実写化作品

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無限の住人 | 話題が邪魔した残念な作品

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『無限の住人』


今回は実写映画化作品である「無限の住人」です。

木村拓哉さん主演映画として話題になった実写化映画でもありますね。
特にSMAP解散騒動もあって、違った意味でなにかと話題になっていました。

監督は「三池崇史」さんです。
「木村拓哉」さんは11年ぶりの時代劇ということもあって話題になっても
いました。

また、同じくいろいろと話題が多い「市川海老蔵」さんも「閑馬永空」役で
出演しており、豪華ではあるのですがどうも作品とは違った話題が多すぎる
気がするキャスティングであったような気がします。


原作は漫画作品で、作者は「沙村広明」さんです。

1993年6月から2012年12月まで「月刊アフタヌーン(講談社)」にて連載された
原作者のデビュー作です。

1997年に第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、英語版が2000年
にアイズナー賞最優秀国際作品部門を受賞しています。



あらすじ──。


「百人斬り」の異名を持つ隻眼の剣士、万次。「血仙蟲(けっせんちゅう)」
を体内に移植され、不老不死の肉体を持つに至り、雇われ剣客をして暮らして
いた。

剣客集団・逸刀流(いっとうりゅう)に両親を殺され、実家の剣術道場を
潰された少女・浅野凜(あさの りん)は仇討ちを遂げるため、不老不死の
肉体を持つ男・万次(まんじ)に用心棒を依頼する。依頼を受けた万次は、
凜と共に逸刀流との戦いに身を投じることになる。

逸刀流を幕府お抱えにとの野望のもとに、逸刀流の流派を従えることを目的に
していた天津影久だったが、裏に幕府の企みがああることを知る。仇討ちのために
天津影久を狙う万次だったが、天津影久を狙う幕府の討伐隊とも戦うことになる。


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◆迷走解説。


この実写映画化された「無限の住人」の最大の特徴は、主演が「木村拓哉」さん
であることです。

内容がどうとかという以前に、SMAPの解散騒動などが重なってキムタク
にたいする悪い風当たりのようなものを強く感じます。

個人的には興行成績100億円を超える作品にするだとか、主演がキムタクで
あるとか制作側の見え見えのキャスティングが災いしているように感じてい
ました。

これは「無限の住人」だけのことではなくて、実写化作品にすべて言えるの
ですが役があっているかどうかの以前に、人気があるかどうかだけでキャスティング
しているようなところがあって、これがまず躓きの原因だと思えます。

制作する側の都合の良い目論見が透けて見えるようでは大ヒットするとは思えません。

キムタク主演映画がすべて公開初日に一位をとれていたかどうかは分かりません
が、とにかく興行成績が不振であったことばかりを取り上げられていたように
感じます。


確かに以前のキムタク主演映画ほどの華々しい興行成績を収めてはいません
が、それ以前に映画公開が始まる前から別の話題が強く影響していたように思
います。

やはり作品を見てと言うよりも、キムタクにまつわる噂や感情的な面ばかりに
フォーカスしているようで、先入観なしに作品を見ていない気がして残念に思い
ます。


「無限の住人」の興行成績は、8週目で9億5388万0200円だそうで、これが
最終興行成績だと思います。
それに対して「銀魂」は7月に日本で公開され、現在興行収入37億円を突破し
ており、比べるとたしかに勝負になっていません。

また、公開されてからまだあまり期間が経過していない「亜人」は
暫定ですが興行収入13億円とすでに「無限の住人」を抜いています。
もしかすれば「木村拓哉」さん主演映画では最低の成績かも知れません。


ちなみに原作からの実写映画化作品のトップスリーを記載しておきます。

一位、「ROOKIES-卒業-」2009年公開、85.5億円。原作者「森田まさのり」さん。
二位、「THE LAST MESSAGE 海猿」2010年公開80.4億円、原作者「佐藤秀峰、
小森陽一」さん。
三位、「花より男子ファイナル」2008年公開77.5億円、原作者「神尾葉子」さん。


