オタク文化

オタクはなぜオタク文化という共同幻想を必要とするのか?

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あらためていろいろなテーマで考えていくと、「オタク文化」と
いう言葉が持つ意味のようなものが見えてきますね。
サークル活動をしていたときは、どうしてあれほど「コミケ」を
神聖視していたのか。
どうして「オタク文化」と言われて持ち上げられると、あれほど
オタクであることを自慢をしたがるのか……。

卑屈になることはないですが、自慢するほどでもないでしょうに。
とにかく他のことよりも、自分たちのやっていることはとても
知的なことなんだと言いたいようです。

一人一人では孤立しているような人が多いのですが、なぜか大勢
のオタク仲間がいると思いこんでいる。
その実、オタク的な趣味から外れると駅で顔を合わせても挨拶も
なくまったく知らない顔で通り過ぎていきます。

今のライトなオタクたち(?)のことは知りませんが、昔の濃い
オタクには共通した特徴でした。
話していてもオタクな話題から外れるいきなり返事が返って
こないというか、言葉のキャッチボールをしている相手の体
を通り抜けて後ろにボールが転がっていくような感じでしたね。

無視するとかではなく、まったく反応しなくなってしまう。
こちらは話題を広げて愉しみ盛り上げようとしても、自分の
好きな話題というかチャンネルでないとつながらない感じが
ありました。
だからひどく疲れるのです。

そのくせ知識が浅いので専門的に話すと、ついて来られなくて
単なる美少女アニメの追っかけみたいな存在であることが露呈
してしまう。
今の携帯メールでの親友は何百人もいるけど実際にあって
話す友人は一人もいないといった、とても空虚な関係に
似ていました。

どこかオタクなお友達同士の付き合いは自己確認したいが
ための付き合いのようにも感じられました。
今のように「クールジャパン」と持ち上げられて認められて
いるとその立ち位置も違ってくるのかもしれませんが。

この自己確認とはどういったものかというと、共同幻想によって
つながっているということでもあるのです。
「腐女子」や「オタク」や「コスブレイヤー」などいろいろと
ありますが、全ては一つの共同幻想でつながっていると言える
と思います。
だから「文化」と言いたいのかも知れませんね。

これはいろいろな所に現れていると思います。
ここで改めて「エヴァンゲリオン」の補完計画という言葉が頭に
浮かびますね。

「腐女子」にせよ、「オタク」にせよ、「コスプレイヤー」
にせよどうして「コミケ」を初めいろいろなイベントに参加
したがるのでしょうか。
またはその延長線上にあるアキバなどへ行きたがるのか。
もちろん欲しいものがあるというのもあるでしょうし、楽しいも
あるでしょう。

でも本当はこれらにつながることが目的ではないかと思うのです。
つながるというと変ですが、要するに自己確認したいんですね。
オタクは自分がオタクであると自然に自覚しているわけではありません。
むしろ昔のオタクなお友達は自分は孤立していないということを確認
したいがためにイベントに行っているような所がありました。

これはオタクとかマニアとかそういう問題ではなく、人間は皆誰かが
認めてくれて初めて自分という存在を認識するという、言わば面倒な
生き物でもあるのです。
この場合は人知れず隠れてこっそり愉しんでいる人は別ですが、
自ら「オタク」や「マニア」を自認している人にとってはとても
大事な場所なのだと思います。


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何度もいいますが、アニメを見たりゲームをしたり「コミケ」
に参加したすることで、ある種の「学生気分」でいられると
いう面があると説明しました。
これも共同幻想ですが、この共同幻想を維持するためにはなんらかの
自己確認行動が必要になってくるのです。

その補完物として「コミケ」などの「場」や様々なイベントが
あるとも言えますね。
でないとこの学生気分を維持でなくなってくる。
不思議なものでこういう幻想は自己完結して自分だけの胸に秘めて
いられるかというとそういう訳にはいかないもののようです。

幻想機能というのは現実ではありませんから、絶えず揺らいでいる
ものなんです。
ナショナリズムもそうですね。
悲しいかなナショナリズムを強調すると、なにか比較するものが必要
になってくるのです。

