ロボットアニメ

富野由悠季 | ガンダムGのレコンギスタ

 ←非公認戦隊アキバレンジャー | シーズン1・2 →甲殻不動戦記 ロボサン | 私立恵比寿中学






 【予約】 ガンダム Gのレコンギスタ 1
ガンダム DVD・Blu-ray
ガンダム CD
ガンダム 本・コミック
ガンダム ゲーム
ガンダム ホビー
ガンダム 動画
ガンダム DVD/CDレンタル


「Gのレコンギスタ」

すでに始まっていますが、「Gのレコンギスタ」。
良い意味でも悪い意味でも富野監督作品ですね。

内容についてはあまり触れないでおきます。
いわゆるファーストガンダムを色濃く継承した作品というよりも、
「ターンAガンダム」のような名前はガンダムだけれど、独立
した作品といった作品です。

……今のところは……。

富野監督のことですから、たぶんこのまま完結するのでしょう。


富野作品には一貫したテーマのようなものがあり、それは
世の中の欺瞞を暴き糾弾したいという面があると言えましょうか。
それは「ガンダム」だけではなく、初めて制作した「海のトリトン」
から一貫しているといって良い気がします。

今回の「レコンギスタ」でもやはり同じ展開になっていますね。
「ニュータイプ」はどうなったのやらですが。


そこで今回は「迷走エッセイ」らしく、作品そのものには触れないで
富野監督について書きたいと思います。

富野由悠季監督と、宮崎駿監督は同じ年齢です。
それもあって、富野監督は宮崎監督をかなり意識しているようです。

自分が宮崎駿になれなかったのは、やはり才能のなさというような
ことを言われてさえいます。
しかし同じアニメといっても、扱っている作品傾向が違います。

宮崎監督と富野監督を比べた場合、日本のアニメとディズニー
アニメーションのような違いを感じてしまいます。
ディズニーといえば言わば王道であるファミリー層向けの作品です。

宮崎監督の作品も「ナウシカ」以外はだいたいこの層に向けた作品
と言えるのではないでしょうか。
そして富野監督はやはり日本アニメの王道ともいえるロボットアニメ
が主ですし、ファミリー層に向けた作品とは言い難いですね。

日本国内の興行成績だけを見ても、ファミリー層に向けたアニメは
やはり強いです。
ロボットアニメのような作品はいろいろなところで良く目にしている
せいでファミリー層向けアニメよりも人気が高いと思われがちですが
実際はそれほどでもありません。

長くなりますので詳しくは書きませんが、これはそのまま海外での
日本のアニメ人気にもつながります。
日本人が思っているほど海外での人気は高くないとは、このブログで
ずっと言い続けていることです。
クールジャパンというのは、一部の人たちの熱狂であって、全体では
ないのです。

ガンダムオンライン
ガンダムの商品ならララビットマーケット



◆ 王道アニメと非王道アニメ。

ここからは便利上、王道アニメと非王道アニメに分けて考えたい
と思います。
少し乱暴な分け方ではありますが。

また個人の独断と偏見の混じった考察ですので、あしからず。

やはり王道アニメというのは子供向け作品と言えると思います。
つまの夢や冒険や友情といった、ポジティブな作品群です。
基本といいますか、源流は児童文学と言えると思いますね。

この方が説明しやすい。

非王道アニメは基本的に漫画から動画へと発展して来ているので
子供向けとはいいがたいものです。
少年ジャンプや少年サンデーが子供だけでなく、大人も大勢読んでいる
ことからも理解していただけるものと思います。

王道アニメはあまり人が死んだりしません。
また、リアルに描いてもいませんよね。
当然、セックス描写などもなくエロい表現はありません。
全てが善という前提があり決してこれを崩しません。

いわばきれい事の世界です。

これに対して非王道アニメは人も死にますし暴力シーンも多く
ありますしリアルです。
また政治的な問題やら人が抱えるネガティブな問題も扱います。
色も欲もありで、つまり普通のドラマや映画と同じものをアニメ
という方法で描いている。

宮崎監督はご自身でもいわれていますが、児童文学が基本にある
んですね。
たいして富野監督にはこれがない。

宮崎監督はこの児童文学というフィルターを通して作品作りをしている
ところがあって、富野監督はこれに負けている気がします。
ある意味、いつまでも青い気持ちのまま作品作りをしているところが
あって、このきれい事を許したくないという面がある気がするのです。

宮崎監督を嫌いクリエーターはけっこう多くいます。
共通しているのはやはりこの「きれい事」が許せいないと感じている
ようです。

最近はすっかり世界的な映画監督というイメージが定着していますが、
北野武さんも、「アニメが嫌い。宮崎駿が一番嫌い。でも、あれだけ
売れるというのはすごい」と、相手を認めながらのコメントをしています。

アニメの世界では、富野監督や押井守監督は北野武監督のような立場
にあるといえると思います。
北野武監督も世界的な映画賞を受賞したり今さらいうまでもなく、
大変評価が高い方です。

でも映画興行的に見た場合、宮崎監督と比べるどころか勝負にさえなって
いません。
押井守監督もハリウッドの有名監督、ジェームスキャメロン監督が自ら
ファンであると公言するくらい評価されている監督です。
でもやはり、興行成績と言う点ではまったく太刀打ちできていません。

同じアニメでありながらも、土俵が違うのです。
海外の日本アニメのファン達に共通するのが、日本のアニメは子供向け
ではない点を必ず上げます。
海外のアニメは主に幼児向けであり、それがたまらなく嫌なんだそう
です。
子供向けでないアニメが、クールな訳なんですね。