今回、改めて調べてみたのですが、やはりアニメではなく漫画なりノベル原作なり
を直接実写化した作品の方が上位へきています。
いったんアニメ化から実写化へという道筋を辿ってしまうと、どうしてもアニメの
イメージが邪魔してしまうのです。

今回あらためて調べて自分の予測が当たっていたことを確認できました。


ただこれがアニメファンの間だと、アニメから実写化作品へがトップに
きていると思い込んでいます。

おそらく上位三位はアニメファンの間から絶対名前が出ない作品だと思います。
それくらいアニメファンは自分たちの想像だけを信じているところがあります。


これは何度も書いていますが、ファンの間では初めて映画化された「エヴァンゲリオン序」
は大ヒット飛ばした作品だと思われいます。
ですが現実には興行収益20億円という数字で、「銀魂」に負けています。

実際に打ち切り館までありましたが、どうしたわけだか公開当時から満席と大ヒット
という根拠のない噂だけが一人歩きしていました。
これは公開当時に実際に体験していることでもあります。

この「無限の住人」とは逆の現象を示しています。

興行成績一つをとっても、この噂の後押しがあって当時後で再上映館があったと思います。
それらを含めての数字ですが、作品は噂に影響があると思います。


そして「無限の住人」に戻りますが、「木村拓哉」さんも「宇宙戦艦ヤマト」
の古代進役よりも役があっていたと思います。

ただ率直にいって、原作よりも雰囲気が暗いというか、殺伐とした感じが
強いですね。
「三池崇史」監督ですかららしい凄惨さがあるのですが、これが原作を
マイナスにしているようにも感じました。


ヒットを飛ばす作品は悲惨さのその先に、どこか希望があるような展開で
あった気がします。

これは「シンゴジラ」を見ると感じるのですが、自分ならばもっと悲惨極まり
ない作品を作っていたと思います。

ですが、機能しないダメな政府首脳がゴジラによって殺されてから、残った
ものたちが動きやすくなってゴジラを凍結に追い詰めるという希望を象徴する
ような展開があります。

実は大絶賛の「シンゴジラ」なのですが、これが自分には物足りなくてぬるい
と感じてしまった点でもありました。
自分ならば、映画「クローバーフィールド/HAKAISHA」のラストのような終わり方
をもって来たかも知れません。

また、「銀魂」がヒットしている裏には内容が明るいしコメディ作品であると
いうのがあると思います。

この「無限の住人」も隙なくつるのではなく、むしろわざと隙を入れるくらい
のことをしたら結果は少し変わっていたかも知れません。
ただどちらにしても、話題の人が二人もキャスティングされていたことが最大
の欠点であったかも知れません。

とても残念なことでが。


それでは、次回にまたお目にかかりたいと思います。

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実写映画版銀魂 | 成功した実写化作品

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銀魂
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『実写映画版銀魂』


今回は実写映画版「銀魂」です。

原作は漫画作品で、作者は「空知英秋」さんです。
「週刊少年ジャンプ(集英社)」にて2004年2号より連載中の作品です。

アニメ作品だけではなく、実写作品では珍しい大ヒットした作品です。


監督は「福田雄一」さん。
主演は「小栗旬」さんです。

実写映画「銀魂」のストーリーは、カブト狩り(第83訓・84訓、第10巻)
から紅桜篇(第89訓~97訓、第11-12巻)がベースとなっているそうで、登場人物
などに多少の違いがあるようです。

また、Webドラマも同時に作られていたようですね。



一応、実写映画ではなく原作の「銀魂」のあらすじなどを掲載して
おきます。


銀魂あらすじ──。

江戸時代末期、「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人が襲来した。まもなく
地球人と天人との間に十数年にも及ぶ攘夷戦争が勃発。数多くの侍・攘夷志士
が天人との戦争に参加した。しかし天人の絶大な力を見て弱腰になっていた幕府は、
天人の侵略をあっさりと受け入れ開国してしまう。そして幕府は天人による傀儡
政権となり、天人達が我が物顔で江戸の街を闊歩するようになった。一方で国・
主君のために天人と戦った攘夷志士達は弾圧の対象となり、他の侍達もその多く
が廃刀令によって刀を失い、力を奪われていった。

