。

権力と戦うのは、きれい事ではなくこうした悪魔の力を借りてでも、
行わないと実現できないのかも知れません。
きれい事とは虐げる者たちが作り上げた、都合の良い物語で、奴隷生活
を虐げた者たちへ押しつけるための口実でしかないですからね。

当時はまだ未来は絶対に良い世界になると信じられていた時代です。
世の中の意識も、良い方向へと進むと信じられていました。
確かに公害などはなくなりましたが、当時の大人たちが口にしていた
未来はその片鱗すら見当たりません。

先の見えていた人たちは、当時は海外へと目を向けていましたね。

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◆妖怪や悪魔の時代。


「ゲゲゲの鬼太郎」もこの「悪魔くん」もそうなのですが、他の作品と違って
時代というものを感じてしまいます。

特に子供時代の情景なども重なってきますので、思い出深いものです。
そういう人間から今を見ると、勝手な思い込みかも知れませんが世の動き
が似ている気がします。

「悪魔くん」が発表された時代はすべてがこれからという時代でした。
貧しくても、これから豊かになると信じられていた時代です。
皆が幸せに暮らしていけると言われていました。


こうやって、古い作品を迷走解説する前は、書くことが多すぎてとても
一回や二回では入りきれないと思っていました。
どれを削ろうかと考えていたほどです。

ですが書き始めて古い記憶を辿っていると、筆がとても重くなって
とまってしまいました。
当時の情景や物音、空気感まで思い出して、あの頃の仲間たちの顔が
脳裏から消えてくれません。

当時の仲間たちと数知れず話し合った自分たちの未来はどこへ行って
しまったのか。


当時、子供だった我々の前で、物知り顔の教師たちが話していた輝かしい
未来など嘘っぱちであると分かるだけでした。
身近に暮らす人たちも、とても幸せに暮らしているとはいえません。
自殺の話も他人事のニュースではなく、ごく身近の日常的な話題とな
っています。

世間の流れも是正されることなく過ぎていき、この国やここで暮らす
人々には自浄作用がないことが分かるだけでした。

子供の世界から、大人の世界へ出て生活していると分かるのですが、
「社畜」という言葉を最近よく聞きますが、それがよく分かるように
なるのです。
人が個々人で社会の中で暮らすことを、あの手この手で妨害している
ことが分かってきます。

何らかの組織に属するように、しいては国家権力の奴隷となるような
ルール作りがあちこちで施されて逃げだせないようにしているといって
良いかも知れません。

大それた望みがあるわけではないのに、どうしてこうも妨害されなけ
ればならないのかと言うことばかり。
たとえば、実際にあった話ですが、いろいろな理由があって住所不定
の人たちが言わばルームシェアのような形で、レンタル倉庫を貸し出す
企業が現れて助かっていました。

これによって住所登録ができるので健康保険ももらえるし、就職活動
もできるからです。
実際に、ここに住所登録して派遣で働いている人がいる。

ネットカフェ難民のグレードアップ版みたいものです。
これによって誰かが困るようなことはなく、むしろ助かっているのです。

ですがこれが問題になってしまい、住居ではない建物に人が住むこと
はだめだと言うわけです。
これが「正義」なのですか。

貸本屋があった時代、いつの間にか消えていきましたが、毎日、台車を
引っ張って行商に歩くオバサンがいました。
この人たちはすごいのです。

台風の時でも近所をまわってくるのです。
雨合羽をかぶり商品が濡れないようビニールでくくりつけて、大の男
でも敬遠するような雨と風の中をものを売り歩くのです。

このすごさの向こうに、厳しい生活ぶりがくっきりと見えるよう
でした。
たくましいといってしまえばそれまでですが、それくらい必死なのです。
子供でしたから分かりませんでしたが、これもたぶん禁止されてしまった
のでしょう。

こうやって売り歩くことで買いに行く手間も省けて助かる奥さん、
売れてくれてなんとか生活を続けていける人たち。
この関係に誰がいったい困っていると言うでしょうね。
それを禁止の一言で片付けてしまうのが行政と呼ばれるものなんです。

今の世の中はこういう理不尽なルールが権力によって無数に張り巡ら
されていて、ますます増えることはあっても減ってくれません。
そして身動きがとれずに、自ら命を絶つ人も出てくるのです。

ある意味、いろいろな人たちが遠回しに死に追いやっている側面もある
のです。

これは誇張ではないのですよ。
マイホームの夢を追いかけるのは良いですが、この時のローン契約に
生命保険があるのです。
何も分からず契約してしまう人が殆どなのですが、この生命保険、自殺
しても入ってくるもので、ローンが払えなくなれば自殺してでも払えと
いう構造になっています。

大きなメディアでは、マイホームの夢をあおることはしても、なぜか
これらの危険を指摘しません。

だからローンが払えないからと自殺している人が後を絶ちません。
そういう取り立てをやっているのです。
街金はなにかとあしざまに言われますが、大手の会社など一皮むけば
ヤクザよりもエグいものです。

なによりも法に触れていないので救いがない。
優しい日本人のようなことをやたらと聞くことが多くなりましたが、
これが現実の姿です。

身近な話で詳しくは書けませんが、自殺者が減ってきたなんてとんでも
ない。

自殺と認定されないことはとても多いのです。
また、失業している人が仕事に就いて失業率が下がったように、自殺者が
減ったというように自慢げに報じても、これは違う。
死んだ人間は生き返ってはこないのですから、失業者とは違うのです。
三万人を超えていた自殺者が、二万数千人に収まってきたからといって
自慢になるような数字じゃありませんよ。

さらには矮小な目先の正義振りかざして、何の罪もない先の行商や
ルームシェアをしている人たちを叩いて正義の味方気取りの愚劣極まり
ない人たちもまた多くいる。
遠回しに、自分たちの首をも絞めているのに分かろうともしない。

気がつけば知らないうちに国に都合の良い法案が通っているし、
これにはまったく驚かされました。
いったいどうなってしまったのと思います。
どうして反対しないのかと。
これでは遠回しにではなく、直接、人々を奴隷にしますと宣言している
ような法案ではないですか。
これは絶対におかしい。

明日は我が身なのですから。

子供の頃、まじめに働いてさえいれば報われると説教をたれていた
大人たちに言いたいですね。
あなたたちの話していた「神話」はどこへいったのかと。

これ以上はやめておきましょう。
ただ言っておきたいのは、この国はますます悪い方向へと動いています。

今こそ、「悪魔くん」が必要なのかも知れません。
それが悪魔の力を利用することでも───。


今回の迷走解説は、鬱展開で申し訳ありません。


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