ハーレムアニメ

這い寄れニャル子さん | クトゥルフ神話の萌え化アニメ

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「ウーニャ、ウーニャ!」


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◆「今回のお題・這い寄れニャル子さん」



この「這い寄れニャル子さん」というアニメも大変人気のある
アニメです。
1期、2期と作られていて未だに人気は衰えませんね。

このアニメ、主題歌などが話題になっていたのを覚えています。
耳に残る歌だそうです。

原作はライトノベルです。
作者は逢空万太さん。
GA文庫 / ソフトバンク クリエイティブ刊より発売されています。




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  ニャル子さんW コンプリートニャルバム/後ろから這いより隊
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これは先に迷走解説して御紹介した「ウィッチクラフトワークス」と
同じハーレムアニメです。
もっとも実際にはハーレムアニメなんてジャンルはありませんから、一応、
学園ラブコメとなりますね。

作者さんの言によれば「混沌(こんとん)コメディ」ということらしいですよ。
作者曰く「ラブクラフトコメディ」の略。公式のアオリ文などでは
「ハイテンション混沌コメディ」とされているます。
キャッチフレーズは「いつもニコニコあなたの隣に這いよる混沌、
ニャルラトホテプ!」ということらしいです。

でもやっぱり、人気のあるのはハーレムアニメの王道的展開に
あるからだと思います。
あとハイテンションコメディですね。

まず一番に驚いたことは、このアニメの元ネタが「クトゥルフ神話」
だったことです。
日本の萌え化もここまできたかという感じです。
ホラー小説が好きな方ならばたいてい知っているほど有名な作品です。

作者はアメリカ人の「ハワード・フィリップス・ラヴクラフト」で、
「ラヴクラフト」とその友人達によって作られた創作の神話体系なのです。
邪神体系なのですが、作者没後様々な作家に影響を与えており、
またいろいろな作家がこの「クトゥルフ神話」を使ってホラー
小説を書いています。
宇宙神話体系のようなものですね。

ひと言でどんなホラー小説なのかは言えません。
もともとが創作の神話ですから、ホラーを描く作者によってその
とらえ方も感性も違っているので、明確ではっきりとしないのが
この「クトゥルフ神話」の特徴といえば特徴かもしれませんね。

日本の作家にも影響を与えており、知らない人はいないと思います。
伝奇小説が好きな人ならばどこかで読んだ経験があるのではないで
しょうか。
アメリカではマニアのような熱狂的なファンもいますね。

菊池秀行さんも短編で「クトゥルフ」を書いていたような。
いわゆるホラー系を書いている人は、時々、短編などで描いて
いるようです。

「ネクロノミコン」など架空の書物にこの「クトゥルフ」の神々
が書かれています。
「クトゥルフ神話」の中では大変に重要なアイテムで、必ずと
いってよいほど登場する書物ですね。

また、現実にはない地名や大学などもよく登場して、ここらへんは
アメリカらしいところでもあります。
バットマンの「ゴッサムシティ」のように、アメリカの作家は架空の地名
をよく使います。

またSFなどのテレビシリーズでもアメリカの架空の小さな街と
いった場所が良くでてきます。
日本のような小さな島国ですっと発想として出てきにくいですが、
アメリカのような広い大陸だと本当にあるじゃないかと思わせられます
から、発想しやすいんでしょうね。


「クトゥルフ」の邪神たちは、キリスト教の悪魔にあたるような
存在で絶えず地球の神を押しのけて自分たちの覇権の復活を狙って
います。
これらの邪神達が様々な災いを起すといったホラーです。
アメリカの風土が作り出した、アメリカらしいホラーですね。

正直、あまり好きではないので詳しくはないのですが、散見する
とこれらの邪神たちは生理的に嫌悪感を催すようなグロテスクな
姿をしていると形容されることが多いですね。

それをまあ、よくも美少女として萌え化、擬人化したものだなと
感心しています。
鉄道の擬人化や戦車、旧帝国海軍の戦艦なんかも擬人化&萌え化
されていますが、まさにこの範疇に入りますよね。

「クトゥルフ」ファンからすれば、怒り狂うか大笑いするかの
どちらかではないでしょうねか。
そもそも「クトゥルフ神話」から萌え化するような発想が浮かびません。
戦車や鉄道はまだ擬人化という発想も出てきますが、なぜ「クトゥルフ神話」
からなのかがちょっと分かりにくいですね。

簡単に言うならば「クトゥルフ」でなくても良いじゃねえかと
思うからです。
たんに名前が「クトゥルフ」からとった「ニャルラトホテプ
(ナイアーラトテップ (Nyarlathotep) )」だっただけとしか
思えないものです。