天人の襲来から20年後、剣術道場の跡取りの志村新八は剣術を生かす道も無く、
意に沿わないアルバイトで姉である志村妙と生計を立てていた。そんな新八の
前に風変わりな一人の侍が現れる。未だに変わらない侍魂を持った青年、その
名も坂田銀時。銀時の男気に惹かれた新八は、侍の魂を学ぶために彼の営業する
万事屋で働き出す。やがて万事屋には、戦闘種族である夜兎族の神楽・巨大犬
の定春などが転がり込んでくる。

そして万事屋ゆえに江戸のあらゆる依頼事に首を突っ込むようになった銀時達は、
江戸の治安を預かる真選組・かつて銀時の盟友であった侍達等、様々な人間達と
関わり合っていく事になる。



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◆迷走解説。


最近はアニメの実写化が続いていますが、その実写化作品もどれも評判は
あまり良くありません。
ですがこの「銀魂」は悪い評判が聞こえてこない珍しい作品です。

また詳しくは分からないのですが、興行成績も悪くないです。


キャラ的に「小栗 坂田銀時」も悪いキャスティングでもなかったですし、
映像的にも違和感のないものでした。

ただそういう実写作品は他にもあるのですが、なぜか実写映画化された「銀魂」は
ファンから強く批判されていません。
それは何故だか考えていると、他にも評判の良い実写化作品がありました。

一番新しいところでは、アニメ「亜人」の実写映画化作品でこれに関しては
新しい作品ですので後でまた何か出てくるかも知れません。


一番はっきりしているのが「変態仮面」です。

これはアニメにはなっていませんが、原作は「少年ジャンプ」に連載されて
いた古い漫画作品です。

原作の漫画だけでアニメ化もされていませんでしたので、あまり反発はなかった
かも知れませんが、そもそも原作漫画が大ヒットしていたわけではなく、実写化
されたときに「なぜ今実写化するのか?」と思った作品です。

ですからこれは原作も知らないアニメファンが見ているはずで、それが故に
ヒットしたのかと考えていました。


つまり実写であってもそれが初見ですから反発を感じるファンがいないと
いうのがあるかと思っていました。

制作する側も漫画原作が大ヒットした作品ではないのが分かっているのか、
大々的に広告したりせず、上映館も少なかったのです。
ですがこれがヒットしてしまい、続編映画も作られています。

内容的にはどちらもオリジナルストーリーですが。


今回は、実写映画化の「銀魂」を見て分かったのは、どちらもコメディ作品だから
ではないかと感じました。

「変態仮面」は女性のパンティをかぶることで超人的なパワーを発揮する
正義のヒーローです。
内容的にもギャグが満載で、その内容から好きな人と嫌いな人が別れるとは
思いますが。


また、「銀魂」も原作者が「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」と表現
している作品です。
とにかく至る所にパロディネタが仕掛けられています。

アニメファンにとっては楽しいコメディ作品だろうなとは思いますね。

だいたいがアニメ作品のパロディネタでギャグをやっていますから。
同人をやっていた経験から、ここら辺はアニメファンの心理を分かっている
方だなと思います。

実写映画の方にも同じようなパロディネタが満載です。
緩いギャグですが、これが逆にこの作品の特徴ともなっています。

そしてこういう奇天烈な作品は海外でも人気があります。
日常系や萌え系のようなアニメは日本と同じような文化を持つ国では好意的ですが
欧米ではあまり人気はありません。

ですがこの「銀魂」や「ナルト」のように舞台は日本でも普通の日本ではなく
無国籍な印象の強い作品だと好意的に受け入れられます。
黒船の代わりに宇宙人がやってきた世界ですからね。


また、この「コメディー」という作品のタイプがマニアックなファンも口うるさく
言わない要素ではないかと感じました。

映像的にもガンダムのような(ガンダムネタのギャグがありました)ロボットが
出てくるとか、メカが活躍するとかではありませんので実写にしてもなにも
見劣りするものがありませんしね。

