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捏造社会現象エヴァンゲリオンそのに

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  エヴァンゲリオン・クロニクルイラストレーションズ
エヴァンゲリオン・クロニクルイラストレーションズ

  新世紀エヴァンゲリオン Vol.01
新世紀エヴァンゲリオン Vol.01



なぜ熱狂的な「エヴァンゲリオン」ファンが、このような
社会現象を捏造したのか──?

なぜかというと彼らのもつ、根本的な部分に関係している。
コンプレックスの裏返しのようないびつな選民思想のような
ものが根深いところに潜んでいます。
これは辟易するほど痛感させられました。

とてもめんどくさくて疲れる人種なのですが、この選民思想に
まさに「エヴァ」はメガヒットどころか、ギガヒットしたと
言ってもよいと思います。

そう言う意味では熱狂的なファンを獲得したことが社会現象
であるならば、言えると思います。
ただし「エヴァ」ファンが口を揃えて言うような、世の中の全て
の人が「エヴァンゲリオン」に注目しているかのような社会現象
はどこにもありませんが。

外から見ると、これらの空騒ぎを社会現象といって良いのかなぁ
──程度のものですよ。

これに近い現象をご紹介しましょう。
ある著名人なんですが(良く知らない人なのでゴメンナサイ)
その方が雑誌に書いていたのですが、よく悪口やらを書かれて
掲示板などが炎上するのだそうです。

一日で200件以上の書き込みがあるのだそうですが、ある日
書き込みのログを見たところたった4人の人が幾人にもなりす
まして書き込んでいるのが分かったらしく、炎上の原因が判明し
たそうです。

それでこのログから分かった記録をを公表して、
いつもご苦労様ですとお礼を書き込んだとところピタリと
炎上はおさまったそうです。
「エヴァンゲリオン」の社会現象はこれと非常によく似て
いると思うのです。

つまり少数なんですが、一人でそれこそ百人、二百人なみに
騒ぎ立てて、誰が指図したわけではないですが、社会現象と
いうものを捏造してしまった。

人気があるのは分かりますが、でも「ガンダム」や古くは
「ヤマト」人気なんかとどう違うのでしょうか。

最近では「まどか☆マギカ」や「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」
とどれだけ違うのでしょうかね。
「まどか☆マギカ」も「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」も
とに問題作ですし、人気がすごくありますよ。


  劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語

  劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語.
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  あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 Blu-ray BOX
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彼らの話を聞いていると、スタジオジブリの「宮崎駿」監督作品
よりも興行成績が上のような口ぶりなんですから。
共通しているのは、自分たちの好きな「エヴァンゲリオン」は社会現象
を巻き起こしていなければならないのです

 
どうして「エヴァ」が好きなだけじゃダメなのかといつも
思います。
この「エヴァンゲリオン」を見て深く感銘できる自分たち
は選ばれたエリートなんだと、「オタク」と呼ばれる人たちは
語っているような気さえします。
これはカルト宗教の信者の心理と同じです。

この心理はある意味自意識過剰さから来るものですね。
人は生涯を通じて何度か自意識過剰になるときがあります。
そう言う状況に置かれる場合と、成長して行く過程で誰しもが
一度は経験する時期というものがあります。

誰もが経験しているものに思春期や青年期という時期があります。
色々と苦かったり楽しかったりと多感な時期でもありますよね。

ほんの些細なことで傷付いたり、ちよっと褒められると天下を取った
ような気分に舞い上がったり。
被害妄想と誇大妄想を行ったり来たりするシーソーゲームを
やっているような感じすらある時期です。

物事をまともに判断できない時期でもありますね。
ここで簡単になぜこんなことになるのかを心理学的(精神分析的)
に解説しておきましょう。

成長するにつれて肉体的な成長とともに、進学や就職といった
選択を迫られると、人は自己の組み替えという作業をしなけれ
ばならなくなってきます。

それは今までは家族の中で子供という位置にいて安住していた
ものが、成長とともに次第に自立し一個の社会人となりといった
位置の変化と自覚を求められてきます。

子供の仕事は遊びといった自由もなくなってきますし、色々な
役割を社会は強制的に求めてきます。
子供であった自分が今まで置かれていた役割から、大人へと成長する
にしたがって新たな役割へと再構成せざるおえなくなる。