ことさらアニメの内容が良いとかではなく、やはりこれがある。
だからトランスフォーマーやアバターのような、アニメのような
それでいて実写のクールと思える作品が出てくるとそちらに
人気が移っていってしまう。


話を戻すと、富野監督が宮崎監督のような児童文学を基礎に置いた
ような作品を作ったらどうなるかです。
同じ土俵で闘ってみないと分からないのではないかと思えますが、でも
たぶん無理ではないかとも思えますね。

「風の谷のナウシカ」を見ていれば分かるのですが、宮崎監督がきれい事
だけを信じているとは思えない。
でも、あえてそれらを拒否するような作品ではなく、世間的にどう受け止
められるかということを考える、老獪さがあると思えるのです。

才能ではなく、富野監督はこの「老獪」さに負けているかも知れません。
世の中、政治の世界でもそうですが、そんな都合の良いだけのきれい事
ができる分けないというようなことを、平気で公言する人がやはり勝っていま
すからね。

【Yahoo!ショッピング】新作ゲーム予約受付中。PSP、DS本体も大量入荷
売りたいをヤフオク!で



◆ 理想化されたきれい事の世界。

このきれい事の世界。
つい最近なのですが、思った以上に世の中では力を持っていると
感じることがありました。

女子大生の話なのですが、「サマーウォーズ」がけっこうに人気が
あることを教えられました。
そこには田舎の豊かな自然や、大家族への憬れがあるようです。
まさかこの年代の人たちがこうまで信じているのかと、いささか
ショックでもあったのですが。


ですがこれらの人たちが、本当に大家族のことを知っているかという
もちろん違う。
田舎の自然もまた、まったく現実を知らない。
全てがアニメで描かれているような理想的な憧れで作られています。

では実際の自然と接してみれば、金切り声を上げて逃げ出します。
自然の中には虫も沢山いまし、蛇もトカゲも沢山いる。
雨が降るとぬかるみますし、場合によっては川も氾濫して家まで
流される。

こういう憧れだけで見ている人たちの自然は、造花と人工芝で作ら
れた完全な偽物です。
河まで水道水が流れていそうです。

また田舎の暮らしも同じで、あの閉鎖的な人間関係を知らなすぎる。
今の若い人たちにも、ある程度の年配者も、田舎暮らしに憧れている
人はけっこう多くいます。
身近にもそういう人がいます。

一時期、定年退職した人たちが憬れの田舎暮らしをするために田舎に
移住するというのが流行ったときがありました。
でも数年でUターンして都会のマンションで暮らしています。

それはなぜか──田舎の人たちとの人間関係が、という場合が
多かったします。
でも世の中はそういうマイナス面を報じてくれませんし、むしろ
そういうマイナスな情報には蓋をします。

どんなに残酷な事件が田舎で起ころうとも、田舎は良いところでそこに
暮らす人々は全て善人なのです。
大きな土砂崩れや自然災害が起ころうとも、自然はあくまでも
人に優しく素晴らしい物なのです。
これは世間の常識といえるくらい強いイメージです。

自分たちが子供の頃、当時のテレビドラマはホームドラマが一世を
風靡していました。
大人達は我々ガキどもに説教を垂れるとき、よくこのホームドラマ
で描かれているような理想的な家族関係などを持ち出していました。

当時はまったく言葉知らずでボキャブラリーなどありませんでした
から言い返せませんでしたが、自分たちガキどもはそんなホームドラマ
のような家族どこにあるんだといいたかったのです。

友人にも近所にも学校内の生徒達の家庭にも、そんな理想的な家族は
いなかったのです。
でも世間はこれを一つの基準としてあると思い込み信じていました
し、我々に押し付けてさえいたのです。

これと同じことが言えると思えるのです。
ジブリ作品はこの理想化された自然や、これまた理想化された
善意の人々を描くことによって多くの人々に支持されていると
いっても良い気がします。

ですが、富野監督は人の残酷さや世界の歪みといった世間一般から
は嫌われる現実に近いものを作品としています。

……まあ、ロボットは現実的ではありませんが……。

こうしてみてくると、富野監督は宮崎監督に勝てなかったのではなく、
世の中のイメージに勝てなかったのか知れませんね。













GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE ユニコーンガンダム(覚醒仕様)
GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE ユニコーンガンダム(覚醒仕様)



スポンサーサイト



記事一覧  3kaku_s_L.png 未分類
記事一覧  3kaku_s_L.png 同人
記事一覧  3kaku_s_L.png コミケ
記事一覧  3kaku_s_L.png 同人イベント
記事一覧  3kaku_s_L.png アニメ文化
記事一覧  3kaku_s_L.png コスプレ
記事一覧  3kaku_s_L.png アイドル
記事一覧  3kaku_s_L.png ボーイズラブ
記事一覧  3kaku_s_L.png オタク文化
記事一覧  3kaku_s_L.png アニメ
記事一覧  3kaku_s_L.png ハーレムアニメ
記事一覧  3kaku_s_L.png 漫画
記事一覧  3kaku_s_L.png ロボットアニメ
記事一覧  3kaku_s_L.png オタドジ
記事一覧  3kaku_s_L.png 特撮
記事一覧  3kaku_s_L.png 実写化作品
記事一覧  3kaku_s_L.png 小説
記事一覧  3kaku_s_L.png ゲーム
記事一覧  3kaku_s_L.png 閑話休題

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

【非公認戦隊アキバレンジャー | シーズン1・2】へ  【甲殻不動戦記 ロボサン | 私立恵比寿中学】へ