むしろ実写の方がよいかとさえ思いました。

こういうアプローチは一つの実写化の目安になるのではないかと、今回、
見てみて改め考えてしまいました。
ただ他に有望な「コメディー作品」がすぐに思い当たりませんが。

探せばあるとは思います。


話はズレますが、「亜人」も好評だそうでそれはまだ見ていませんので
詳しいことは分かりません。
コメディー作品でもありませんしね。

もっともこれからどういう評価が出てくるかも分かりません。


ただ「亜人」は好きな作品ですので大変気になっています。
公開を控えている「鋼の錬金術」の実写映画版も気になるところです。



それでは、次回でまたお会いしたいと思います。

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海外版DEATH NOTE | Netflixが開く未来

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『Netflix版・デスノート』


今回は原作が漫画である「デスノート」の海外ドラマ版です。

今更説明の必要もないでしょうが、「デスノート」は「大場つぐみ」さんと
「小畑健」さんによる週刊少年ジャンプに掲載されていた漫画作品です。

日本で映画化され大ヒットし、その後アニメ化とドラマ化もされています。


アメリカでも人気のある「デスノート」だったので、噂はありました。
そして今回、初めて「Netflix」で実写ドラマ化されました。

ファンの間では注目が集まっていましたが、結果から言うと期待は完全に
裏切られています。
酷評の嵐ですね。

期待されていた分、反感も大きいのでしょう。
もっとも海外版で評判が良かった作品はないような気もしますが。


面白いことに海外でもファンがいるほどの作品ですから、そちらの反応ですが、
やはり日本と同じで大酷評です。

見ましたが確かにそうで、デスノートとしてみた場合何も見るところがありません。
「ライト」も「L」ともに頭が良くなくて、頭脳戦などは行われていないも同然で
した。

というか、頭脳戦的なことをしていただけです。


アメリカ版「L」は黒人で、あの原作の「L」とは似ても似つかぬキャラクターと
なっていました。
感情をあらわにしない「L」がすぐに激情にかられるなど原作とはえらい違いです。


「ライト」もまた白人のティーンエイジャーで、頭が切れるという感じすら
ありません。
優等生なんだけど、うちに秘めた冷酷性というものがなくて、少しまじめな
青年で勢い余って犯罪者になってしまった感じです。

「わたり」は一応アジア系のようですが、「リューク」は日本のアニメ的な
死神ではなくなっていましたね。

このキャラクターは好きだっただけにかなりがっかりしました。
空中を飛んだりもしませんし、どこかアメリカのホラーに出てくる怪人的な
感じがずっとありました。

アメリカのホラー作品ではオーソドックスなタイプですね。
それに死神が念力のような力を使っていましたね。

傍観者としての死神というよりも、自らゲームに参加するプレイヤーの
一人のようでした。


「デスノート」のルールも原作よりも多くて、かなり設定そのものが弄られて
いました。
良い方に弄れば良いのですが悪くなっています。

これでは原作ファンでなくても、デスノートを知っていれば良い作品だとは誰も
思わないでしょうね。

原作を弄るのであればもっとオリジナルでやった方が良いと思います。

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◆迷走解説。


さて、先のように散々だった「デスノート」ですが、もし仮に「デスノート」と
いう原作漫画もアニメも映画も知らない人が見たとしたらどう感じるのか考えて
みました。

不思議なんですが、これはこれでありだと思うんじゃないかと思います。


それは「Netflix」版デスノートは原作とは違ってホラー作品として作られて
いるからです。

色調が完全にホラー作品でしたね。
何も知らないで観た人がいたら、案外、原作者は「スティーブキング」で
なかなか面白いホラードラマだと感じるかも知れません。

原作はホラーというよもホラー設定の犯罪サスペンス的なものですが、
この「デスノート」はちゃんとしたアメリカンホラー作品として作られて
います。

ある意味ホラー作品としてはまともに作っていました。
だからけっこう夜のシーンなども多いですし、「リューク」ももっと怪人的
で全てを仕組んでいたのは「リューク」だったような感じすらありました。


