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ダーリン・イン・ザ・フランキス | 必要なかった巨大ロボット

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ダーリン・イン・ザ・フランキス
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『ダーリン・イン・ザ・フランキス』




今回は巨大ロボットアニメである「ダーリン・イン・ザ・フランキス」
です。

原作は「Code:000」さん。
監督は「錦織敦史」さん。


TRIGGERとA-1 Picturesの共同制作オリジナルアニメーション企画として
制作されたそうです。



あらすじ──。

高いエネルギー効率をもつ「マグマ燃料」の採掘によって地殻変動や環境破壊が進んだ世界。不死を手に入れた人類は子供を必要としなかった。荒廃した地上で生き抜くため、人類は巨大移動要塞都市を建造し、その中で生活していたが、謎の巨大生物叫竜が出現し、平和を脅かしていた。これに対抗するため、天才科学者集団「APE」はフランクスという男女二人乗りの巨大兵器を開発。そのパイロットであるパラサイトとするためだけに、名前ももたないコドモ達を育成していた。



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◆迷走考察。



この作品はそれほど目を引くような物語でも、好きなストーリーでもありません。
良くも悪くもないと感じる作品でした。

巨大ロボットはだいたいが一人で操縦する場合がふつうですが、
「パシフィックリム」の影響か、男女のペアで操作する設定に
なっています。

日本のアニメの定番といいますか、お約束である美少女が入っています
ので、そこら辺はアニメファンを意識したものかも知れません。
個人的には好きではないところです。



ですがこの作品にはロボットアニメ創世記から続く、ロボットアニメの特徴
が色濃くあるので、それらを迷走考察してみたいと思います。
ロボットアニメとしては王道の設定ですね。

ただロボットに関してはあまり人気があるようには感じられません。
ロボット自体にも魅力はないですね、残念ながら。


この巨大ロボットですが、これは今更説明する必要がないくらい操縦者は
昔から「少年」でした。
時々、女性パイロットがいますがこれらも少女であり、我々から見ると最近
の傾向に過ぎません。

昔から巨大ロボットは少年でしか動かせなかったのです。
もともとが少年漫画から産み出されてきましたからね。
これは今後も変わらないと思います。


ですがマクロスのバルキリーのように人形へと変形し、あまり人形ロボット
として意識して作られていないロボットは少年にこだわっていません。
また、巨大ロボットではない「ボトムズ」のような人形兵器も少年にはこだわって
いませんね。

このアニメの特徴は、この心理的な深層を継承しています。

人類は不死を獲得したことでオトナしかいない世界。
叫竜と戦うための巨大ロボットを動かせるのは子供たちだけ。
これは「エヴァンゲリオン」と同じ構造です。


心理的には子供は未来のある存在で将来はどのようなものにもなれると
いう全能感の中に住んでいます。
その反面、親の保護がなければ生きていないという無力な存在でもあると
いう矛盾も抱えている存在です。

「エヴァ」の「碇シンジ」はこの葛藤に作中ではずっと苦しむことになります。

その矛盾を乗り越えて解消する、言わば自己の拡張として巨大ロボットは
存在していると解釈することができます。
そしてこの子供たちは大人に良いように利用されているのは現実世界の
反映かも知れません。



すでに終わっているのでラストを書いても良いと思いますが、大人たち
は地球を侵略しようとする外惑星人である肉体を持たない精神生命体に
吸収されていきます。

この肉体を持たない精神だけの生命体というのはSFでは良く登場してきます。
生物進化の頂点という位置をキープしており、これが出てくれば言わば何でも
ありにできてしまうので個人的にはあまり好きではありません。

「スタートレック」などではQ連続体初め高次元生命体が多数でできます。
「スターゲート」でも登場しますので、とにかくSF作品ではおなじみの存在です。


前回の「散歩する侵略者」のところでも少し書きましたが、「アーサーCクラーク」
の「幼年期の終り」にも登場します。
この「ダーリンインザフランキス」はある程度「幼年期の終り」を意識している
ように感じます。

「幼年期の終り」では子供たちが高次元生命体へと進化していくのですが、
この作品では大人です。
また外宇宙からきた高次元生命体による干渉を受けるのも同じです。

子供たちは大人たちのいなくなった地球で、新たな生活を初めますが
「幼年期」では大人たちは自ら滅亡し、子供たちは高次元生命体へと進化
して地球はなくなります。

「幼年期」ではオーバーロードという進化の袋小路に入った種族が高次元生命体
へと進化するための手伝いをさせられているのですが、「ダーリン」では叫竜が
子供たちの味方となって地球に残ります。