さらにはその比較対象よりも自らが優れていなくてはならいない。
そこに強烈な差別意識が生まれてくるのです。
話しが横道にそれますが最近の韓国や中国の報道を見ると良く
かわりますよね。
どちらもナショナリズムが強い。

昔のナチスドイツもそうですが、そういうナショナリズムというは
やはり自己完結しないものなのです。
ですから絶えず差別する相手を求めているようなところがあって
その標的に日本が選ばれてしまっているところがある。

ですからそんな相手に何を言っても無駄で、むしろ相手を
元気付けてしまう。
全てが感情論ですから。
負けまいとこちらもナショナリズムを強化しようとするの
はどうかと思いますよ。
そこに理性的なものは皆無ですからね。

同じように「オタク文化」や「クールジャパン」は自己完結
できないのです。
絶えず自己確認をしなければならず、それが海外イベントの
大成功という尾ヒレを付けた過剰な評価と報道につながっている
気がしますね。

こういう幻想で自己完結しているとしたらむしろ異常で、これは
病理的な妄想と言えるでしょう。
十人の大きなお友達の中に十通りの「オタク」文化があるとしたら、
各々の心にあるオタク文化を安定させるためにも自己確認のために
イベントやアニメやゲームにつながらなくてはならないといえると
思います。
だからあれほど同じようなアニメばかりが大量生産されるのかも
しれませんね。

これは虚言癖のある人間にも当てはまっていて、彼らの虚構を
維持するためにはそれを信じてくれる人間が必要になってくるのです。
この虚言をもっとも信じ込みたいのは自分自身だったりするのです。
だからその「嘘」で自分が不利になっても虚言を吐き続けずにはいられ
ない。

怒られるかも知れませんが宗教関係も同じですね。
個人だけで完結することができない。
絶えずこの神なるものを信じてくれる人を必要とするし、
安定させるためには信じる人間を増やしていく必要があるのです。

幽霊をみた体験や妖精をみた体験、UFOもまたそうかも知れませんよ。
生まれ変わりもそうなんですが、黙っていられないのですね。
とにかく一人でも多くの人に広めることによってこの体験(?)を
安定したもにしたいとも言えるかも知れません。

ここまでまたちょっと横道にずれます。
オタク文化に特徴的なものの一つに、コレクターの存在があります。
オタクなお友達はフィギュアなどをやたらとコレクションしますから
ね。
この収集癖にも理由があります。
もともとはコレクターでもないのにオタクな生活とともにコレクション
するお友達も多くいます。





これなども「エヴァ」のように補完計画の補完物だとも
言えるでしょうね。
幻想は絶えず危険にさらされていて、補完してやる必要が
ありますから。
正直、どうしてこんなに沢山のコレクションを抱えているのか
自分でも分からないお友達もいますよ。

コレクターのようにもともとコレクションすることが目的ならば
問題ないのですが、コレクションゴッコのようなことをする
お友達の多いこと。
なにが楽しいのか分からないことの方が多いですね。

昔のことですが、DVDの再生機をもっていないのにアニメ
のDVDをもっているお友達もいました。
ゲームも一つはコレクション用でもう一つは実際にプレイする
とかは当たり前です。

結局、一度も見ないまま処分されるかうられてしまうことになる
のですが、こういうことはオタクなお友達の間では当たり前のこと
でした。
だから売り上げ枚数をそのまま人気のバロメーターとして信じる
ことはできませんね。
だって、中身を見ないのにただ購入するだけというものもあるのですから。

今の「AKB48」の握手券付きや投票券付きCD販売方法という
エグイ商法もありますが、あれほど実売本数と人気は離れていないと
は思いますが。
それでも特別好きでないのに買っているというお友達は多いですよ。
これについては次回、もう少し詳しく考えてみたいとおもいます。

「オタク文化」はフィギュアのような多くのホビーと切り離して
考えることができないですが、このホビーもまた補完物と考えられ
ます。
もう一つは「イマジナリー・コンパニオン」という考えかたもできる
と思います。

「イマジナリー・コンパニオン」とは幼児が成長する段階で自他の区別
ができるようになってくる時に現れる現象です。
児童精神科医のD・W・ウィニコットのいうところの「中間領域」
にあるものと考えることもできます。
幼児の自我の形成へといたるまでの「中間領域」ですね。