面白いのは駄作と日米で酷評されているにもかかわらず、けっこうの数が見られて
いると言うことです。
これはハリウッド版「ドラゴンボール」でも同じ現象が起こっていたようで、
言わばギャグというかシャレでDVDを人に送ったりしていたそうです。

人気があれば続編もという話は発表当時からあるようですが、もしかすればこれは
続編が作られる可能性は強いですね。

その場合、続編は案外化けるかも知れません。
というよりも、設定も弄られていますからオリジナルストーリーへとシフト
していくと考えられます。

そうなってくると良い方に大化けする可能性を感じています。
この場合は、原作とはかなり違ったものへとなっているような気がします。



ただ、これとは少し話は違いますが、この駄作、最低と酷評されるような
作品は化ける場合があるのです。
今でもアメリカの小説で酷評されている作品があるのですが、どうしたわけか
売れているのです。

新しい作品を発売するとわざわざ予約してまで購入して、そして酷評するという
珍現象を起こしており、書店員が理解できないと首をひねる事態を起こしている
そうです。


これは他のコンテンツでも同じです。
酷評される作品はまるで酷評されるためにドンドン売れてしまうというのがあります。

ですが個人的に思うのは、可もなく不可もない作品がどのコンテンツでも面白くない
と感じるのです。
酷評されている作品は確かに完成度は劣りますが、ある意味面白いところが
突出してある場合がある。

何度も言いますが一番面白くないのは、可もなく不可もなくです。
これはテレビなどにも言えると思うのですが、これが一番無難なものですから
もっとも多く制作されるのです。

今のテレビ離れは自ら招いている面が強いと思いますね。
我々の世代はテレビが一番の娯楽でした。
その自分たちが地デジになってから、テレビを見なくなっていますからね。



話はさらに離れてゆきますが、このデスノートを制作した「Netflix」は
もしかすれば映像コンテンツの「Amazon」になるかもしれません。

今や「Amazon」は世界中に販売網を持つ巨大企業ですが、ヨーロッパでは
反「Amazon」法という法律さえ作って自国の産業を守ろうとするくらいの
驚異となっています。

これは日本国内でも「クロネコヤマト」が「Amazon」の配送の仕事を断るなど
「Amazon」に関係するニュースは後を絶ちません。
それくらい通販で一人勝ちしているのです。


この「Netflix」は映像コンテンツの「Amazon」に近い存在になっていくのかも
知れません。

つい、数日前なんですが「TSUTAYA」に立ち寄りました。
一団の若い人たちがやってきたのですが、聞こえてくる話が「Netflix」を
見るようになってからこういう所に来なくなったという話でした。

気がつけばいつの間にか足下まで迫っているのです。

そして「Netflix」では今回の「デスノート」だけではなく、アニメ「カウボーイ
ビバップ」がドラマ化されると発表されています。
また、「スタートレック・ディスカバリー」というスタートレックの最新シリーズ
が作られます。

こうして次から次へとオリジナル作品を作っており、注目していた所でした。
アマゾンプライムビデオも「仮面ライダーアマゾンズ」が秀逸のできで、
ネット配信の動画は変に多方向の視聴者に配慮せずに焦点を絞れていてとても
面白いと感心していたところです。

「スタートレック」ファンとしてだけではなく、特撮大好き人間としては
ものすごく気になっています。


それに以前から、ネット配信するのは良いけれどなぜオリジナル配信を
しないのかと思っていたところでした。
ただ昔の映像作品を配信するだけでは興味を引かないし、どこでもやって
いますからね。

オリジナルあってのネット配信ではないかと思っていたので、単に昔の人気動画
を配信すれば良いとは思っていなかったのです。

ですが昔の人気ドラマや映画、アニメを流していれば良いと思っているところ
しか感じられず、それだけで発展するわけないだろうと初めから思っていました。
同じことは他でもやるわけですし、そもそも一度は見ている作品です。

それらを考え合わせると、もしかすれば「Netflix」は動画配信の「Amazon」に
なり得るのではないかと考えています。
果たしてどうなるのかは分かりませんが、個人的には期待して見ています。



