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ウルトラセブン2 | 第一期ウルトラシリーズ

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「ウルトラセブン2」

※今回で終わるつもりだったのですが、書いているとますます
分量が増えてきました。
そこでさにもう一回、全三回に分けて掲載したいと思います。




◆思い出深い作品の数々(1)。

この「ウルトラセブン」ではいろいろな意味で味わい深い作品が
多いものでした。

セブンを語るとき、「遊星より愛をこめて(脚本・佐々木守 監督
・実相寺昭雄)」と「ノンマルトの使者(脚本・金城哲夫 監督・満田かずほ)」
の二作品は必ずファンの口から話題にのぼります。

第12話「遊星より愛をこめて」は欠番となっており、テレビ放送では
今に至っても再放送されていません。


これはこの作品が、スペル星人というケロイドを彷彿させる姿から
被爆を連想させるという面があって、またスペル星人の惑星が放射能
汚染されているなどの設定もあり、原爆被害者団体協議会から抗議が
あったために自主的に欠番としたためです。

詳しくは長くなるので割愛いたしますが、これはまったく事実無根
なことであって、問題を大きくしてこじらせてしまったのは報道が
正確なものではなく神経質な人たちが作り上げた誹謗中傷が一人歩き
したようなものでした。


この当時はまだインターネットなどが考えられてもいない時代でしたが、
いざ世界的な電子のネットワークが作られると誹謗中傷と捏造が一人歩き
する世界となってしまいました。

こういう捏造的な情報のひとり歩きは、今や日常的に行われています。

SF好きな連中はこういう個人のネットワークが完成すると正確な情報が
伝わるものと話していましたが(情報操作されにくくなる)、蓋を開け
てみれば違っていたということなりますね。

時々話すのですが、テクノロジーがいくら発達しても、それを使う
人間が進歩しないことにはただ問題を拡大させるだけでなんの役にも
たたないと。
残念ですが、これがSFが見せてくれた夢の現実です。


後に抗議した当事者の方もその必要はなかったと後悔されています。

ですが、その手の批判には敏感になっているのか、正確には面倒なことに
触れたなくというのが製作側にあって、現在に至っても欠番扱いで
公開されていません。


スペル星人が地球人の血液を求めてやってくる話なのですが、正直
にいって、それほど印象に残る話ではありませんでしたね。
それに原爆病ににた症状とかの台詞はありましたが、批判される
ようなものではまったくありませんでした。

今も昔も、誹謗中傷的な話題は勝手に一人歩きするものなのですね。



42話の「ノンマルトの使い」は、ウルトラセブンを代表するような物語
で、ノンマルトとはウルトラセブンの故郷であるM78星雲では地球人を
ノンマルトと称しているが、そのノンマルトが海底から自分たちの生息地を
守るために海底開発に反旗を翻して挑んでくる。

それをウルトラ警備隊とウルトラセブンは撃退するのですが、現在の
地球人は実は侵略者の末裔で闘いを嫌う平和的なノンマルト(本来の
地球人)は海底へと逃れて平和に暮らしていたことをセブンである
モロボシダンは知ることになり、戦いに勝利して沸き返るウルトラ警備
隊の隊員たちとは対照的に一人苦悩するという物語です。


もともと「ウルトラセブン」の対象年齢を企画の段階から引き上げていた
というもあるのですが、企画から脚本まで関わっている「金城哲夫」さん
の強い思いがこもっている作品でもありました。

随分昔に「金城哲夫」さんはなくなっておられますが、沖縄出身者である
金城さんはこの手の物語には色々な想いがこもっていたものと思われます。
亡くなられたのは沖縄に帰ってからですが、当時はまだ「沖縄」も本土復帰
していませんでしたし、必ずしも本土復帰が沖縄の人たちの望みではなかった
のではないかとも思われますね。

それを一方的に、本土復帰した時は悲願であったというように報道を
されていましたが、沖縄の人たちの胸中は複雑であったのではないで
しょうか。

それに周りの大人達も沖縄が日本復帰しても特別嬉しいとかの反応は
なかったですね。
無反応が現実の姿でした。
たぶん北方領土も同じだと思います。



また、「ウルトラマン」はどんな強敵が現れてピンチに陥っても、必ず
ウルトラマンが助けに来てくれとるいう無条件の救いのヒーローである
のに対して、この「ウルトラセブン」は完全にアンチヒーローであり、
セブンことダンは自分が倒した相手は倒してよかったのか、また、なにが
正義なのかと自問自答するシーンが何度も出てきます。