これは幼児が成長していく段階でヌイグルミや毛布の切れ端
お気に入りのオモチャなどがまるで生きているもののように
会話していたりしますよね。
これはその子供の心の奥へとつながった大事なものなのですが、
この存在によって励まれ、少しずつ母親から離れて自分で行動
できる自立的意識を持ち始めるのです(長くなるので詳しくは
書きませんが)。

つまり自己と他者関係を認め自立を促す橋渡し的存在とも言える
存在です。
心の奥の幻想世界と現実との橋渡し役的存在は物語では沢山
ありますし、重要な存在でもありますね。

アニメ「トイ・ストーリー」のように子供達にとって、ある時期
にはとても大切な親友だったオモチャたちも、成長するにした
がって忘れ去られて行くのです。
やがて物置の片隅や廃棄処分という悲しい顛末をむかえるものです。
ですが日本文化はもともとこういう小さきものを愛でる文化が昔から
あって、ホビーには大変寛容な文化でもあるのです。


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それもあって「オタク文化」そのものがある種の「中間領域」的
なものとして大事にされているのかも知れません。
ただこの「中間領域」の「オタク文化」は現実と幻想世界の橋渡し
をしているのではなく、むしろいつまでも中間領域にとどまる
ように仕向けている面が強くありますね。

これもまた次の機会に譲りますが、なぜ「イマジナリー・コンパニオン」
のことを書いたのかというのは、最近、「コビト図鑑」や実際に
小人を見たという人の話を聞いたりしたからです。
けっこう見たという人がいて、学生さんのように若い人たちに多いよう
ですよ。

これなども「イマジナリー・コンパニオン」と言える思いますが、
一種の退行現象の一つだと考えられます。
おそらくは成長段階で何らかの理由で置かれている現実を認め
たくないとか、なにかで躓き一時的な退行現象を起したような
場合にこれらの「小人」を見ているとも考えられますね。

人は時にはこういうことがあって、学生さんのように若い人たちが
「小人」をみたというのはなにか強い不安を抱えていたりしてそれ
が「小人」という形をとって現れているかも知れません。
こういう人たちが集まっていたりするらしいのですが、集まることで
この共同幻想を強化しながら自分たちを励ましているのかも知れませんよ。

もっともこれらは正常範囲のもので異常というほどのものでは
ありません。
時には人は心理的に耐えられないことがあると、自らの心を守る
ために様々な方法をとるものです。
その中の一つがこの「イマジナリー・コンパニオン」である「小人」
であったり、時には幽体離脱現象などの不思議体験として現れてき
ますね。
ひと言で言って、一歩現実から身を引いて自分を守ろうとしている
姿とも言えるかと思います。

これが慢性のものとなって実生活にも支障がてでしまうとこれは
もう「解離性同一性障害」の範疇に入ります。
少女誘拐殺人の「宮崎勤」も同じでしたね。
彼の妄想の中にも「ネズミ人間」が現れていたようですし、
「さめない夢の中」という離人症的な言動もあって「解離性同一性障害」
であると診断されているのも分かります。

もっともこういう診断は幾つもが重なっているものでなにか一つ
だけということはないのですが。
病気や怪我ではないですからね。
人の精神と心は複合的なものですから……。

ただ一つ言えるのはそれが病理と呼べるところまで来ると殆どの
人は孤立してしまいます。
それ故に自分を守ろうとして攻撃的になったり、凶暴になったり
するのです。
こんなひどいことをしてなんて血の涙もない冷血漢だと思われても
実のところは自分を守りたいという防衛的行動だったりするのです。

またはあまりにはっきりと感じたり見たりするために「オタク文化」
のように共同幻想に加わらない。
共同幻想に加わらないでも揺るがないのです。
だから自分の幻想を維持するために他者を必要としないとも
言えますね。

こういう病理現象は詳しく書き出すと長くなるのでやめておきます。
書く方も面倒だったりしますので……(汗)。

今回も時間がなくなってきました。
いろいろと迷走してしまいましたね。今度、時間のあるときに
整理しておきたいと思います。
それでは次回でまたお会いいたしましょう。






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