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ガメラ | 平成ガメラ三部作

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「平成ガメラシリーズ」

これは今までのガメラのイメージを一新した作品です。
昭和のガメラシリーズでも触れましたが、とにかく子供の味方
である怪獣が許せませんでした。

怪獣はあくまでも人や街(都市)を破壊するものであって、人間
となれ合うものではないと思っていたからです。
人々を恐怖のドン底に突き落して徹底的に苦しめてこそ怪獣なのです。
ですからあれほど大好きだった「ゴジラ」も遊星人間ゾーンのよう
に人類の味方で登場するとなるとそれがいやで観ませんでしたから。

ウルトラシリーズも好きでしたが、評価できるのは「ウルトラQ」
「ウルトラマン」「ウルトラセブン」までですね。
その後は予算の関係もあるのでしょうが、完全に子供だましになって
います。
「ウルトラセブン」など、ノンマルトのように実は人類は侵略者だった
というアンチヒーローとしてのウルトラセブンまであったのに。


この平成ガメラシリーズ三部作(小さき勇者たち~ガメラ~は除く)は
現場の人間から情報が入ってきていたので、かなり身近な存在でもあり
ます。

この平成ガメラシリーズには、2000年 『GAMERA1999』(総監督:庵野秀明、
監督:摩砂雪)『新世紀エヴァンゲリオン』を監督した庵野によるメイキング
があるのですが、この中でも監督の金子修介さんと、特技監督の樋口真嗣
さんの不仲説にも触れられているそうなんですが、この話しは撮影中の現場
からも入ってきていました。

──たぶん、本当なんでしょうね──。


この三部作も劇場で見ましたが、そこで初めて舞台挨拶というものを
観ました。
トータス松本さんが『ガメラ 大怪獣空中決戦』主題歌を歌っているので、
登壇されていたのですがこのファンがすごく多くて劇場が埋まっていました。

まだウルフルズもメジャーになったばかりで、その人気のほどを
知らずに「ガメラ」がこんなに人気があるのかといぶかしがって
劇場へ入っていきました。

後ろのドアの側で立ち見していて何をしてるのかすら分からなかったの
ですが、舞台挨拶が終わるとあれほど多かった観客が潮が引くように
いなくなってしまった。
おかげで前の席に座ってゆっくりと観ることができたのですが、
怪獣映画の人気のなさを実感して複雑でしたね。

また、このガメラ三部作はレオナルド・ディカプリオ主演の
「タイタニック」とも公開が重なっていたのですが、劇場へ
いこうとしているとかなり前から映画公開されている「タイタニック」
がロングランを続けており、おまけに劇場でまだ行列ができている
横を「ガメラ」を観るために入っていった記憶があります。

恐るべし「ディカプリオ」なんですが、人気の凄さとガメラを
始め怪獣映画の人気のほどを思い知った日でもありました。

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◆ 平成ガメラ三部作。

1995年 『ガメラ 大怪獣空中決戦』。
これは正統といいますか、王道の怪獣映画だったように思います。
この一新したガメラの姿がなによりも良かったですね。
昭和ガメラのように単に亀がでかくなったようなあの姿はいただません。

あれが許せるのはファンタジー系のモンスターでしょうね。
怪獣じゃない。
金子修介監督の、昔のあのガメラをちゃんとした現代の怪獣に
作り替えたいという強い想いがあったのかも知れませんね。


1996年 『ガメラ2 レギオン襲来』。
これは怪獣映画というよりも、SF映画色が強い気がしました。
怪獣とSFは同じじゃないのかといわれればそれまでなんですが、怪獣は
日本独自のジャンルではないかと個人的には思っています。

宇宙怪獣はウルトラシリーズなどでは悪役でお馴染みですが、
生態系的に考えた宇宙怪獣は「レギオン」と「トップを狙え(アニメ)」
の宇宙怪獣くらいではないですかね。

小型レギオンであるソルジャーレギオンが人を襲うシーン、
「草体」を破壊した際の大爆発で仙台が壊滅しています。
こういうシーンがあってこその怪獣映画だと思うので、この点
これから怪獣映画を制作する場合は見習ってほしいですね。
予算的に破壊シーンを撮れないのであればせめてニュース速報で
どこの都市が消失したというような方法でも良いので描いてほしい
ものです。

ウルトラシリーズも、「帰ってきたウルトラマン」以降この繰返し
で、毎回怪獣が街を破壊しますが、翌週にはまた同じ街が復活してい
て、同じ市民がまた違う怪獣の被害で死んでいるかと思えるシーンが
目白押しでしたから。

なにも映像で撮らなくても良いから、せめて被害の程度を知らせるよう
な新聞記事を作中で見せるとかのフォローがほしかったですね。
この「ガメラ2 レギオン襲来」では、「ギャオス」に破壊された東京
タワーも破壊されたまま出てきますし、ちゃんと話しは続いていました。