今回はこれくらいで、次回でまたお会いしたいと思います。

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美女と野獣 | ミュージカルの威力

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『美女と野獣』


今回は有名な実写化映画、「美女と野獣」を取り上げたいと思います。

この「美女と野獣」はフランスの民話「美女と野獣」に基づき1991年に
ディズニーのアニメーション映画として作られています。

本作はこのアニメーション映画の実写リメイク作品ということになります。
また、現在も映画公開中で大ヒットしています。

主演が「エマ・ワトソン」さんで、ヒロインのベル役です。
「エマ・ワトソン」さんはハリーポッターシリーズで有名です。

ディズニーアニメの実写化作品としては初めて、ディズニー自らが制作や配給を
担った作品だそうです。



ストーリーは───。


傲慢な王子が主催する舞踏会に一人の乞食が現れて「嵐で道に迷ったので、
一晩泊めて欲しい」と頼み込み、一輪の薔薇を差し出す。王子は乞食の醜さ
を嘲笑い申し出を拒否したため、乞食は魔女の正体を表し、王子と家来たち
に呪いをかける。王子は醜い野獣に姿を変えられ、家来たちは家具に姿を変え
られた。魔女は王子に対し、「薔薇の花びらが全て落ちるまでに、愛し愛され
ることを学ばなければ、呪いは永遠に解けない」と告げ城を後にし、人々から
王子たちの記憶を消し去ってしまう。


少し長い話になるので途中を大幅に端折って───。


ヒロインのベルは野獣を助けようとするものの、銃撃を受けた彼は、もはや手遅
れであり、ベルへの愛情の言葉を残して息絶えてしまった。そして野獣の死と同時
に薔薇の花びらが全て落ちてしまい、家来たちも人格を失いただの家具になって
しまう。野獣の遺体を前にベルは愛を告げるが、そこに魔女が正体を現し、愛し愛さ
れることを知った野獣の呪いを解く。野獣や家来たちは生き返り、人々は失って
いた王子の記憶を取り戻す。元に戻った王子は人々を招待して舞踏会を開催し、
ベルと愛を確かめ合いながらダンスを踊るのであった。




──と、まあハッピーエンドで終わります。

ディズニー作品の特徴として、ハッピーエンドは欠かせませんよね。

また、この作品は「ミュージカル映画」でもあります。


ディズニー作品については詳しくないので、原作がフランス民話であること
を知りませんでした。

まあ、考えて見れば「白雪姫」なんかもそうですから、当たり前と言えなくも
ないですが。

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◆迷走解説。



この「美女と野獣」の実写映画は注目していた作品の一つです。

みたいというのではないですが、ヒットするかしないかに大変興味がありました。
それはこの作品がミュージカル映画でもあるからです。


このブログを書くようになってから、アニメの実写化にはどうすればよいかと
ずっと考えていました。
アニメ一辺倒がどうも好きではなく、もっと実写に頑張ってほしいと思っている
からです。

アニメよりも実写の方が良い作品もあるので、何でもアニメにすれば良い
という風潮に異を唱えたいのです。
まったく同じように、何の考えもなしに実写化するのは間違っているとも
考えています。


この一つの解決方法が、「2.5次元ミュージカル」の成功にあると思っています。

これをさらに一歩進めて、映画作品にと考えていました。
それを今回の「美女と野獣」のヒットで確認できたような気がします。

そして今年の「アカデミー賞」が「ラ・ラ・ランド」が受賞し、アニメでは
「アナと雪の女王」が記録的な大ヒットを飛ばしました。
つまりミュージカルという手法はかなり広くかつ強力な武器でもあった訳です。