これは人にとって決して楽なことではなく大変な労力と苦痛を
伴うことでもあるのです。
ちょっと文化人類学的な見方になるかもしれませんが、人類は
この問題に色々な方法で対処してきたのだと思います。

だからどの時代、どの人種や社会でも子供から大人へと成長
させるためのイニシエーション(通過儀礼)があるのだと思
われます。

それほど苦痛を伴うことでもあるということですし、誰しも
が完全に克服しているわけでもありません。
この自我の組み替えが上手くできない人が言わば自意識過剰
になりやすいと言うことです。

理想とする自己と、なんとも情け無い現実の自己とのギャップ
が大きければ大きいほどより過剰になるとも言えるわけです。

つまり気持ちが絶えず揺れ動いて安定しない。
だから思春期や青年期といった年齢に被害妄想と誇大妄想
をいったりきたりするような状態になるのです。
殆ど現実の世界に住んでいるとは言い難いような時もありますから。

このギャップが大きいまま大人になって、さらには社会的な
面でも満足できないものしか獲得できなかったり気持ちに折り合い
を付けられないと、人は自己不全感に悩まされることになります。

この自己不全感を抱えている人が「エヴァンゲリオン」にマハる
どころか落とし穴に転げ落ちるかのように心を捕らえてしまった。
簡単に言うと新興宗教やカルト宗教にハマるのと同じですね。
 
それが故に、この難解な「エヴァンゲリオン」を理解できる自分
はすごいというようないびつな優越感を感じてしまうのです。
端から見るとただの「アホ」としか思えず、まったくカルト宗教
の宗教の信者のようでしかないのですが。

オウム真理教が「エヴァンゲリオン」を布教に利用していたらしい
のですが納得できることでしたね。
心理構造は同じですから。

それに他のお金のある宗教団体がアニメを作って布教活動の役に
たてていたらしいです。
妙なところへ「エヴァ」は影響を与えているようですね。
アニメを使って若者を勧誘したかったんでしょうね。

この「エヴァンゲリオン」を作るのに庵野監督は自己告発セミナー
のようなものを取材されたそうですが、見事に役になった訳ですね。

主人公の「碇シンジ」と共鳴した人たちにとっては「エヴァンゲリオン」
というアニメは社会現象を巻き起こしていなければならなかったのです。
その捏造された社会現象で自らの歪んだ自尊心を満足させていたと
いうことです。

ですから誰がなんといっても関係ない。
それは違うと作った庵野監督が言ってもヘッチャラです。
全ては彼らの頭の中にだけ真実があるのですから。


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  【予約】リアルアクションヒーローズ ネオ No.642
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困ったことに、アニメ業界というのが似たような構造をもって
いたことです。
これを素直に受けとるどころか、持ち上げさえしていた。

それは同人もオタク業界も同じでした。
だからなんの疑いもなくどころか、拡大して報じていたのです。

アニメ業界、押井守監督や庵野秀明監督などこの業界でトップ
を走っている監督達はもちろん現実を分かっています。
ですがこの業界を支えているアニメーターにこの自覚は皆無
でしたね。

何人かアニメーターを知っていますが、すべてこの業界から
足を洗っています。
離職するのは良いですが、再就職するには良い仕事を見つけ
られない年齢になってからです。
皆アルバイトしかない状態で苦しい生活を続けています。

とくにアニメ学園に通っていたときから知っている人間には、
老婆心からアドバイスも忠告もしてきました。
それは彼の先輩達の顛末をずっと見て知っているからです。

この彼の頭の中にあったのはアニメメーション業界イコール
日本版ハリウッドのようなサクセスストーリーだったのです。
そんなもの憬れを通り越してただの誇大妄想なのですが、聞く耳を
もちませんでしたね。