スケールという点では「幼年期の終り」の方が大きいですね。
「ダーリンインザフランキス」はロボットや美少女などが絡んでいて、日本の
アニメ作品らしくなっています。


これで人気があればそれはそれで良いのでしょうが、あまり人気の声がきこえ
てきません。
スケールを大きくするのではなくて、むしろ「エヴァ」のようにもっと残酷な
展開であった方が良かったかもしれません。


以前から思うのですが、ロボットを出すのであればスケールを大きくしない
方が良いと思うのです。

最近のロボットアニメは大ヒットしている作品がないと思うのですが、
言わば子供のこじらせで拡張された自意識も尻すぼみになってきているように
も感じます。

この子供心理のこじらせた自意識を、作品の核とすることでヒットしたのは
「エヴァンゲリオン」だっのですが、この作品はどちらの方向へも振り切れ
ておらず無難にまとめられています。


ロボットアニメと生命進化というSF的スケールの大きさを求めるとどちら
にも傾いておらずロボットアニメとしてみた場合も魅力がありませんし、
SFとしてみた場合も上っ面をなぞっているだけの薄っぺらいものになってし
まっています。

ある意味良くも悪くもない、成功作品とは言いがたアニメに感じました。


これはこのアニメ作品だけではなく、最近のロボットアニメ全体の残念な
傾向ではあるのですが、ロボットのメカとしての魅力を描こうしてしていま
せんね。

今でもロボットアニメとして人気を維持しているのは「ガンダム」シリーズと
「マクロス」シリーズくらいではないかと思います。
「マクロス」も人気はありますが──個人的にはガンダムよりマクロスの方が好
きです──正統なロボットアニメからやや外れているようにも感じますが。

それでもこの二作品が、今でも新しい作品が作られ続けるのにはそれなりの理由
があります。
それは「鉄人28号」から続くロボットのアニメの中でも飛び抜けてメカそのもの
の魅力を描いているからです。

マクロスもガンダムもともにロボットとしての機械である部分が描かれており、
最近の人気のないロボットアニメのロボットは生物なのかと思われるくらい、
機械である部分が描かれていません。

これはかなり重要なポイントだと以前から感じています。
もちろん主役キャラクターの人気もあるでしょうが、もう一つの主演キャラ
はロボットそのものでもあるからです。

ですからガンダムもマクロスもキャラクターを放っておいて、メカである
ロボットたちに人気が集まるのです。
誰が乗って、どんな性能でどこが開発してと人物キャラクター以上に細かい
設定が存在します。

ここを無視してロボットアニメを作ってしまっては、ロボットアニメを作る
意味がないとさえ思うのです。

それならばロボットではなく別物に置き換えた方が良く、それでもロボット
にしているのはロボットアニメの上辺だけを見て人気があると勘違いしてい
るからではないかと思えます。

そういう片手落ちなロボットアニメが最近多くて、この「ダーリンインザ
フランキス」も同じです。
このストーリーをアニメにするならばロボットアニメにしない方が良かった
と感じています。

大きめのパワードスーツでも良かったのではないですかね。



ところで、少し話がズレますが、若者たちに車の人気がなくなってきたように、
巨大ロボットも最近人気を失ってきているように感じます。
なによりも「パシフィックリム」という実写作品が作られるようになって
しまったのも理由の一つのとしてあるのかも知れません。

以前から、アニメで作られてきたものがもし実写でも同じようなものが遜色
なく制作できたらアニメ作品は人気を失ってくるのではないかと思っていました。
それが今や、現実になろうとしているのかも知れません。

トランスフォーマーもそうでしたが、実写で作られてしまうとアニメは負けて
しまう。
そして「ロボットアニメ」そのものがキラーコンテンツではなくなってきて
いるのかも知れません。

制作する方としては大人気であったロボットアニメは人気作品として理解
しやすいというのがありますが、人気はあってもそれはもう昔の話である
かも知れないのです。

つまりいつまでも同じものを作っていれば無条件に人気が得られるという、
ある種の成功体験が忘れられない人たちの強い決めつけだけが先行しているかも
しれません。

これはどこの世界でもあることで、アニメだから無縁とは思えないのです。
そしてなによりも、アニメそのものの人気に陰りがあるのではないかと最近
は疑っています。

特にアニメはそういう危機感に関しては無関係と思っている節があって、
無頓着無関心です。
アニメはすでにゲームに喰われてしまっているのかも知れません。


それでは、次回にまたお目にかかりたいと思います。

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