それをこのブログを書くようになってから気がついて考えていました。



特にもう完成して後は公開を待つだけの実写映画版「ジョジョの奇妙な冒険」は
これほどミュージカルにあう作品はないのではないかと思えるほどです。

残念ながら海外、スペインだったと思いますがロケをして原作に近いビジュアル
で撮影していますがミュージカルではありません。


ジョジョはストーリーがという以前に何よりも前に過剰なビジュアルが前にくる
作品です。
これを普通に作ってもビジュアルを生かし切れているとは思えなかった。

以前からずっと、アニメを見ていてももっと音楽が入って踊ってと言うような
ミュージカル的演出をなぜしないのかと思うほどでした。
もし自分が「ジョジョの奇妙な冒険」を作ったらミュージカル仕立てにした
であろうと思います。


そして最後にもう一点、最近改めて痛感していることがあります。

それは物語のハッピーエンドの力です。

この「美女と野獣」だけではなくディズニー作品の殆どがハッピーエンドで
終わる作品です。

それはディズニーの理念とも呼べる一貫したものですが、それがある故に
沢山のヒット作品を生み出し続けているのだと思います。


それでは、次回でまたお会いしたいと思います。

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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ | イタリアのアニメ人気

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『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』


今回はちょっと変わったイタリア映画を取り上げたいと思います。

「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」です。
監督は「ガブリエーレ・マイネッティ」さんです。


このタイトルから日本のアニメ、「鋼鉄ジーグ」の実写化映画かと思われる
かも知れませんが、これが違うんですね。

確かにアニメ「鋼鉄ジーグ」をリスペクトした映画ではあるのですが、
実写化などではありません。


面白いのは評価が高くて、イタリアのアカデミー賞に当たるダヴィッド・
ディ・ドナテッロ賞では最多16部門にノミネートされ、主演男優賞、
主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、新人監督賞、プロデューサー賞、
編集賞の最多7部門を受賞しています。

本作に対して原作者の永井豪さんは「犯罪と汚濁まみれのローマの下町で、
アニメヒーロー『鋼鉄ジーグ』に憧れる女性の為、正義の戦いに立ち上がる
“男の純情”が美しい!! 『ガンバレ、君は鋼鉄ジーグだ!!』」とコメント
されていますね。



個人的にこういうアニメ作品をリスペクトした少し変わったアプローチの映画
があっても良いと思います。

なにも実写化やリメイク作品が全てではありません。



内容なんですが、主人公はチンピラなのですがその兄貴分が殺されて
しまいその娘を助けることになります。
その娘が心を病んだ女の子で「鋼鉄ジーグ」のマニアだったのです。
この女の子が鋼鉄ジーグが本当にいると思っていました。
その娘を助けて一緒に生活している間に正義に目覚めていき、この
娘が殺されてしまうのですがその後、鋼鉄ジーグのマスクをかぶり
正義をなすために夜の街に消えて行くところで終わります。


ですから基本的に、「鋼鉄ジーグ」そのものは描かれていません。
物語としては少し「クロウ」に似ている感じがあります。

また、非常に説得力のない点が一つあって、この主人公、超人のパワーを手に
入れますがこれが盗みをして逃げているときに入った川にあってこれがどうにも
な内容でした。

それを除くと悪い話ではないですね。
イタリアらしいヒーローものなのかも知れません。


追加情報としては、当時、鋼鉄ジーグ」がイタリアへ輸入されるや大人気となり、
主題歌「鋼鉄ジーグのうた」も大ヒットしたらしく、数多くの歌手やバンドから
カバーされ、自動車会社ルノーが水木一郎の歌う日本版のオリジナル主題歌を現地
のCMに採用したほど人気があったようです。

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◆迷走解説。



原作となっているアニメ「鋼鉄ジーグ」は1975年に放送されています。

原作は永井豪さんとダイナミックプロなのですが、「マジンガーZ」の大ヒット
からやたらとアニメ企画のロボット作品が多数作られていました。

その中の一つなのですが、この「鋼鉄ジーグ」はみていますが、あまり
記憶にしっかりと残っていません。
むしろ同じ「マグネロボ」シリーズの「マグネロボ ガ・キーン」の方が印象
に強く残っています。


変身ヒーローものの原作は石森作品が多く、ロボットものは永井豪作品が
とても多かったと記憶しています。
永井豪さんは石森先生のお弟子さんですから、姉弟揃ってアニメ化タイアップ
作品がとても多かったことになります。