だって「邪神」だとかアニメ内でいっていますが、まったく
「クトゥルフ神話」と関係ない物語だからです。
「ニャル子」は自ら宇宙人とも名乗っていますし、悪の組織に
狙われている八坂真尋の護衛に派遣されているとのことですね。
詳しくは「這い寄れニャル子さん」のアニメか、ライトノベルで
確認してくださいませ。

アニメや商業出版では、コメディ、とくにラブコメは人気が
あります。
これは昔も今も変りません。
ですが不思議なことに、このコメディ面に力を入れると同人
では人気を失ってしまうんですね。

同人人気の大半がエロですから。
二次創作は全てといっても良いくらいです。
エロとコメディは相性が悪いようです。






作者もいっておられますが、すべてにおいて元ネタありきだそうです。
……なるほど……。


だからどこかで見たキャラでどこかであったような展開で、どこかで
よく知っているストーリーなんですね。
この割り切りは人気を得るための強い武器でもあります。
単純にバカにできないんですよ。

作家としてオリジナル性を出そうとして頑張れば頑張るほど
人気は出ないような気がします。
ただこれでファンを獲得できればそれはとても心強いのですが。
……悲しいかな……。

そう言う意味では、前回、迷走解説しました「ウィッチクラフトワークス」
もそですからね。
あのアニメもまたどこかで見たキャラにどこにでもあるような
ストーリーです。
それらの切り貼りの多用がこの二つのアニメに共通するところですね。

ある意味切り貼りのセンスというか、知識がものをいうのかも
知れません。
「エヴァ」でもそうですが、やり方一つで作品は良くも悪くも
変貌しますね。

ここまで徹底すれば、「ウィッチクラフトワークス」と同じで
清々しいくらいです。
それにしてもこの主人公の八坂真尋君、「ウィッチクラフトワークス」
の多華宮君と同じで存在感が薄い。

このアニメの主人公、八坂真尋君も「ニャル子」に一方的に
好かれるのですが、ここへ登場する女性キャラにも一方的に
好かれています。

これもまたハーレムアニメの王道です。
なぜ好かれるか最後まで分からない、単に設定上の都合ですと
いう、そんな感じの影の薄いキャラクターです。
大した能力も才能もありません。
容姿も美男子でもない。

特別、アレが大きいとか、違う裏設定の魅力がある訳でも
なさそうですし。
しいていえばとても善良です。
……おバカのように……。

いっそ、「主人公」という文字だけが動いていても、違和感なく
見られるような気がしますよ。
………いや、ホント(笑)。

「うる星やつら」の「諸星あたる」とは偉い違いです。
「あたる」は「ラムちゃん」だけに好かれていて、他の女の子には
さっぱり振り向いてもらえませんでしたから。
……とんでもなく、女好きなのにねぇ……。

「あたる」が動であり、攻めのキャラだとしたら、これらの
ハーレムアニメの主人公達は静であり受け身のキャラですね。
ハーレムアニメは無理をしてまでキャラを立てるという努力を
最初から放棄している感じがあります。

これは「ああ女神様」でも同じですね。
長く続いてましたが、もうすぐ終わるそうです。
この漫画の男性主人公も、オタクですが影が薄いです。
女神たちの女性キャラだけが印象に残ります。


作る立場からいって、無理して独自性を前に出しても、
それが面白くなければ売れないわけですし、確かに悲しい
ことですが、しかたがない点でもあります。

「ドラゴンボール」連載中、人気が下がれば、「天下一武道会」を
やってバトルすれば人気が跳ね上がるのと同じです。
もともと鳥山明さんもバトルばかりやりたくなかったらしいで
すが、とうとう新作で復活の「魔神ブウ」編のインタビューで
作者が登場。

ご本人が現れたわけではないですが、スクリーンにメッセージが
表示されて、「もう闘う漫画は描きません」と答えておられました。
作品読んでいてもあれは分かりますよ。
さぞやお辛かったことでしょうね。

だから鳥山明さん、漫画描かなくなったンじゃないですかね。
単なる想像ですが、またバトル漫画描かされるのがいやで。
いわれたとおり何でも描きますの新人漫画家さんではありま
せんからね。
漫画家さんも出版社との力関係で、仕事を選べるのは売れて
からでないとできませんから。

小説も同じで印税10%なんていいますが、これもすべて出版社
と作家の力関係で決まります。
ですから10%も印税をもらえるのはごく一部の人たちです。
新人や売れていない作家は僅か1~3%です。
場合によってない場合もあります。

初版だけで終わってしまうと次の作品も書かせてももらないし、
印税もまた僅か、場合によってはなしです(売れないと)。
だから最近はエージェントを使う作家さんが増えているのです。
アメリカではもともとエージェント制が当たり前なんですが。