当時の我々は、この「なにが正義なのか」という問いに胸を打たれました。

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◆思い出深い物語の背景(2)。


業界内の少し口のたつ人などは、これは再放送を見ていっている話で
あって、子供がそこまで思わないと批判する人もいました。
ですが、彼らは我々よりもかなり若く、当時のことを知らな過ぎるのです。

先に書きましたように、我々の子供時代は公害の真っ只中で、セブン
の中でも大きなダンプカーが轟音を響かせて走っているシーンが時々
出てきます。

実際これはよく見た日常の風景そのままで、道路沿いにある公園で
遊んでいると植え込みの緑の葉がうっすらと灰色に汚れてそれが白い
服を着ているとかくれんぼ等をすると服につくのです。

葉っぱが灰色なのは排ガスとダンプカーが巻き上げるホコリが降り積もった
からで、遊んでいても口の中がジャリジャリしてくるのが普通でした。
当時は古い建物を壊して新しい建物がどんどん作られていて、道路も次々
と整備されていましたが、車の量と道路整備も法規制も追いついておらず、
いつも子供たちが遊ぶ細い道や通学路に大型のダンプカーが、当時子供で
あった我々の鼻先を掠めるようにして走っていました。

まさに事故がないほうがおかしいと思えるほどでしたね。


ウルトラマンのころから交通戦争という言葉も表れて、交通事故が
多発していたのです。
道路工事も昼夜かまわず続けられていて、夜寝ているとどこか遠く
の道路工事の音を子守唄のように聞きながら眠っていました。

飛行機の騒音も今のように規制がなく、たとえ夜中でも低い高度を
沢山の旅客機が轟音を響かせて飛んでいました。
空港は今のように住宅地や市街地から離れた場所に建設されておらず
旅客機のすべてが市街地の上を空港へと降りるために高度を下げながら
飛行していたのです。

晴れた日に学校の屋上から飛行機を見ると、脚を下ろしているのが
見えましたからね。
騒音被害も公害の一つでしたから。

これが大人になってからも続いており、外が静かだと妙に眠れず
未だに外が騒がしいほうが安心して寝付けてしまいます。


また学校でも、休み時間に校庭で遊んでいると「光化学スモッグ注意報が
発令されました。校庭で遊んでいる生徒は教室へ入りましょう」という
校内放送が流れてくるのが日常だったのです。
それほど環境が悪く、社会の欺瞞と真実をいやでも見せつけられた世代
でもあったのです。

これを知らない人たちは、手前かってな理屈を展開するのですが、
そういう人は、当時のことをまったく知りませんからね。

浅い知識で分かったような口を利くなといいたいです。



ある意味この変化は当時の大人よりも子供たちの方がよく知っており、それは
知識として分かるとかではなく生の現実として体験しているからです。
当時の我々はクソガキでしたので、よく大人たちや教師に怒られていました。

そのたびに説教を食らうのですが、大人が口にする言葉に説得力が
なさ過ぎたのです。

それは遊び場一つにしても、ここで遊ぶなといわれても場所がない。
大人たちは会社と家庭を往復するだけで、川や公園にもいきません。
こういう大人たちが口にするのは、かつて自分たちが子供の頃
に遊んでいたであろう緑豊かだった時代のことで、河にいって
も公害で魚がいなくなっているし、公園なども大人が口にする
場所はすでになくなっていることに気付かないのです。

時代錯誤というか、数十年も昔の風景が今なおあると信じて頭ごなし
に我々をしかりつけても、それは誰も納得できませんよ。
この時代錯誤のギャップが大きすぎて、時代の変化にまったくついて
これていなかった。
教師も含めてですが、この大人たちは正気なのかと真剣に疑った
ほどです。

当時の大人たちの頭の中にあるのは、新聞やニュースで知っている
加工された現実で、自分たちの足元にある事実すら分かっていなかった
し、関心も払っていませんでしたね(※これは今でも同じです)。
そのくせ自分たちは世の中のことを知っていると思っていたので、
たちが悪かった。