意外にも今までの怪獣映画にはいつもこれがかけているのです。
同じシリーズで毎回大都市が破壊されていても次の回では無傷な
大都市が映っている。
日本の国力たるやムチャクチャスゲェなァと思いますよ。

ガメラにせよゴジラにせよ、あれだけ大都市が破壊されていては
人口の減少もはんぱないでしょうし、復興予算などいくらあって
も足りません。

それこそ怪獣対策予算だとか怪獣被害特約といった保険なんか
もあっていいのに、こういう細かい部分がまったく考えられて
おらず、そういう意味でもこの平成ガメラ三部作は優れたもので
怪獣映画では初めて描写されています。


1999年 『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』。
この三部作の最後の作品はもっとも意見の分かれるところではないかと
いう気がします。

制作サイドでも意見が分かれいて、とくに「イリス」は良くいわれて
いませんでした。
特撮で困ったときのタコにイカといわれており、困って出てきたのが
「イリス」のあの姿だったそうです。

──いろいろと難航したようですよ──。

「ガメラ2 レギオン襲来」を観たとき、「ガメラVSガメラ」という
線もありだなと感じていましたが、実際にそういう話しはあった
そうです。

「ガメラ4」の話しもあるにはあったそうなんですが、監督と特技監督
がもう一緒にやりたくないということもあった。
それに目標の10億円という興行収益を上げられずに頓挫してしまった
ようですね

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◆ 平成ガメラシリーズの好きなところ。


個人的に好きなシーンは、一つは渋谷で撃墜した「ギャオス」
にとどめを刺すシーン。
渋谷のギャルやサラリーマンも一緒に吹っ飛ばしています。

それでなくても初めからガメラがプラズマ火球を放射する際は
建物も人も一緒に吹き飛ばしています。

それはそうですよね。
あんな破壊力があるものを使ってギャオスを攻撃すれば都市部ならば
大被害が出て当たり前ですから。
一部、ガメラが自らの手で子供をギャオスの超音波メスから守って
やったシーンがありますが、これはなかったことにしてください。

それに今までは怪獣は戦車の砲撃や戦闘機のミサイル攻撃などにも
晒されてきたのですが、歩兵が小火器で攻撃したことが殆どあり
ませんでした(ゴジラをバズーカで撃ったりはありましたが)。
活動停止していたイリスを監視していた自衛隊員が活動を始めた
イリスと戦闘をして全滅するシーンがあります。

これリアルなんですよ。
小銃は64式小銃なんですが、射撃の方法がまさに自衛隊だった。
マニュアル通りといっても良いかもしれません。
84ミリガールグスタフといい、もし本当に怪獣が現れても、自衛隊
は同じ装備で挑むでしょうね。
こういう小さなシーンでもこだわりを感じました。

そしてなんといっても、「大迫 力(螢雪次朗)」の存在が良いですね。
三部作全てに出ており、怪獣のためにドンドン生活が追い詰められて
行きます。

さらにはイリスではガメラを憎む「綾奈」の存在もまた重要です。
怪獣が街中で闘えば当然巻き添えで多くの人が死ぬことになる。
それだけ生き残った人々は傷付き苦しむのですから、怪獣を憎むものも
出てきて当然。

今までの怪獣映画には(初期ゴジラは除く)、このあって当たり前
のことに無頓着すぎたのです。
架空の怪獣を絵空事で作ってしまうと、ただの子供だましに
しかならいのです。

架空の怪獣達はとてもデリケートな存在で、いくら映像でリアルに作っても
こういう人の心理や細かい設定をリアルに作り込んでいかない作品として
活きたものにはならないのです。
お金をかけて映像的には成功しても、結局、子供騙しに陥って失敗している
SF映画は沢山あります。

この点、ガメラ三部作は実によく考えられた作品でした。
できれば「ギャオス」が人間を捕食して食べているシーンをもっと
生々しく撮ってほしかった。


こういうリアリティーにこだわっているのが、この平成ガメラ三部作
の特徴で名作でもある所以ですね。
怪獣という空想の生物を絵空事で作らないでできるだけリアルに制作
したのがこの平成ガメラです。

特撮映画、とくに平成「ゴジラ」に落胆させられたのはこれなのです。
怪獣映画はこれで良いんだ的な自己満足だけが先行してしまってまったく
評価できませんでした。

「ゴジラ」の復活を企画して旧ゴジラを上映する企画があって、
その回数券を買って応援してきたのにと思ったものです。

その鬱憤をこの「ガメラ三部作」は晴らしてくれたといってよいと
思います。
見習え「ゴジラ」といいたいですね。

芹沢博士とともにゴジラは海底で眠っていた方が良かったのかも
しれないと思っていましたから。


追記──。
ガメラ関係のブログのご紹介。

ガメラ医師のBlog
「小さき勇者たち~GAMERA~」名古屋ロケにエキストラで参加
された経験があるそうです。
http://blog.goo.ne.jp/gameraishi/e/5e21ae35af7b96bdf1af22570398dcf9

YouTubeより。















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