夢も希望もない話しですが、これが作家という職業の現実です。
年収100万以下という作家達が殆どで、その中で突出した
売れっ子作家さんが鋭い槍のように突き抜けているだけです。
ピラミッド型すら作れないほど極端なのが作家の世界ですね。

漫画家さんも同じで、映像化権という権利があるのですが、
出版社が勝手に映像化を承諾して原作者は一円も入って
来ないこともあります。
出版社の言い分よりますとそれによって本が売れてくれれば
いいそうなんですが。

日本の業界に昔からある慣習です。
だから結果的に収入が増えるだろうといいたいようですね。
でも、原作者に断りもなく勝手に映像化を決めるなよというのが
あります。

有名なところでは「海猿」がありますし、「シロクマカフェ」も
そうですね。
とにかくこういうトラブルは昔からすごく多いし改善されていません。
出版社にとって、作家は使い捨てのものでもあるようです。

最近ではこれらの裏話を、ツイッターやらブログで作者自らが公表
しています。
それでも一般の認識は映像化イコール大儲けという勝手な思い込み
だけが信じられています。

「コミケ」などでは、さらにすごい噂だけが実話として飛び交って
いますよ。
何千万とか何億とか、そんな数字どこから出てくるんだと思いますが、
それをすべて事実として話しているんですね。
嫌になるほどです。

「コミケ」で常連の売れっ子サークルさんのほうが、連載もてない
漫画家さんよりも稼いでいます。
プロデビューはしたものの「同人」に力を入れる人が多いのも
このためです。




最近の漫画家さんは賢くなって、アニメ化を希望しない
作家が多くなっています。
「ウィッチクラフトワークス」の場合は良くわからないのですが、
力関係で逆らえなかったか、それとも月刊誌ですからそれでも
売りにつなげたかったのか。

業界ネタバラしになってしまいますが、最近は「ライトノベル」が
アニメ化されることが大変増えていますね。
その裏には漫画家さんたちがアニメ化、映像化を嫌がるようになって
きているという裏事情もあるのです。

人気がでるしお金も入るし良いことずくめじゃないかと思われていますが、
それは事情を知らない人の話。
先にも書きましたように、映像化されても映像化に関する版権料が
入ってこなかったり、ほんの微々たるものであったりと、美味しい
話しばかりではないのです。

版権に関しては映像化ではなくキャラクター展開が上手く
いって、いろいろな商品に広がっていって初めて原作者が
潤うのです。

それにアニメ化されると一部の超人気漫画は別ですが、そこそこ
程度の人気の漫画の場合はアニメの本放送が終わると同時にコミックス
の売り上げがピタリと止まるのです。
アニメファンは漫画ファンではありませんので、アニメの放映が
終了すると同時にその原作漫画も例え連載が続いていても、アニメファン
の意識の中では終わってしまうという痛い現実があります。

同人の世界では自分たちが、同人誌などを作って人気を
盛り上げているとみな思っているし公言してはばかりませんが、
実はそのアニメの原作を終わらせているのに大きく力を
貸しているのです。
まったくそういうことを彼らは知りません。

テレビの本放送が終わると同時に、次に始まるアニメへと
皆乗り換えていく。
あれほど熱狂的なファンを公言して同人誌を制作していながら
掌を返すその変りようにウンザリさせられました。

それほど好きだったのならば、本放送が終わっても少しでよいから
作ってやれよと思いましたね。
同人はこれらのアニメ人気に便乗しているのであって、決して
人気を支えているものではありません。

ですからワンクールというアニメは漫画の場合、決しておいしい
話しではないんですね。
だから原作者たちはアニメ化を嫌がるのです。

そして次にアニメ化のねらい目となったのが「ライトノベル」と
いう訳です。
もともとアニメの原作のような小説が殆どですから、アニメ化
しやすいというもあるのでしょうね。

それはそれで悪くはないのですが、そういう作品ばかりではイヤになって
きます。
小説としてこれは読めると思わせる作品は、例えば「ブギーポップ」など
はアニメ化しても失敗しています。
アレは小説の方が何倍も良いですから。

アニメにするならするで、もっと思い切った演出をすればよいと
思うのですが、如何なものでしょうか。
人気があればすぐアニメ化というのは、たちの悪い商売根性で
はないかと思います。

アニメ化する側のセンスが問われるところですし、必ずしも
良いことではありません。
ある意味、新鮮ないろいろな食材があるに、全てカレー味
にしてしまうようなものです。


でも、この「這い寄れニャル子」さんは、未だに人気が
ありますし、第三期もあるのかも知れませんね。
キャラクター展開が上手くいっているようです。
頑張れ「ニャル子さん」と応援したくなります。

今回の迷走解説はこれまでです。
それでは、また次回の迷走解説でお会いいたします。









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