彼らがアニメが大好きで、収入が少なくてもアニメの仕事で生活
して行きたいと思っているのならば問題はありません。
頑張れよと応援したいくらいです。

ですがアニメで一儲けできると考えている。
アニメで一発あてて大儲けという、ジャパニーズドリームを夢見
ているから始末に悪い。
そういう業界ではないのですから。
それに彼らの言うアニメが好きとはそう言うことなのです。

当時はまだ高額納税者の番付が公表されていましたので、その上位に
アニメ関係の人間が入っているかとまでいいました。
そんな人は誰もいなかったのです。
アニメの原作者の漫画家さんが入っていることはありましたが。

だからこの業界で残って頑張るためには色々と生き残りを考え
なくてはならないとずいぶんといったものです。
ですがとうとう辞めてしまい、辞めてから一度会ったのですが、全て
忠告された通りでしたといっていました。

この時にどうして人の話しを聞かなかったのかと聞いたのですが、
自分だけは違うというような気持ちがあったそうなんです。

そんな彼でも業界の人間の現実離れした甘い考えを批判していました。
就職活動にきたアニメ学園の生徒に、現実に自分たちの仕事を見せて、
これでも就職するかと言うと「頑張ります!」という返事。

そして実際に仕事についてみると、こんな仕事だとは思わなかった
とその日一日だけで辞めていく。
それが変らず再生産されていく。
もっと早く辞めていれば他への再就職もあったかも知れない。

もう良い仕事はないでしょうね。
……年齢的に……。

でも彼らに共通するのは、アニメにつながっていることで
まだ自分たちにはより良い未来が開けているかのような気分
でいること。

何の努力しないで道が開けるはずがないのに。
温い世界に安住したがるだけでなにもしようとしない。

これはアニメ業界も同人業界も共通する心理ですね。
人の話に耳をかさず、自分に都合の良いことだけを信じて疑わない。
ぬるいカルト宗教の信者のようでした。

とくに最近は、「クールジャパン」と呼ばれるようになってから
ますます作為のにおいが強くなっています。
もともと同人もアニメ業界も、上のように都合の良い情報を求め
または捏造してきました。

だから「オタクは知的エリート」と言うような人間を好み、時には
持ち上げています。
彼らは実体を分かって「騙して」いるのですが、これに見事にと
いうか自分のほうから騙されにいっているのです。

ですから非常に操作しやすい相手でもあります。
彼らの欲しい情報を与えてやり、その存在を持ち上げてやれば
良いわけですから。

政府の企みでしょうが、アニメの記念館を作ろうという話しが
ありました。
しかしこれはするべきではない。
こんな箱物を作っても、御上の天下りの受け皿に使われるため
に作られるようなものです。

自分たちが良いように利用されているのを自覚すべきなの
ですが、そういう警戒心すら見あたりません。
「電車男」なんて映画もそうですね。

実話と銘打っていますが、当の本人達が出てこないことには
とても信じられたものではありません。

でもそれが自分たちに都合の良いものであればあるほど、
信じて疑うことをしませんね。








それが分からず賛成している漫画家さんもいましたね。
ただ「クールジャパン」と呼ばれるようになってから、今までのような
閉鎖性はオタク産業にはなくなってきましたね。

それが良いかどうかは別問題ですが、ある意味まともになって
きています。

世間に広く受け入れられるようになって、オタク性が薄く
なっているようにも感じられます。
これは一つには「オタク」が金儲けにつながるということですが、
すでにピークは通り過ぎています。

それにもともとアメリカハリウッドのような巨大産業に
比べられるほどアニメは巨大な産業ではありません。
世間で流れている情報は殆どが大げに偽装、または捏造され
た情報ばかりです。

だから「千と千尋の神隠し」の時、海外から帰ってきた
宮崎駿監督と鈴木プロデューサーへのインタビューで
したが似たようなものがあります。

※インタビューからの抜粋。
鈴木プロデューサー。
「“ジャパニメーション”という言葉がありますが、
外国ではセックスと暴力の代名詞のように理解され
ていることがあります。今回も「あなた方の作品は
ジャパニメーションではないですね」と言われまし
た。この作品に興味を持って取材に来た人たちは、
みんな日本のアニメを知らない人ばかりでした。」

