アニメ

Angel Beats! | オタクたちの天上学園

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「ANGELBEAT」


カーテン魂







「エンジェルビート」、これは前回迷走解説した「あの日見た
花の名前を僕達はまだ知らない」とは真逆な作品です。
つまりオタクアニメをストレートに描いています。

これはオタクの心象風景をアニメ化したような作品で、ぬるい
オタクの好む世界を描いたものではありません。

むしろズバッと本質へ刃を深く差し込んでいます。
そう言う意味では非常に目を引いた、評価できる作品では
ないかと思っています。 


『Angel Beats!』(エンジェル ビーツ)は、2010年4月から6月まで
放送さたテレビアニメ作品です。
平成22年度(第14回)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門/長編
(劇場公開、テレビアニメ、OVA)の審査委員会推薦作品に選ばれている
作品でもあります。
原作・脚本 -は麻枝准さん、監督 は岸誠二さんです。




   Angel Beats! 1
Angel Beats! 1
Angel Beats! 2
Angel Beats! 3
Angel Beats! 4
Angel Beats! 5
Angel Beats! 6
Angel Beats! 7




内容を簡単に説明すれば、森に囲まれた丘陵地にある天上学園
全寮制の学校。一見するとごく普通の生徒らが生活を送っている
学園だが、そこは死後の世界でした。

現世で理不尽な人生を体験し、青春時代をまともに送れずに死ん
だ者はこの世界に送られ、あらかじめ用意されたエキストラ(NPC)
の生徒達と共に学園で楽しい青春時代を過ごす内に未練を無くし、
「消滅」(成仏)し、転生します。

しかし、転生することを拒む人々がいた。少女・ゆりをリーダー
とする「死んだ世界戦線」は、理不尽な人生を強いた神への復讐
を目的とし、元々が死後の世界であり「死ぬ」ことのないこの世界
で、学校の秩序を守る「天使」と日夜戦いを繰り広げていました。

生前の記憶を失った少年・音無(主役)は、戦線のメンバーと行動を共に
するが、次第にこの世界の真実を知ることとなります。

──と、まあ、こういう物語なのですが、なにか感じるところがありませんか。
ずっと迷走説明していますように、オタク文化は学生気分でいられる
一種の環境装置として解説してきました。

※オタク文化とつながることで、脳内にオタク回路という現実否認システム
が作られるか都合の悪いことを見事にバイパスして伝えます。

このアニメの舞台もまた全寮制の学園です。
大きなお友達の特権意識は、子供時代や学生時代や現在にいたるまで
不遇であったという被害者意識に直結します。

もちろんそれは大きなお友達の勝手な思い込みなのですが、
このアニメで学園生活を送る生徒達は、この大きなお友達の
分身だといってよいと思います。
あくまでも大きなお友達の心象風景としてですが──。

彼らはこの学園生活(オタクライフ)で、気ままで楽しい生活
を送り、いずれ転生(実社会へ)していくわけですが、このアニメ
と同じように転生を拒むお友達もいるわけです。

それが「同人サークル」や「コスプレイヤー」だったりする訳ですね。
なにも作らないでも、有名作家の偽物達や偽編集者もその仲間に
はいると思います。
単なる「コミケ」ファンも仲間かも知れませんね。

こういうお友達にとっては、「コミケ」や「オタク産業」につながる
ことでいつまでもこの学園から卒業することを拒みます。
むしろずっとこの学園にとどまることを選択した人々だとも言える
と思います。

「天上学園」──「コミケやオタク産業」
「死後の世界」──「現実の社会」
「不遇な人生」──「特権意識と強い被害者意識」
──と、図式が成り立つと思います。

つまり大きなお友達の妄想世界と心象風景を見事にアニメ
にして見せているとも思えるのです。
それが大きなお友達の心を捕らえたということですね。








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学生時代を充実して過ごした人はまれです。
むしろ、もどかしく無力を感じ迷いながら終わってしまうのが
殆どの人の学生時代だといっても良いと思います。
今はありませんが、昔は青春ドラマというジャンルがあり、それは
理想の明るい学生生活を描いていました。

今はアニメがそれに取って代わっているところがありますが、もし
充実した学生生活を送っている人ばかりならこれらのアニメもドラマ
も誰も見ないでしょう。

ドラマもアニメも日常生活では得られない夢のような非日常性を求めて
いますから、日常生活が満ち足りたものであるならこれらの物語を
必要としなくなるのです。


つまり多かれ少なかれ皆、このような体験はしているわけですから、
大きなお友達でなくても「エンジェルビーツ」に感動を受ける人は
多いと思います。
ただ大きなお友達は通常よりも、強い特権意識と被害者意識がある
のでこのアニメに強く反応していたようですが。
最後の卒業式のシーンでは涙なくては見られなかったとも聞きました。

ちょっと見方を変えれば分かるのですが、先ほども書きましたように
多かれ少なかれ学生時代は不遇なものなんです。
なにも大きなお友達だけではないのです。

ですが自分たちは一般人(?)とは違うと思っている特権意識が
根拠のない強い被害者意識を生んでいるといえます。
大きなお友達からすれば、自分以外は皆友達が多くて青春ドラマ
のような生活を送り、彼女彼氏に恵まれた幸せな時代を送っていると
勝手に決めつけているのです。

数で言えば彼女や彼氏がいる学生はごく僅かですよ。
この日本で生活している限り経済のこともありますし、家庭が
裕福であったり良い生活を送れる人ばりであるはずがない。
多かれ少なかれ何らかの問題を抱えながら大人へと成長して
いくのが殆どなのです。

その当たり前のことにまったく気付こうとしないどころか、自ら
心を閉ざして妄想の世界に生きているわけです。
つまり「死んだ世界戦線」に加わっているのですね。

迫害者なき被害者──それが大きなお友達の意識かもしれませんね。
大きなお友達のふてぶてしさとド厚かましさには、辟易させ
られましたから、むしろ逆だろうと言いたくなります。

さて、今は知りませんが、昔で言えばいつまでのこの学園生活を
続ける人ばかりではありませんでした。
サークル活動をしていたときにこれを最後に「コミケ」などの参加を
しないつもりだといい、最後の記念に我々の同人誌を購入してくれた
常連さんがいました。

この学園生活から卒業されていった訳ですが、この方の言によります
と同人もコミケ面白くなくなったというのです。
個人的になにがそんな気分にさせたのかは、興味あるところですが、
それはそれで良いことではないかとお返事して今までのお礼に一冊
同人誌をプレゼントさせてもらったことがあります。

ずいぶんと熱心な方だったのですが、「コミケ」などの一般の参加者の
方はある程度熱心に活動すれば自然とオタクを卒業する方に向かい
ます。
ですからあまり心配する必要もありません。
この方達が本当の意味で「オタク」であったかどうかは別ですが、
熱病がさめたように自然と関心を示さなくなるのです。

ですが「オタク産業」はこの卒業をなんとか引き延ばそうといろいろ
な戦略を練っているように見えます。
この学園を卒業しても、別の楽しみを提供できるものがあれば良いのですが
それだけものを作れないのが現実ですね。
……悲しいかな……。

──卒業と入学をむかえるシーンズンに少し考えてしまいました。
大きなお友達はどうしたいのでしょうね。








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