今もよく世の中の変化の速さといいますが、あの頃の激変ぶりから
比べるとたいしたことはないと感じます。


ですから「ノンマルト」は口では言えないほど胸を打つものが
あったのです。

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◆思い出深い物語の真実(3)。


これら二作品と少し毛色が違うのですが、第45話「円盤が来た」という
物語りも非常に好きな話でした。


これはさえない青年が世の中に疲れて星を見ることに救いを見出している
と円盤が大群でやってくるのを望遠鏡で見つけます。
ウルトラ警備隊に連絡するのですが円盤は見つからず、青年は嘘つきの
レッテルを貼られてしまい失望してしまう、そこへ謎の少年が現れて
自分の家に招きますが、実はその少年はペロリンガ星人が変身して
いた姿だったのです。

それを知ってまたウルトラ警備隊に電話するのですが、また嘘だと
思った警備隊は取り合ってくれません。
ペロリンガ星人は青年に「君のような星の世界に行きたい人たちを
つれて行ってあげているのだよ」とやさしく話しかけてきます。

ですがモロボシ・ダンがその事実に気付き、円盤の船団を撃退します。
その後、ウルトラ警備隊が青年を特別に表彰するのですがどこか嬉
そうではありません。
最後は空を一人で見上げながら星の世界へ連れて行って欲しかったと
寂しそうにするシーンで終わります。


この最後のシーン、今でも時々夜道で星空を見上げるとよみがえって
きます。
そして胸が締め付けられるような気分になります。


これなども当時の時代背景が色濃く反映されております。
この青年は星を望遠鏡で見ているのですが、近所の零細の工場
がうるさくていつも口げんかしていました。

当時はこのような零細の工場がいたるところといってよいほど無数
にあって、夜遅くまで作業していました。
この青年と同じような年頃の人たちが集団就職で働きにくるのですが、
これを「金の卵」といって、中卒の安い労働力を生かして当時の右肩上
がりの好景気が作りだれていたのです。


こういう人たちが毎年大量にやってきて、これらの中小や零細企業に
就職するのですが、今考えれば皆さんとても若かった。
成人してない人が多かった。
言葉に訛りがあり田舎から出てきた人たちだと分かるのです。

こういう人たちが近所にいて、時には遊んでもらいました。
夏休みに映画に連れて行ってもらったこともありますよ。
情報としてこういう人たちがいたことを知っている人は多いでしょう。
ですがこの人達がどう思いなにを感じながら生活していたのかは、生で
接していた我々にはわかるのです。


セブンの青年のように、この人たちが今の生活に嫌気がさすのは
とてもよく分かります。
実際、時々急に姿を見なくなってそれっきりという人も少なくな
かった。

だからセブンの青年の姿とこれらの青年の姿がだぶって見えました。


今のように大学まで進学するのが義務教育のように当たり前ではなかった
時代で、我々子供たちも当時の大人からすれば中学をでればすぐにでも
働かせたいという本音を、近所のおっさんおばさんが立ち話で話していま
したね。

子供心に、人の未来を何だと思っているんだと憤っていましたが、こう
やって経済発展をとげたのがこの国です。
日本人が日本人を搾取して発展していったのです。
子供だって、いや大人以上に分かってることがあるのです。
当時の大人たちの意識の低さと問題意識のなさはまさに犯罪ものでした。


でもこれも子供でしたから理路整然と言葉で説明できませんでしたが、
これは組織に使い捨てにされる奴隷のような生活を強いるだけのもの
であることはわかっていたのです。


世間の風潮はとにかく働くことが「善」であり「正義」のような世相で、
今のようなブラック企業などごく普通のどこにでもある当たり前の会社
でしたね。
そもそも日本自体がブラックなんだから。


これらの社会システムを、知識や教養として知ったのではなく、生の
経験で体験して知っているのが我々の世代かもしれません。
だから学生運動をする大学生たちを、応援する気持ちになっていたのです。


そして大人になり実際に働くようになってくるとこれら子供の頃に感じていた
危惧を再確認することになりました。
日本の社会の生き難さを嫌でも思い知らされるのです。

法律などのすべてのシステムが、個人で自立して生活しようとする
ものを妨害するようにできています。
やたらと独り立ちや自立といいますが、それをさせないようなシステムが
あるのです。

なんらかの組織に従属させるよう仕向けているのが日本の社会システム
で、つまり一般市民を奴隷化したいのが本音なのだと思います。

それらの背景があって、我々が進学を考えなければならない年頃になる
前から時代は受験戦争の様相を呈してきて、少しでも良い大学へ進学でき
ないと人生の落伍者であるかのような強迫観念さえ漂う異常な事態
が到来します。


※次回へ続きます───。








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