これほど実際は知られていないのです。
それにジャバにメーションという言葉は海外では良い意味では
使われていませんでした。
一時期使われていただけで、今はまったく使われていません。

「オタク」も最近はクールジャパンの影響で用いられることも
あるようですが、これらの人たちのことは「nerd」と呼ばれて
います。

とくにアメリカでは昔から「SF大会」と呼ばれるものが
古くからあって、とにかくお祭り騒ぎの大会です。
有名なSF作家も良く参加しているのすが、あまりに評判が
悪いので招かれても参加を拒否したり批判したりする
作家も多くいます。

時にはSF大会を開催させない地域があったりして、それ
くらい嫌がれているのです。
ラスベガスのホテルでSF大会をしていたとき、客達がオモチャ
の光線銃で銃撃戦をしたので、それを実銃と勘違いしたホテル
からの通報で「SWAT」が出動したこともりました。

セックスとドラッグはついて回りますし、スタートレックの
出演者はいつも迷惑をかけられているようです。
そんな中にアニメが入っていても、大した影響力を与えられない。

そもそも「ダイコン」も「コミケ」もこのSF大会の影響を
受けています。

アニメは子供が見るものとして定着している国で、青年や
大人向けのアニメがなく、その隙間を日本のアニメが埋めた
だけの話しです。

「トランスフォーマー」が良い例ですが、結局、日本のアニメは
実写へと作り替えられて世界的にヒットして逆輸入なんてことに
なってくる。
それに危機を感じるのならばまだましですが、ハリウッドが認め
てくれたと逆に胸を張って自慢しているのが日本のアニメの現実
なのです。



 トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン



どうして日本で作りたかったという声が出ないのか。
マトリックスの時もそうでした。
現場にいるものとして悔しがって当然なのに。

オタク産業は数千億円市場だそうです。
こういう数字は分析する側のやり方次第でどうとでもなります。
むしろ当たっていることのほうが少ないくらいです。

この情報を真に受けて、ネットでの同人産業へ参入してきた
企業は沢山あります。
ですが知っているだけでも5つ以上のサイトが閉鎖されました。

それだけ先細っている産業でもあるのです。
今では古いサイトでさえ、生き残りをかけて色々と試行錯誤
繰り返しています。
でもオタク産業は成長産業なんだそうですよ。

レアなアニメグッズや古いプラモなど、コレクターにとっては
とても貴重なものが次々とショップに持ち込まれてきているよう
です。
すべてお金がなくて手放したものですが、それほど世の中の経済状況
は厳しいものです。

「オタク」と呼ばれる人たちは、お金をどこかから植物を栽培する
ように作り出して来るのですかね。
好きなグッズやDVD、同人誌なんかを手に入れようと思えば
お金がいります。
それには収入をえなければならず、世の中の経済状況と無縁で
いられるはずがないのです。

それをこの産業ならば稼げると勝手な想像だけで参入してくる。
現実とこれほど遊離しているのがオタク産業であり、アニメ産業
なのです。

最後に、これらの現象を語っている動画をご紹介しましょう。
たぶんYouTubeか他の動画サイトにまだ残っている
のではないでしょうか。

東京テレビに村上龍さんが司会している「カンブリア宮殿」
という番組があります。
今旬の経済人へインタビューする番組なのですが、この番組へ
「海洋堂」の社長さんが出演したことがありました。

「ワンダーフェスティバル」の主催者でもありますし、
オタク産業の中心人物の一人であるといっても過言では
ありません。
アニメが好きだったり、オタク産業に興味があれば知らない
人はいない造形の会社です。

このインタビューの最後に、「ハリウッドからの仕事の依頼
などが多いのではないですか」というような問いに、「そんな
ことはまったくありません」と応えていました。

怪訝な表情の村上龍さんに、「もてはやされているような情報は
すべて嘘です。または、成功したことだけを大げさに報じている
だけ」とはっきりと答えていました。
こういう人の言葉をまったく無視して、今でも都合の良い情報
だけに浮かれているが今のジャパニメーションの現実なのです。

──次回は寄り道から本筋へと戻ります。



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