甲殻不動戦記 ロボサン 動画甲殻不動戦記 ロボサン DVD・Blu-ray 私立恵比寿中学 DVD・Blu-ray 私立恵比寿中学 DVD/CDレンタル 「甲殻不動戦記 ロボサン」このドラマは、「私立恵比寿中学」というアイドルグループが主演
している実写特撮ドラマです。
設定その他はロボットアニメでは良くあるタイプのものなのですが、
実写というのは大変珍しい。
コメディで、かつ実写の巨大ロボットは他になかったと思います。
こういうコメディタイプの緩い特撮(?)というのは、「ナイルなトトメス」
や「美少女仮面ポアトリン」など一連のシリーズがあって、珍しくは
ないのですが。
ただ巨大ロボットものは初めてですし、この設定でなぜという気はしますね。
アニメでやった方が良かったんじゃないかとさえ思います。
アイドルがこういうドラマに出演するのは決して珍しいわけでは
ありません。
今やアイドルグループが数多くあって、何がなにやらさっぱり分
かりませんが。
ですが「おニャンコクラブ」などが活躍したアイドル黄金期と言われる
時代にも、ゴールデンタイムにアイドルが出演するドラマは多くありました。
「学芸会」とも揶揄されていましたが、その頃よりもドラマの出演は少ない
かも知れませんね。
今のアイドルは──。
この「甲殻不動戦記ロボサン」の内容は、かつて宇宙生物と闘った
巨大ロボットを動かそうとする博士と、その搭乗者である女の子たち
の物語なのですが、「う~~~~~ん」な内容ですね。
特撮にアイドルを起用することが悪いわけではありません。
平成仮面ライダーが成功した裏には、イケメンたちが仮面ライダー
に変身しているというのがありますからね。
ただこのアイドルを活かすのであれば、戦隊シリーズのパロディである
「女子ーズ」のような作品の方が良かったのではないですかね。
説明するまでもないのですが、見れば一目瞭然。
画に動きがないのです。
舞台になっているのは、ロボサンのコクピットらしき部屋だけで
後はこのロボサンを攻撃しに現れる量産型の巨大ロボットとの
戦闘シーンだけです(今ところは)。
それもこの巨大ロボット同士の戦闘シーンも予算の関係でしょうね、
とても短いものです。
ロボサンの稼働時間はとても短い。
つまりこの部屋で行われる、アイドルグループの女の子達の会話と
たった一人の俳優さんである博士との会話だけがメインな訳です。
先行した「学芸会」ドラマと揶揄されたドラマは実際見てみると
わりと見られたりしました。
それはロケもやっているし、主演のアイドル以外は皆本職の役者
さんたちが演じていたからです。
このロボサンの場合は「私立恵比寿中学」の女の子達と博士だけ。
どうやって話しを広げるんだと思いました。
アイドルがドラマに出ることは悪いとは思いませんが、あまりに
戦闘シーン(短い)までの間の画に動きがなさ過ぎる。
これが苦痛なのです。
この設定でやるなら、30分番組ではなく、15分番組くらいの
短いドラマでないとかなりきついのではないですかね。
実写の巨大ロボットにしてしまうと、出演者やロボットともにマイナス
にしかならない気がします。
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【Yahoo!ショッピング】魅力的な生活家電が満載◆ THE NEXT GENERATION -パトレイバー。実写の巨大ロボット作品と言えば、「パシフィックリム」が有名に
なってしまいましたが、日本で作られた巨大ロボットとなると
やはり「機動警察パトレイバー」ですかね。
機動警察パトレイバー DVD・Blu-ray機動警察パトレイバー DVD/CDレンタル 「パトレイバー」はアニメですし、今さら説明の必要はないでしょう。
アニメのキャストよりさらに次の世代の特科車両二課第二小隊の物語
です。
面白いのはアニメの続編なのですが、これを実写でやっているですね。
また、押井守監督がいっていますが、二足歩行の巨大ロボットなど
役にたたない邪魔者だというのがテーマにあるそうで、作中でも
パトレイバーは無用の長物とかしています。
ですから殆ど動きません。
残念ながら、ロボットアクションドラマではないですね。
それにアニメの方でも、パトレイバーが出て来ない話しは多く
ありましたから、非常に原作に忠実でもあるのです。
ロボットアクションといえば、かなり前になりますが「鉄甲機ミカヅキ
(雨宮慶太作品)」という作品がありました。
鉄甲機ミカヅキ DVD-BOXこの作品はお金がかかっていて、一時間ドラマで月一作のペースで
作られていた作品です。
制作ペースも「パトレイバー」とおなじような感じです。
残念ながら、大ヒットにはならなかった作品ですが、良く健闘した
作品ではありました。
もの凄く古いことを言うならば、「魔神バンダー」という1969年制作
作品(記憶ではもっと古かったような)もあるにはあるのですが、
これらを今の作品と比べる訳にはいきません。
これもロボットの実写ドラマなのですが、巨大と言ってよいのかの
大きさでした。
それに動きもたいしてあったわけではありませんし、着ぐるみでした
がさらに古い「マグマ大使」というのもありますし、「ジャイアントロボ」
の実写もあります。
DVD/CDレンタル マグマ大使DVD・Blu-ray ジャイアントロボこれは良く動きましたね。
ちなみに「マグマ大使」は手塚治虫作品です。
ロケット人間というロボットなのか人造生命なのか良くわからない
存在でした。
なにせ地球を作ったアース様が作った存在ですから。
それに古い作品になればなるほど、自立型のロボットで操縦する
ために人が乗り込むということもしません。
VFXなどの技術的な面はさておいて、「パトレイバー」と「ロボサン」
を比べるのは酷ですね。
「パシフィックリム」とも比べようがありません。
DVD・Blu-ray パシフィックリム今のところ、実写で巨大ロボットは無理なのかも知れませんね。
それに実写との相性が悪いのかもです。
ただ「パトレイバー」は実物大のモデルを作っていて、実際に
ジャッキアップまでしています。
見た感じは悪くないのですがる
どちらにせよ、今のままでは巨大ロボットはアニメに向いていても、
実写は苦しいかもしれません。
映像には向き不向きがあると思うのですが、アニメには怪獣は向いて
いません。
すべてVFXで作っていると、アニメと実写の違いがどこかかが分か
らなくなってきますが、ここら辺は見た感じということですかね。
昔は少年漫画雑誌などで怪獣も描かれていましたが、やはり合わな
かったですね。
対して巨大ロボットは実写には向かないのかも知れません。
3Dアニメのようなものには向いているかも知れませんが。
「パシフィックリム」も2が作られるそうですから、人気がないわけ
ではありませんが、人が操縦するとなるといろいろと無理がある。
動きは「トランスフォーマー」には負けるように思います。
DVD・Blu-ray トランスフォーマーともとも「トランスフォーマー」のアニメを見ていると、アニメには
向かないデザインだとずっと思っていました。
ハリウッドで実写化されて一番始めに感じたのも、もともと「トランス
フォーマー」は実写用に作られていたのではないかと思えるほど、しっくり
とはまっていたことです。
同じ感じを、「ゾイド」でも感じていたので、これも実写かしてほしい
と思っているアニメの一つです。
巨大ロボットが実写に向かないのではなく、アニメの巨大ロボットが
実写に向かないのかも知れませんね。
とにかく予算面で稼働時間に制限ありのロボサン。
巨大ロボットものでない方が良かったのではないかと思いながらも、
まだ始まったばかりですが、このあとどうするのかとはらはらしな
がら見ていきたいと思います。


機動警察パトレイバー イングラムUSA 1号機
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