マジンガーの「超合金シリーズ」、マグネロボの「マグネモシリーズ」があり
ましたね。

当時はロボットイコールおもちゃのようなところがあって、今のホビーコンテンツ
の元になったようなものです。
今のようにいろいろなシリーズやゲーム作品がなかった時代ですから、超合金
シリーズなどは絶大な人気がありましたね。

今でもマニアがいるほど人気が残っています。
個人的には興味は薄いですが。



アニメファンの多くは、自分たちが好きでみているアニメが無条件で海外でも
人気があると信じられていますがそれは違います。
このブログではよく指摘しているのがかなりズレた認識ですね。


萌えアニメを中心に日本のアニメファンと同じ視点で人気があるのは、
フィリピンやシンガポール台湾といった文化圏が近い国々です。

今でもあまり変わらないとは思いますが、サークル活動をしていた時に話した
人たちの認識では海外といえばアメリカやヨーロッパの国々でも同じ人気がある
と思い込んでいました。

これはあり得ないのです。

またヨーロッパでアニメ人気が出てき始めたは「アキラ」以降で殆どの日本
アニメが知られていませんでした。



昔の「アルプスの少女ハイジ」のように世界名作劇場として作られていたアニメ
作品の数々は何の問題もなく海外でも放映されていました。
幼児向けは規制されておらず、かなり浸透していたようで海外では日本のアニメとは
知られておらず認識としては自国で作られているアニメだと思って視聴されていた
ようです。

実はこれ、もう何十年も昔になりますが当時親の仕事のために海外での生活
のある人がそのときの体験談として話していました。

こういう海外での生活がある方も話していますが海外ではアニメは子供が
みるものであって、大人がみることはないのが普通です。
それは今でも緩くはなっていますが、大きく変わってはいないようです。



当時は今のようにインターネットがありませんでしたので、日本のアニメ情報
がダイレクトに入ってくる環境はありません。
また、国によっては規制などがあるのでアニメよっては放送や公開することも
できない場合があります。

また、一時期はアメリカが日本のアニメの権利をやたらと得ようと活発に動いて
いた時もあるのですが、これは作る予定があるからではなく先に権利を押さえて
おいて後で考えるのが普通だったからです。

ですので有名な「アキラ」は何度も映画制作の話が浮上してはそのたびに
二転三転してまったく作られないまま10数年たった今でも具体的に進んでいない
のです。



今はネットを通じて興味のある人は日本から直接アニメ情報は得ているでしょうが
それでも人気は日本とは違います。

正直、イタリアでここまで「鋼鉄ジーグ」が人気があるのを知りませんでした。
「デジタルモンスター」が人気があるのは知っていましたが。

イラクでは「UFOロボ グレンダイザー」が人気だったらしいですね。



日本のアニメファンは自分たちのアニメ人気をそのまま海外に移したように
考えているのです。

日本国内でも聖地もそうですが何か新しいアニメの施設が作られたという
情報はメディアからも個人からも発信されてくるのですが、では「神戸アニメ
ストリートが6月末での閉鎖」が予定されていますし、東京でも同じような
ことが起こっています。

こういう閉鎖や撤退、倒産という情報はけっこう多いのですが、アニメファンの
間からはまったく一言も聞こえてきません。
こういう現実を長くみているとどうしてもそこに無意識な情報操作をファンも
メディアも一緒に行っているのではないかと思えてくるのです。


前回のアニメ業界の現実についてもそうなんですが、絶えず現実との乖離という
問題に直面させられます。


最後に、宇宙を舞台に賞金稼ぎたちの活躍を描くスタイリッシュなアニメ
「カウボーイビバップ」がアメリカで実写テレビシリーズ化されるそうです。

こういう情報は実際に制作されてからでないとという但し書きが必要ですが、
海外での人気もかなり高いものがありましたし、内容も海外で実写化されても
おかしくないような作品でした。

ですから可能性はかなり高いのではないかと感じています。


それでは、また次回でお会いいたしましょう。

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